ことし、将棋の新人王の最年少記録を更新し、通算勝利数が100勝に迫っている高校生棋士、藤井聡太七段(16)が、1日、インターネットの番組で初めて解説を務め、トップ棋士どうしの戦いを独特の落ち着いた言い回しで分析しました。 その藤井七段が1日、将棋の八大タイトルの1つ、「叡王戦」の羽生善治竜王と前の王位、菅井竜也七段の実力者どうしの対局のインターネット番組で初めて解説を務めました。 藤井七段は、駒を並べた「大盤」の横に先輩の棋士とともに立ち、刻々と変わる形勢の判断や指し手の予想などを行いました。 藤井七段が対局を解説するのはこれが初めてで、過去に羽生竜王、菅井七段と対局した経験を踏まえながら、「そろそろ激しくなると思います」「桂馬を軸に攻めていくのかなと思います」などと独特の落ち着いた言い回しで説明していました。 また、解説中には、ファンから寄せられた質問に答える形で、私生活について明かす場