23日午前、群馬県の北西部にある草津白根山で振幅の大きな火山性微動などを観測し、気象庁は「草津白根山の本白根山が噴火した模様だ」と発表しました。また、東京工業大学の観測で、火口から1キロ以上、噴石が飛んだことが新たに確認されたことなどから、気象庁は午前11時50分、「噴火警戒レベル」を「火口周辺規制」を示すレベル2から「入山規制」を示すレベル3に引き上げ、本白根山の鏡池付近からおよそ2キロの範囲で噴石などに警戒するよう呼びかけています。
長野と群馬の県境にある浅間山で、16日午前、およそ4キロ離れた場所で微量の降灰が確認され、気象庁は山頂火口でごく小規模な噴火が発生したもようだと発表しました。気象庁は引き続き噴火警戒レベル2の火口周辺警報を発表して、火口からおおむね2キロの範囲では、噴火に伴う大きな噴石に警戒するよう呼びかけています。 このため気象庁は浅間山で16日午前、山頂火口でごく小規模な噴火が発生したもようだと発表しました。浅間山で噴火が発生するのは、6年前の平成21年5月の小規模な噴火以来です。 気象庁は浅間山では今後も小規模な噴火が発生するおそれがあるとして、引き続き噴火警戒レベル2の火口周辺警報を発表して、山頂の火口からおおむね2キロの範囲では、噴火に伴って大きな噴石が飛ぶおそれがあるとして立ち入らないよう警戒を呼びかけています。 浅間山は長野と群馬の県境にある標高2568メートルの活火山で、周辺には軽井沢など
群馬県の草津白根山について、火山噴火予知連絡会は「火山活動が活発化しており、今後、小規模な噴火が発生する可能性がある」という検討結果をまとめました。 気象庁は噴火警戒レベルを平常の「レベル1」から火口周辺規制の「レベル2」に引き上げて、火口から1キロ程度の範囲に立ち入らないよう呼びかけています。 火山噴火予知連絡会は、群馬県の北西部にある草津白根山の火山活動について、3日、気象庁で開いた定例の会合で最新の観測データを検討しました。 それによりますと、ことし3月上旬から、山の直下を震源とする火山性の地震が増えているほか、地殻変動のデータでは山頂付近が僅かに膨張する変化がみられるということです。 また、先月以降、火口直下の温度の上昇を示すと考えられる観測データの変化もみられるということです。 このため火山噴火予知連絡会は、「火山活動は活発化しており、小規模な噴火が発生する可能性がある。火口から
群馬県の北西部にある草津白根山で、6日夕方以降、火山性の地震が増えていて、気象庁は火口付近では引き続き火山ガスの噴出などに注意するよう呼びかけています。 気象庁の観測によりますと、群馬県の北西部にある草津白根山では、6日夕方から山の直下を震源とする火山性の地震が増えています。 この1年余りは多いときで1日に数回程度でしたが、7日午後4時までの24時間で35回観測されたということです。 地震の回数が24時間で30回を超えるのはおととし4月以来です。 火口付近の噴気や地殻変動に特段の変化は見られないため、気象庁は、「直ちに噴火につながるような兆候は見られない」としています。 気象庁は火口からおよそ500メートルの範囲では、引き続き火山ガスの噴出などに注意するよう呼びかけています。
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