25日午後4時半ごろ中野市江部で、男が女性2人をナイフで刺したうえ、通報を受けて駆けつけた警察官2人を猟銃で撃って近くの住宅に立てこもりました。 この事件で現場近くに住む村上幸枝さん(66)と竹内靖子さん(70)、それに中野警察署の玉井良樹警部補(46)と池内卓夫巡査部長(61)の4人が死亡しました。 立てこもったのは中野市議会議長の長男で農業を営む青木政憲容疑者(31)で、警察は事件から半日がたった26日午前4時半すぎに身柄を確保し、池内巡査部長に対する殺人の疑いで逮捕しました。 警察によりますと調べに対し「殺しました。撃ったことは間違いありません」と容疑を認めているということです。 また、その後の調べで、動機について「被害者の女性に悪口を言われたと思って殺した。射殺されると思ったので駆けつけた警察官も殺した」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で分かりました。 警察はさら
人気の観光地、長野県諏訪市の霧ヶ峰高原で4日に発生した山火事では、近くの別荘地に避難指示が出され180人余りが避難しています。長野県は自衛隊に災害派遣を要請し、ヘリコプターで放水を行うなど態勢を強化して消火活動を進めています。 4日午後、諏訪市の霧ヶ峰高原で発生した山火事では、これまでに少なくとも草原などおよそ9ヘクタールが焼け、夜を徹して消火活動が行われました。 警察によりますと、けが人や建物の被害は確認されていません。 諏訪市に隣接する茅野市は現場近くの別荘地2か所に避難指示を出していて、4日午後10時50分時点で、71世帯189人が小学校などに避難しているということです。 また、現場周辺の道路は、通行止めが続いています。 長野県は5日未明、自衛隊に災害派遣を要請し、新たに自衛隊のヘリコプター2機が上空からの放水にあたるなど、態勢を強化して消火活動を進めています。 霧ヶ峰高原は、一面の
5日に長野市の善光寺にある「びんずる尊者」の木像が盗み出された事件で、逮捕された34歳の容疑者が、動機について「びんずるに恨みがあった」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材でわかりました。警察は事件にいたるいきさつを詳しく調べることにしています。 5日午前、長野市の善光寺の本堂に置かれ、なでることで御利益があるとされている「びんずる尊者」の木像が盗まれ、およそ2時間半後に60キロほど離れた松本市内の車の中で見つかりました。 この事件では車を運転していた熊本県の森本晋太郎容疑者(34)が盗みの疑いで逮捕され、警察の調べに対し容疑を認めているということです。 警察は動機などについて調べを進めていますが、捜査関係者によりますとこれまでの調べに対し容疑者は「びんずるに恨みがあった」という趣旨の供述をしているということです。 一方、恨みを持った理由についてはあいまいな説明をしているとい
5日朝、長野市の善光寺にある釈迦の弟子の「びんずる尊者」の木像が本堂からなくなり、警察は何者かに盗まれたとみて捜査しています。 警察によりますと、5日午前8時ごろ、長野市の善光寺にある釈迦の弟子の「びんずる尊者」の木像がなくなり、善光寺の関係者から警察に通報がありました。 警察が駆けつけたところ、「びんずる尊者」は通常ある本堂の台の上になく、警察は何者かに盗まれたとみて捜査しています。 5日、善光寺では「諸事情により本日びんずる尊者はお参りできません」と掲示されていました。 「びんずる尊者」は300年以上前につくられたとされ、本堂を入ったすぐの場所にあり、体をなでたしゃもじでごはんを食べるとその年1年、病気やけががないとされています。 毎年1月には、この木像を善光寺の本堂で引き回して1年の無病息災を祈る、恒例の「びんずる廻し」が行われています。 「びんずる尊者」とは 善光寺のホームページな
29日午後、長野県小谷村のスキー場のコース外にあたるバックカントリーで、スキーをしていた外国人の複数のグループの一部が雪崩に巻き込まれました。 大半が自力でふもとに下山し、1人が右肩の痛みを訴えて病院に搬送されましたが、現場には意識不明の男性2人がいるということで、警察は30日朝、現場付近を捜索することにしています。 29日午後2時半ごろ、長野県小谷村にある栂池高原スキー場のコース外にあたるバックカントリーで雪崩が発生したと外国人のスキー客から警察に通報がありました。警察や消防によりますと、現場では少なくとも外国人の3つのグループのあわせて10人以上がスキーをしていて、このうち少なくとも5人が雪崩に巻き込まれたということです。 夜になって大半が自力でふもとに下山し、このうち1人が右肩の痛みを訴えて病院に搬送されました。また、これまでの聞き取りで、雪崩が起きた現場には意識不明の男性2人がいる
長野市は1軒の住民からの騒音への訴えをきっかけに、公園の廃止を決めました。 私(記者)が、この住民や市の担当者など、当事者に直接話を聞いたところ、公園設置当初から“ボタンの掛け違い”があったことがわかり、誰が公園を管理するのかという現実的な課題も浮かび上がってきました。 (橋本慎也) 少数意見はクレーマー? 本人の声を聞かなければ 長野市の住宅街にある公園「青木島遊園地」は、地元区長会の要望を受けた長野市が、2004年に民有地を借りて整備しました。 公園ができる前から住んでいた1軒の住民が、設置当初から「子供が騒がしい」などと訴え続けたことをきっかけに、市が廃止を発表。ネット上では炎上状態となりました。 直後の報道では、訴えた住民の声は紹介せず、住民が悪いという一方的な批判が相次ぎました。 私は、市側の説明だけでなく直接本人の話を聞いてみようと、他社の記者が断られて帰っていく姿を横目にしな
人気漫画「鬼滅の刃」で主人公が修行中に切った岩とよく似た岩が、長野県須坂市の遊歩道脇にあると、話題を集めています。 散歩やトレイルランが楽しめる須坂市の「坂田山共生の森」の遊歩道の脇には、高さおよそ2メートル、幅およそ3メートルの大きさで、真ん中に割れ目が入った「竜の割石」と呼ばれる巨大な岩があります。 この岩が、人気漫画「鬼滅の刃」で主人公が修行中に切った岩とよく似ていると、話題になっています。 漫画の主人公や登場人物の衣装を身に着けた親子連れも訪れていて、刀で岩を切るシーンを再現したり、記念写真を撮ったりして楽しんでいました。 小学3年の男の子は「岩がとても大きくて、切るのが楽しかったです。主人公の気持ちが味わえました」と話していました。 遊歩道の整備などを行うNPO法人の清水信孝理事長は、「訪れる方には、間隔をとってもらうなど新型コロナウイルスの感染防止に注意してもらい、より多くの人
登山者に人気がある長野県の北アルプス・白馬岳の「白馬大雪渓」を通るルートは、大規模な崩落が発生したため、20日から通行止めとなっています。 村によりますと、ことしにかけての記録的な雪不足で積雪が少ないうえ、この夏の長雨と猛暑の影響でここ数日で急激に雪どけが進み、雪渓で大規模な崩落が発生したことが18日までに確認されました。 このため村は、登山者の安全確保のため20日からこのルートを通行止めにしています。 村は、年内の規制解除は難しいとして、白馬岳へは隣の小谷村側から向かう、う回ルートを利用するよう呼びかけています。 村には、登山を目的に例年、3万人以上が訪れますが、ことしは新型コロナウイルスの感染拡大で、山小屋が営業休止になるなど影響が及んでいて、登山に訪れる人は先月までの時点で去年の同じ時期の3割ほどに落ち込んでいます。 村は「異常気象で山岳観光のメインルートである大雪渓まで通れなくなり
長野県須坂市のぶどう畑から高級ぶどう「シャインマスカット」など、4万円相当を盗んだとして、新潟県の68歳の男が逮捕されました。シャインマスカットは毎年、出荷を迎えるこの時期に盗まれる被害が相次いでいて、警察が警戒を呼びかけています。 長野県内ではシャインマスカットなどのぶどうが、毎年、出荷を迎えるこの時期に盗まれる被害が相次いでいます。 警察が8日夜、市内のぶどう畑周辺をパトロールしていた際、車に乗っていた板鼻容疑者に職務質問をしたところ、車内から盗まれたぶどうが見つかったということです。 調べに対し容疑を認めているということです。 また、中野市でも今月6日、ベトナム国籍の技能実習生2人が、市内の畑からシャインマスカットを盗んだうえ、畑の管理人の腕にかみついてけがをさせたなどとして、強盗傷害などの疑いで8日、逮捕されています。 警察によりますと調べに対し2人は「自分たちで食べるつもりで盗ん
22日夕方、長野県御代田町で走行中の北陸新幹線に農業用ハウスが接触し、北陸新幹線は長野県と群馬県の高崎駅の間の上りと下りで6時間余りにわたって運転を見合わせました。 JR東日本によりますと、22日午後6時すぎ、御代田町を走行していた上りの北陸新幹線「はくたか570号」が、農業用ハウスと接触しました。 JRによりますと、進行方向に向かって左側の線路脇の壁に農業用ハウスが引っ掛かっているのを運転士が見つけ、緊急ブレーキをかけましたが、停車しきれず接触したということです。 乗客およそ160人にけがはありませんでした。 この影響で北陸新幹線は長野駅と高崎駅の間の上りと下りで運転を見合わせ、およそ6時間後の23日午前0時半にいずれも再開しました。 これにより上りと下りの合わせて26本に運休や遅れが生じ、乗客合わせておよそ2600人に影響が出たということです。 長野地方気象台によりますと県内は22日午
22日、長野県小諸市で農作業中に雷に打たれたとみられる男女2人が意識不明の状態で病院に搬送されましたが男性は死亡しました。 2人は外国人だということで、警察は現場で一緒に作業していた人から話を聞くなどして詳しい状況を調べています。 22日の午後5時半すぎ、小諸市柏木の畑で農作業をしていた男女2人が倒れていると、消防に通報がありました。 警察によりますと、2人は体にやけどをしていて雷に打たれたとみられ、いずれも意識不明の状態で病院に搬送されましたが、男性は死亡したということです。 2人を雇用しているという男性によりますと、2人はいずれも外国人で、4人でサニーレタスの苗を植える作業をしていたときに落雷があったということです。 警察は現場で一緒に作業していた人から話を聞くなどして詳しい状況を調べています。
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