このメーカーでは年間18万本ほどの日本酒の製造・販売を手がけていますが、去年の年末ごろから商品に必要な一升瓶が手に入らなくなったといいます。 このメーカーでは商品ごとに異なる色の一升瓶を使っていて、これまでなら注文してから2週間ほどで届いていたといいます。 ところが、1月に発注した一升瓶は3月下旬となった今も届いていないということです。 この影響で一升瓶サイズの主力商品の販売を3月から中止せざるをえなくなり、720ミリリットルのサイズだけを売ることになりました。 瓶の納入業者に問い合わせても、いつごろ入ってくるかはわからないと言われています。 一升瓶で1日あたり700本を製造する予定だったのが、720ミリリットルの瓶で1000本を製造することにしたため、作業にかかる時間がおよそ1.5倍に増えたうえ、利益面でも苦しいといいます。 3月の売り上げは去年の同じ時期と比べて10%ほど減少する見込み