5年ごとに国が調査している都道府県別の平均寿命。 長野県が、男女ともに最も長生きであることが分かりました。 長野県の男性の平均寿命は80.88歳で、5回連続1位。 そして、女性は87.18歳で、昭和50年の調査から、常に1位だった沖縄県を抜いて初めて1位になりました。 全国平均と比べると、男性は1年3か月ほど、女性も10か月ほど、平均寿命が長いという結果です。 なぜ長野県が全国一の長寿県になったのか。 長野放送局の山口雅史記者が解説します。 長寿県で健康県 長野県の平均寿命は5年前の調査と比べ、男性が1.05歳、女性が0.7歳伸びています。 長野県の平均寿命が伸びた秘けつ。 キーワードは「減塩」と「寝たきり防止」です。 秘けつその1:食生活の改善 「減塩」について、長野県は昭和50年代から食生活の改善に取り組んできました。 長野県は山あいの土地で昔から塩で食品を保存する習慣が