マーモット(2016年5月25日撮影、資料写真)。(c)Jean Christophe VERHAEGEN / AFP 【5月7日 AFP】モンゴル最西部で、げっ歯類のマーモットの腎臓を生で食べた夫婦が腺ペストにかかって死亡したと、当局が6日、明らかにした。これを受けて現地では検疫が実施され、観光客らも隔離のため数日間にわたって足止めされたという。 【特集】世界各地で報告されている「難病・奇病」 今月1日に亡くなった夫婦は、ロシアと中国と国境を接するバヤンオルギー(Bayan-Ulgii)県の住民で、民族的にはカザフ人。地元自治体は、「2人の後に報告された感染例はない」と発表した。 同県は6日間の隔離措置を講じ、ロシアやドイツなどからの外国人観光客9人も県外に出ないよう求められた。そのうちの1人は、観光客は全員無事だと話している。 当局は、マーモットは腺ペスト菌を媒介する恐れがあるとして、