関西空港海上保安航空基地によりますと、4日午後1時半すぎ、関西空港と大阪 泉佐野市を結ぶ連絡橋に船が衝突したということです。
関西空港海上保安航空基地によりますと、4日午後1時半すぎ、関西空港と大阪 泉佐野市を結ぶ連絡橋に船が衝突したということです。
空港に設置されているカメラからは、滑走路や駐機場が広い範囲にわたって浸水している様子がうかがえます。 関西空港は、大阪府南部の沖合およそ5キロを埋め立てて建設された海上空港です。また、関西空港では携帯電話がつながりにくくなっているということです。関西エアポートで被害の状況をさらに調べています。
長野と群馬の県境にある浅間山で、16日午前、およそ4キロ離れた場所で微量の降灰が確認され、気象庁は山頂火口でごく小規模な噴火が発生したもようだと発表しました。気象庁は引き続き噴火警戒レベル2の火口周辺警報を発表して、火口からおおむね2キロの範囲では、噴火に伴う大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。 このため気象庁は浅間山で16日午前、山頂火口でごく小規模な噴火が発生したもようだと発表しました。浅間山で噴火が発生するのは、6年前の平成21年5月の小規模な噴火以来です。 気象庁は浅間山では今後も小規模な噴火が発生するおそれがあるとして、引き続き噴火警戒レベル2の火口周辺警報を発表して、山頂の火口からおおむね2キロの範囲では、噴火に伴って大きな噴石が飛ぶおそれがあるとして立ち入らないよう警戒を呼びかけています。 浅間山は長野と群馬の県境にある標高2568メートルの活火山で、周辺には軽井沢など
神奈川県の箱根山では、5日夜も震度1の揺れを伴う地震が発生するなど、火山性地震の多い状態が続いています。気象庁は、箱根山では火山活動がさらに高まっていると考えられ、今後、大涌谷周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が起きるおそれがあるとして、午前6時に火口周辺警報を発表し、大涌谷の周辺には立ち入らないよう呼びかけています。 また、箱根山周辺に設置されている傾斜計では、先月下旬から、地震の増加に伴って、山が膨らむ傾向を示す僅かな地殻変動が観測されているほか、5日の現地調査で、大涌谷にある温泉施設の1か所で蒸気が勢いよく噴き出している状態が確認されています。 気象庁は、箱根山では火山活動がさらに高まっているとみられ、今後、大涌谷周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生する可能性があるとして、6日午前6時に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを「レベル1」から火口周辺の立ち入り規制を呼びかける「レベル2」に
火山噴火予知連絡会の検討会は、気象庁が発表する防災情報の改善策を議論し、今後、警報の発表や噴火警戒レベルの引き上げには至らないものの、活動に変化があった場合には、変化に応じた臨時の情報であることが分かるように発表し、レベル1の情報に記載されていた「平常」という表現は、取りやめることになりました。 これまでの議論によりますと、火口周辺警報や噴火警報、それに防災対応を5段階で表す「噴火警戒レベル」など、これまでの情報の枠組みは基本的に維持しながら、火山活動の変化が分かりやすく伝わるように見直すとしています。 このうち、警報の発表やレベルの引き上げには至らないものの、活動に変化がみられた場合に発表する「解説情報」は、変化に応じた臨時の情報であることが分かるように発表し、気象庁や地元の自治体などの対応や火山での注意点なども記述するとしています。また、噴火警戒レベルが最も低い、「レベル1」のときに情
御嶽山の噴火で、いち早く現場に入った消防隊が撮影した映像には、無数の噴石が飛び散った痕跡が山肌に残されていたほか、けがをして動けなくなり、丸一日、助けを待っていた生存者を発見する様子が映されていました。 噴火の翌日、最も被害が大きかった山頂付近に入った名古屋市消防局が撮影した映像には、無数の噴石が飛び散った痕跡が山肌のあちこちにクレーターのように残されていました。 また、山頂付近にある神社から山すそを見下ろした映像には、辺り一面がグレー1色で、山小屋や、神社に続く階段も降り積もった火山灰で埋もれています。 山頂付近では、隊員が火山ガスの濃度を測るために手に持っていた検知器が鳴り響くなか、捜索活動が続けられる様子も映されています。 また、心肺停止の状態の人を発見しても、積もった火山灰に足を取られて搬送も思うようにいかず、大勢の隊員で担架を支えながら、斜面を慎重に降ろしていました。 さらに山頂
戦後最悪の火山災害となった御嶽山の噴火で、長野県の対策本部は4日、行方が分からなくなっている登山者の捜索を行い、新たに4人の死亡が確認されました。 今回の噴火で亡くなった人は51人になりました。 5日の捜索については台風の状況を見ながら再開するかどうか判断することにしています。 先月27日に起きた御嶽山の噴火で、長野県の対策本部は4日、およそ1000人の態勢で、捜索を行いました。 その結果、山頂の南側に位置する八丁ダルミの東側の斜面を横切る登山道の周辺から3人、山頂北側の二ノ池付近から1人の合わせて4人が見つかり、いずれも死亡が確認されました。 これで今回の噴火で亡くなった人は51人になりました。 また、4日死亡が確認された4人のうち、3人の身元が判明しました。 身元が分かったのは▽愛知県豊田市平和町の小学5年生、長山照利さん(11)、▽愛知県春日井市の会社員、河合芳夫さん(23)、▽岐阜
警察によりますと、御嶽山の噴火で心肺停止の状態で見つかり、ふもとに搬送された48人全員の死亡が確認されました。 火山災害としては戦後最悪となりました。 御嶽山の噴火で自衛隊や警察消防は、1日朝から1000人余りの態勢で、山頂や登山道での捜索を再開しました。 そして1日午前、山頂南側の八丁ダルミ付近で新たに7人が、その後、山頂付近で5人が、いずれも心肺停止の状態で見つかりました。 このほか、ふもとに搬送された人のうち、新たに13人の死亡が確認されました。 そして、ふもとに搬送された48人全員の死亡が確認されました。 戦後最悪の火山災害に 国内の火山活動による被害としては、死者と行方不明者が43人に上った23年前、平成3年6月の長崎県の雲仙普賢岳の火砕流を上回り、火山災害としては戦後最悪の被害となりました。
長野県が御嶽山の山頂付近などに設置している地震計が老朽化で故障し、先月27日の噴火当時、データを観測できない状態だったことが分かりました。 長野県は、昭和59年の長野県西部地震をきっかけに、土砂崩れの兆候を観測するために、平成9年度から12年度にかけて御嶽山の周辺に3つの地震計を設置しました。 しかし、このうち御嶽山の山頂付近と山頂からおよそ10キロ離れた斜面に設置されている2つの地震計は、先月27日の噴火当時、データを観測できていませんでした。 この2つの地震計は、老朽化によって去年6月から8月にかけて故障し、1年以上にわたって揺れを観測できない状態が続いていたということです。 県では、代わりに監視カメラや雨量計を使って御嶽山を監視していていましたが、今月中旬から新たな地震計の設置を行う予定だったということです。 御嶽山には、長野県のほかに気象庁が火口の周辺など12か所に地震計を設置して
長野と岐阜の県境にある御嶽山の噴火で、警察や自衛隊などが山頂付近で救助活動を進めた結果、心肺停止になっている31人の登山者らを確認し、このうち男性4人の死亡が確認されました。 4人のうち2人は名古屋市の23歳と45歳のいずれも男性だということです。 御嶽山の噴火で、警察や消防、それに自衛隊は合わせて550人の態勢で山頂付近で救助活動を進めました。 その結果、救助に入った警察官などが、山頂付近の登山道や山小屋の周辺で心肺停止になっている31人の登山者らを確認しました。 このうち男性4人については、午後6時すぎから順次山のふもとにある小学校だった校舎に搬送され、死亡が確認されました。 警察によりますと、4人のうち2人は、名古屋市中川区の浅井佑介さん(23)と名古屋市中村区の三浦勇さん(45)だということです。 警察は残りの2人についても確認を進めています。 また、警察によりますと、長野県側で3
長野と岐阜の県境にある御嶽山の噴火で、警察や自衛隊などは、山頂付近で救助活動を進めた結果、これまでに心肺停止になっている31人の登山者らを確認したということです。 警察や自衛隊は、硫黄の臭いが強いことなどから山頂付近での救助活動を中断し、下山を始めました。 被害情報 御嶽山の噴火で、警察や消防それに自衛隊は、28日朝から合わせて550人の態勢で救助活動を再開し、午前11時半ごろ山頂付近に到着しました。 警察によりますと、救助に入った警察官などが山頂付近で心肺停止になっている31人の登山者らを確認したということです。 このうち、4人について山のふもとに向けて搬送していて、ほかの人たちについてはどのように搬送するか検討するとしています。 警察や自衛隊は、硫黄の臭いが強いことなどから山頂付近での救助活動を中断し、下山を始めました。 警察などは、ほかにも安否の確認ができない人がいないか情報収集を進
長野と岐阜の県境にある御嶽山の噴火で、警察や消防によりますと、7人が意識不明で、29人が重軽傷を負ったということです。 山小屋には、まだ、登山者などおよそ40人が残ったままになっていて、警察は28日朝から救助活動を再開しています。 警察によりますと、御嶽山の噴火で、山頂や御嶽神社付近にいた7人が火山灰に埋もれ、このうち1人は救助されましたが意識はなく、残る6人も火山灰に埋もれたまま意識不明だいうことです。 この7人とは別の場所で4人が倒れているという情報があり、確認を急いでいます。 また、長野県の木曽広域消防本部や警察によりますと、岐阜県側の2人を含め、合わせて29人が重軽傷を負ったということです。 このほか、消防には、山に行ったまま連絡が取れないという通報や、登山道などで倒れて動かない人がいるといった複数の通報が寄せられているということです。 一方、噴火のあと、登山者などおよそ230人が
御嶽山の噴火で、東京消防庁は、ハイパーレスキュー隊や山岳救助隊など合わせて51人を現地に派遣しました。 28日の明け方には到着する予定で、救助活動や被害の確認に当たることにしています。
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