素材と文化に関するagrisearchのブックマーク (19)

  • インドの謎の鉄柱、1600年経った今もさびない理由とは?

    ニューデリーの有名な鉄柱。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産「クトゥブ・ミナールとその建造物群」の敷地内にある/Allen Brown/Alamy Stock Photo (CNN) 鉄の構造物が、風雨にさらされながら1600年もの間さびることなくそびえ立つことは可能なのだろうか。建造当時の技術不足を考えると、あり得ないことのように思える。 だが、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産に登録されている「デリーのクトゥブ・ミナールとその建造物群」(インド・ニューデリー南郊のメヘラウリー地区に位置する13世紀初頭に建てられた歴史的記念碑と建造物の複合建築群)の敷地内には、まさにこの謎を証明するような不思議な建造物がある。 クッワト・アルイスラム・モスクの中庭に入るとすぐに、上部に装飾が施された高さ7.2メートル、重さ6トンの鉄柱が目に入る。 注目すべき点は、この鉄柱はニューデリーの

    インドの謎の鉄柱、1600年経った今もさびない理由とは?
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    agrisearch 2024/05/19
    世界遺産「デリーのクトゥブ・ミナールとその建造物群」
  • 溶姫御殿のトイレから発見された高濃度の鉛の正体とは?|堀内秀樹 | 東京大学

    1983年に立ち上がった埋蔵文化財調査室で、約40年にわたって学内の発掘調査を担当してきました。江戸時代に加賀藩の江戸屋敷が置かれていた郷キャンパス。建物の改修や建設の度に学内各所で行われてきた発掘調査によって、その広壮な加賀藩邸の姿が明らかになってきました。 2013~14年に総合図書館前広場(アカデミックコモンズ地点)の工事に伴い行った発掘調査では、井戸、排水溝、便所の遺構が発掘されました。1827年に第11代将軍徳川家斉の二十一女・溶姫が、前田家13代斉泰に嫁いだ時に建てられた溶姫御殿の最奥部にあたる場所です。 御殿の正門である赤門から奥に広がる約5,200坪の広大な御殿でした。特に長局ながつぼねは、大奥と同じレイアウトで、その「三ノ側長局」、「三ノ側続長局」という女中が居住していたエリアから5基の便所が出土しました。土を掘り、その中に木桶を埋める構造でした。便槽は2基が対になって

    溶姫御殿のトイレから発見された高濃度の鉛の正体とは?|堀内秀樹 | 東京大学
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    agrisearch 2024/05/15
    「江戸時代に加賀藩の江戸屋敷が置かれていた本郷キャンパス」「これは白粉に含まれていた鉛が体内に取り込まれ、排出されたためだと推定されます」
  • 実は希少ではないダイヤモンドが高価な宝石になるまで

    写真の「センテナリーダイヤモンド」は世界最大級の無傷のダイヤモンドで、原石の重さは599カラットもあった。デビアスが所有する南アフリカのプレミア鉱山(現在の名称はカリナン鉱山)で1986年に発見された。センテナリーとは百周年の意で、デビアス社100周年を記念して名づけられたもの。(PHOTOGRAPH BY PATRICK LANDMANN, GETTY IMAGES) 1960年、グラディス・バブソン・ハンナフォードは、米フロリダ州立大学で課外授業を行った。「ダイヤモンド・レディー」の名で知られる彼女は、ダイヤモンドの「専門家」としてダイヤモンドに関する「教育的」な講演を年間数百回も行っていたが、実は広告代理店に雇われた人物だった。彼女に与えられた使命は、野心的かつシンプルなもの。それは「米国の女性にダイヤモンドを欲しがらせること」だった。(参考記事:「約5億円で落札、謎のブラックダイヤ

    実は希少ではないダイヤモンドが高価な宝石になるまで
  • 日本の『赤銅』は日本特有の合金で古代ギリシャの錬金術の研究者はテンション爆上がりだったらしい

    藤村シシン🏛神話受容史講座 @s_i_s_i_n 古代ギリシャの錬金術に対する論文でずっと「要するに日のShakudō!」って書かれててなんでわざわざ日語で表現するのかな、と思ってたら「赤銅」って日特有の合金だったんだ。 まさかの古代ギリシャ経由で日の合金について知れたのと、ここに来て日の刀剣をちゃんと見てこなかったツケが 2023-07-03 22:15:29 藤村シシン🏛神話受容史講座 @s_i_s_i_n 古代ギリシャの錬金術師が金属を「至高の紫化」してテンション爆上がってるのが日の刀剣とかの「赤銅8分挿し」に近いってことか……!? これは日にいるならいくらでも現物が見れそうだぞ。こんなに日刀を見たいの初めて。 2023-07-03 22:25:47 リンク Wikipedia 赤銅 (合金) 赤銅(しゃくどう)は、銅に3 - 5%の金を加えた合金である。象嵌細工

    日本の『赤銅』は日本特有の合金で古代ギリシャの錬金術の研究者はテンション爆上がりだったらしい
  • 宇宙から落ちてきた金属

    古代中国には、長い柄の先端に短剣と斧(おの)を併せもつ刃を取り付けた「戈(か)」と呼ばれる武器があった。鉄隕石(隕鉄)で作られた刃もあり、儀式用として王族に珍重されていたようだ。古代中国人が、隕鉄が空から来たことを知っていたかどうかはわからない。(ILLUSTRATION BY OWEN FREEMAN) 製鉄技術が誕生する以前、古代の人々は隕石に含まれる鉄で装飾品や武器を作っていた。 エジプトにある4400年前の王墓の内部で、あるシンボルを見つけようと、私は壁面をくまなく調べていた。 石灰岩の壁には、人類最古級の文字体系であるヒエログリフの象形文字――ハゲワシやフクロウ、目や足、ヘビや半円形など――が、整然と縦書きで刻まれている。 私が探していたのは、水を入れたボウルをかたどったような文字だ。私たちがいる前室は床から蛍光灯で照らされていて、歩き回る観光客やガイドの影が古代文字の刻まれた壁

    宇宙から落ちてきた金属
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    agrisearch 2023/05/31
    「製鉄が始まる以前の時代、一部の文明では鉄隕石(隕鉄)を使ってさまざまな物が作られていたことが明らかになってきた」
  • 古代ローマの建物はなぜ長持ちするのか、科学者が謎を解明

    古代ローマの建物が長持ちする「謎」を解明したとの研究が発表された/Emmanuele Ciancaglini/Getty Images 古代ローマの壮大な建造物は、何千年も存在し続けている。これはコンクリートの使い方を極めた古代ローマのエンジニアたちの創意工夫の証しだ。 しかし、彼らが使用した建設資材は、パンテオン(世界最大級の無補強のドームを有する)やコロッセオといった巨大な建造物を2000年以上も存続させる上で、どのように役立ったのか。 「ローマン・コンクリート」と呼ばれる古代ローマのコンクリートは、多くの場合、現代のコンクリートよりも長持ちすることが証明されている。現代のコンクリートは数十年以内に劣化することもある。古代ローマ人はいかにして建設資材をそれほど長持ちさせ、波止場、下水道、地震帯といった建設が困難な場所に複雑な構造物を建設できたのか。ある最新の研究を行っている科学者らは、

    古代ローマの建物はなぜ長持ちするのか、科学者が謎を解明
  • 「銅板に発生させた緑青を収穫」する動画が妙に気持ちよくてずっと見てたくなる「いい青だ」「全部惹かれる」

    リンク Wikipedia 緑青 緑青(ろくしょう)とは、銅が酸化することで生成される錆。青みがちな緑色をしていることから日語ではそのように呼ばれる(※言葉については後述する)。 銅合金の着色に使用されたり、銅板の表面に皮膜を作って内部の腐を防ぐ効果や、抗菌効果がある。 日では過去に、緑青には毒性があるとされてきたが、現在では否定されている。 日語名称「緑青(ろくしょう)」は、読んで字のごとく、この錆の色合いが「あおみどり(青緑)」であることから来ている。別称として「銅青(どうせい)」と「銅銹(どうしゅう)」があり、前者はこれも読 24 users 83

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    agrisearch 2023/03/13
    昔の農薬というのは花緑青だろうか。それなら毒性の成分はヒ素。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E7%B7%91%E9%9D%92 /ボルドー液(硫酸銅)は現役の重要な殺菌剤。
  • 新刊「世界史を変えた新素材」発売 : 有機化学美術館・分館

    10月28 新刊「世界史を変えた新素材」発売 「お前……生きていたのか!」という感じかと思いますが、有機化学美術館はまだ一応生きております。今回は、新刊のお知らせです。 筆者の約2年ぶりの新刊「世界史を変えた新素材」は、10月26日発売となりました。有機化合物と世界の歴史の関わりを綴った「炭素文明論」、同じく医薬と歴史を描いた「世界史を変えた薬」に続くもので、三部作完結編といってもいいでしょうか。 今回のテーマは「材料」です。目次は以下の通り。 はじめに――「新材料」が歴史を動かす 第1章 人類史を駆動した黄金の輝き――金 第2章 1万年を生きた材料――陶磁器 第3章 動物が生み出した最高傑作――コラーゲン 第4章 文明を作った材料の王――鉄 第5章 文化を伝播するメディアの王者――紙(セルロース) 第6章 多彩な顔を持つ千両役者――炭酸カルシウム 第7章 帝国を紡ぎ出した材料――絹(フィ

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    agrisearch 2018/10/30
    佐藤健太郎氏の新著。
  • 古代エジプトの謎の物質、東海大学が製法を解明

    東海大学文化社会学部の山花京子准教授らの研究グループは、古代エジプトで陶器などに使用されながら、長い間製法が謎とされてきた「ファイアンス」について、石英、炭酸カルシウム、アルカリに漆喰の水酸化カルシウムを加えることで再現が可能になることを突き止めた。 組成分析で石英、カルシウム、アルカリが含まれていることは分かっていたが、実際に使用された材料や製法に関する記録が全く残っておらず、謎の物質とされてきた。 山花准教授は長年、ファイアンスの再現に努めてきたが、石英と炭酸カルシウム、アルカリに水を混ぜて練っても、立体的な造形や微細な装飾ができなかった。そこでピラミッドの石と石の接着に使用されていた水酸化カルシウムを主成分とする漆喰に注目、これを石英などに少量含ませて焼くことで立体的な構造の再現に成功した。 研究グループは今後、古代エジプトの実際の陶器のサイズや質感に近づけたレプリカを製作し、博物館

    古代エジプトの謎の物質、東海大学が製法を解明
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    agrisearch 2018/09/13
    「ファイアンス」
  • 色ってどんな風に発見されるの?

    時には偶然に、時には狙って。 18世紀初頭、ドイツの化学者ヨハン・ヤコブ・ディースバッハは研究所での仕事中、コチニールカイガラムシから赤い顔料を作ろうとしていました。コチニールカイガラムシとは小さな虫で、その抽出物は物から口紅まであらゆるものを染めます。ディースバッハ氏はこの洋紅色の抽出物をミョウバン、硫酸鉄と炭酸カリウムと化合すれば彼が望むような淡い赤色を作れると仮説を立てました。しかし、そこには問題が…。同氏が使った炭酸カリウムには異物が混入しており、顔料の化学組成を変えてしまっていたのです。ディースバッハ氏は知らず知らずのうちに、赤色よりも遥かに価値のある色を作っていたことに。それは、深い海のような青色でした。 プルシャンブルー何世紀もの間、青は自然からは少量しか見つからない非常に希少な顔料だと考えられてきました。同名の変成岩から作られたラピスラズリのような顔料は、貴重な金属である

    色ってどんな風に発見されるの?
  • 石材に注目して国会議事堂を見学する

    現在の国会議事堂は、1936年(昭和11年)に完成した。かっこよく書けば 「since1936」である。建築からすでに80年以上経過している。 参議院のウェブサイトによると、国会議事堂の建物は、地上3階(中央部分4階、中央塔9階)地下1階の鉄筋コンクリート造。となっている。中央塔の高さ65.45メートルは、竣工当時は日でいちばん高い建物であったといわれている。 国会議事堂建設のための資材は、当時の最高品質の国産品を使用している。 『新版 議事堂の石』(新日出版社)というによると、議事堂に使用する石材は、全部国産品を使用する方針を実行し、外装用の花崗岩・安山岩を全国各地から集め、石材試験や化学分析が行われ、内装用には全国各地の大理石の名石が集められた、とある。 大正末から昭和始めにかけて建設された建築物には、国産の石材が使われていることがあり、とりわけ国会議事堂は「国産を貫いているだけ

    石材に注目して国会議事堂を見学する
  • 金よりも貴重と言われる顔料「ウルトラマリン」の作り方

    by MJI Photos (Mary J. I.) 金よりも貴重とされる顔料「ウルトラマリン」は芸術家に重宝され、画家のフェルメールはウルトラマリンを使いすぎたがために家族を借金まみれにしたと言われています。そのウルトラマリンは一体どのように作られているのか、イギリスのボドリアン図書館がその方法を公開しています。 Bodleian Libraries | Exploring Ultramarine http://www.bodleian.ox.ac.uk/our-work/conservation/case-studies/ultramarine ウルトラマリンとは一体何で、どのように使われてきたのか?ということは以下の記事からわかります。 世界で最も高価な色、金より貴重な顔料「ウルトラマリン」の歴史 - GIGAZINE 顔料としてのウルトラマリンには人工のものと天然のものが存在します

    金よりも貴重と言われる顔料「ウルトラマリン」の作り方
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    agrisearch 2016/05/25
    ラピスラズリのラズライト。
  • 鉱石のようで鉱石ではない。「琥珀(こはく)」に関する15の事実 : カラパイア

    琥珀は鉱物ではなく、長い年月をかけて樹脂が化石となったものだ。研磨したものを光にかざせばオレンジや黄色に輝くため、昔から宝飾品として珍重されてきた。サンゴや真珠のような有機物を由来とする宝石である。 2. 世界最大の埋蔵地はバルト地域 王立協会が発行した論文によれば、ヨーロッパ北部にある古第三紀の森林から、バルト地域に105トンの琥珀が作られたという。これはこれまで知られている単一の埋蔵量としては最大のものである。バルティック・アンバーとして知られるバルト地域産の琥珀は品質も高く、いつの時代の昆虫の化石も非常に優れた保存状態を保っている。 3. かつては樹木の免疫系だった

    鉱石のようで鉱石ではない。「琥珀(こはく)」に関する15の事実 : カラパイア
  • 日本刀の研究

    刀の切れ味と折れにくさを両立した性質は、材料工学で注目されているわ。現代の科学からも理にかなった製法だと実証されているみたいよ

    日本刀の研究
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    agrisearch 2015/09/02
    「日本刀の討ち合いにおいても目釘竹を破損するほどの力は作用しないと推定される」
  • 世界で最も高価な色、金より貴重な顔料「ウルトラマリン」の歴史

    by Boris Mann 「海を越えた」という意味の「ウルトラマリン」は金よりも高価な色として芸術家に重宝されたり、芸術家の家族を貧乏のどん底に追いやったりしてきました。ウルトラマリンとは一体何なのか?ということで、その歴史がParis Reviewにまとめられています。 A Brief History of Ultramarine—The World’s Costliest Color http://www.theparisreview.org/blog/2015/06/08/true-blue/ 画家ミケランジェロの初期の作品「キリストの埋葬」は未完のままこの世に残っていますが、キリストの埋葬が未完なのは、絵を描く上で使うウルトラマリンの顔料をミケランジェロが手に入れられなかったからだと言われています。一方で、ラファエロはウルトラマリンの顔料を絵の仕上げに使い、フェルメールはふんだん

    世界で最も高価な色、金より貴重な顔料「ウルトラマリン」の歴史
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    agrisearch 2015/06/11
    「ラピスラズリ」、そして現代、瑠と璃はキラキラネームに欠かせない存在。
  • 日本刀の刀身構造

    刀 身 構 造 の 解 明 地刃、体配などの外見上の情報は世の中に横溢しているが、刀身の構造、強度に関する刀身の実質内容は殆ど解明されていなかった。 その理由は、研究の為に試料(刀身)の破壊が不可避であり、その為に経費、歴史遺産の保全の観点から試料確保が困難であった。 加えて、鉄の芸術と讃えながらも刀身の実質に関心を寄せる金属、冶金科学者が極めて少なかったことに因る。 一方、市井の日刀研究家、刀匠、研師として刀身を破断して独自に研究された方達は、格的検査・分析装置が個人で手軽に利用 できない為に、残念乍ら散文的観察に止まっていた。 日刀の実質に関する科学的分析の嚆矢(こうし)は明治39年~大正13年の東京帝大・俵國一博士であり、次いで昭和4年の京都帝大理学 部近重研究室・足田輝雄講師の刀身断面のスケッチ図である。これは近重眞澄著「東洋錬金術」に収録された。 この時代の刀身組織観察は光

  • 和紙は日本製か?日本の誇る伝統を原材料から見てみると……(田中淳夫) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    今秋は品の産地擬装が話題になったが、その典型例は国産の材と表示したものが外国産であるケース。だが、産地表示があるのは一次産品だけであり、加工品は書かれない。製造元が日の企業であっても、その原料が外国産であることは、もはや珍しくないというより、多数派になってしまっている。 無形文化遺産登録が決まった日文化だって、実は素材の多くが外国産に頼っていることは、皆うすうす感じているだろう。 それは品以外にも広がっている。ここでは、いかにも日の伝統品と思わせるものの実態をいくつか紹介しよう。 まず和紙。名称そのものが日特産の紙なのだが、その材料は何か。 一般的にはコウゾやミツマタ、それにガンピが使われている。いずれも山野の一年性樹種だが、そのほとんどは輸入品だ。中国産が多いが、タイ、ベトナムなど東南アジア産も少なくない。それどころか、一部の和紙製造業者は古紙や木材のパルプを混ぜている

    和紙は日本製か?日本の誇る伝統を原材料から見てみると……(田中淳夫) - エキスパート - Yahoo!ニュース
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    agrisearch 2013/12/24
    和紙、漆、サカキやシキミ、竹も外国産が多い。
  • 日本製つけ毛、アフリカを席巻 カネカのシェア50%:朝日新聞デジタル

    【福山亜希】人の髪そっくりなアクリル系合成繊維「カネカロン」のつけ毛が、アフリカの女性に大人気だ。美容院でつけてもらう人が増え続け、化学メーカー、カネカの高砂工業所(兵庫県高砂市)は生産が追いつかないほど。さらなるブランドの浸透を狙ってヘアショーまで始めた。 カールした金髪や、長い黒髪のつけ毛をしたモデル30人が、スポットライトの当たる舞台で次々とポーズを決めていく。11月2日、ナイジェリアの商業都市ラゴスのホテルで、現地メディアや美容師ら約400人を招いて開いたヘアショーの様子だ。 アフリカで流行の発信地とされるナイジェリアやセネガルでは、カネカロンを自分の髪に編み込むスタイルが、もはや定番だ。 アフリカ人の多くは髪が縮れて長く伸びにくく、女性を中心につけ毛を楽しむ。カネカロンは髪質に近く加工でき、染めやすい。燃えにくく安全で、つけ毛にぴったりだった。

    日本製つけ毛、アフリカを席巻 カネカのシェア50%:朝日新聞デジタル
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    agrisearch 2013/11/25
    「人の髪そっくりなアクリル系合成繊維「カネカロン」のつけ毛」
  • 食農教育 2005年11月号 江戸の紙事情

    作家 石川 英輔 江戸時代の日は「紙使用大国」 江戸時代の日が「紙使用大国」だったことは、江戸時代後期に日へ来た西洋人の記録に、日人が紙をたくさん使うことに驚く場面がしばしばあるのでわかる。 あの時代のヨーロッパ人にとって、極東の島国の日へ来るのは容易なことではなかった。開国前なら長崎の出島に来た人びとだけで、開国後でも、外交官やかなりの金持ちでないと高価な旅費を払いきれなかっただろう。つまり、日の庶民の紙の使用量の多さは、そういう身分の人が見て、わざわざ書き残したくなるほどだったのだ。 出島の蘭館付きの医師として来日した医師のフォン・シーボルトもその一人で、文政九年(一八二六)に蘭館長に随行して長崎から江戸へ来る途中、駿河の蒲原で紙漉き場を見せてもらい、素朴な道具だけで紙が簡単にできるのを見てよほど驚いたらしく、日記に「日人が紙を大量に使うのは、紙がこれほど簡単にできるから

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    agrisearch 2013/08/21
    「紙屑を利用するリサイクル社会」
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