JR東日本が30日に発表した2020年4~6月期の連結決算は、最終損益が1553億円の赤字と四半期で過去最大の赤字になった。新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が広がって鉄道利用が激減し、売上高が半分以下になった。営業損益は2四半期連続で赤字になり、新型コロナによる業績悪化が赤字になりにくいインフラ企業にも広がっている。最終赤字はこれまで東日本大震災の影響があった11年1~3月期(614億円
JR東日本の清野智社長は7日の定例記者会見で、同社の中央東線と多くの区間でルートがほぼ並行するJR東海のリニア中央新幹線構想について、アクセス面でリニア利用者の利便性確保に一定の関与をする必要性は認めたが、現段階では「(JR東海と)全く話し合っていない」と述べた。 中信や諏訪地方などから長野や山梨県内のリニア駅を利用する場合、中央東線を経由することも想定され、利用者の利便性を高めるためには運行面などで両社間の協力は不可欠。だが、リニア開業で中央東線の特急の利用者が減り、JR東日本の経営に影響が出る可能性もあり、協力の実現には不透明な面がある。 清野社長は会見で、中間駅の位置や地元負担問題などを挙げて「JR東海にも解決しなければならない問題がいっぱいある。どうなるか分からない」と指摘。両社間の協議入りは「何年か後に(リニア建設の)具体的なタイムスケジュールがしっかりしてきた段階になってか
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