富士通が2030年度(2031年3月期)末にメインフレームの製造・販売から撤退することが、2022年2月10日までに日経クロステックの取材で分かった。国内メインフレーム市場で首位(出荷台数ベース)を誇り、長年にわたり日本企業の情報化を支えてきた老舗メーカーが約66年にわたるメインフレーム製造の歴史に幕を閉じる。 併せてUNIXサーバーも2029年度下期に製造・販売を終了する。同社は縮む市場からの撤退を決断し、クラウドなどを駆使したサービス企業への転換を本格化させる。
富士通は5月19日、同社が考案した「親指シフト」配列のキーボードの販売を2021年5月をもって終了することを発表した。それに伴い、同配列キーボードを搭載する「LIFEBOOK」の企業向けカスタムメイドモデル、同配列キーボードをサポートするワープロソフト「OASYS V10.0」やIMEソフト「Japanist 10」の販売も順次終了する。 親指シフト配列のキーボードは、富士通が1980年5月に発売したワードプロセッサ「OASYS 100」で初めて世に送り出された。その後、OASYSはもちろん、同社のPC「FM R」や「FM TOWNS」、FM R/TOWNSの後継となるPC/AT互換機「FMV」にも親指シフトキーボードのオプションが用意されてきた。日本語入力時の効率が良いことから、同配列のキーボードは現在でも熱狂的なファンが存在する。 富士通は「JIS配列キーボードがデファクトスタンダード
富士通は4月22日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の新スーパーコンピュータシステムを受注したと発表した。納入するのは、理化学研究所と富士通が共同開発するスーパーコンピュータ「富岳」の技術を生かしたシステムで、JAXAが持つ現行システムの約5.5倍となる19.4P(ペタ)FLOPSの倍精度(64bit)演算性能を持つ見込み。2020年10月に稼働を始める予定。 JAXAが2016年4月に運用を始めた「JAXA Supercomputer System Generation 2」(富士通製造)の後継システム。富岳と同じ、英Armの命令セットアーキテクチャを採用したCPU「A64FX」を搭載するスパコン「Fujitsu Supercomputer PRIMEHPC FX1000」を5760ノード導入する。大規模な数値シミュレーションの演算や、衛星観測から得られた大規模なデータの解析、AIの計算
投資ファンドポラリス傘下富士通コネクテッドテクノロジーズ(FCNT)は、ドコモ向けの5Gスマートフォン「arrows 5G F-51A」の詳細を公式サイト上で公開しました。発売日は2020年夏。6月下旬以降予定。 インカメラはパンチホール。左右は湾曲エッジ。生体認証は超音波式画面内。カメラは三眼構成。Adobe Photoshop Expressモードにより、カメラ撮影時にPhotoshopの自動補正技術をかけることが可能とのこと。前面はGalaxyを始め中国メーカーの各社フラッグシップモデル風、背面はMate 20 Proのような形状のカメラ突起で、比較的今風のデザインとなっています。 筐体の薄さは7.8mmながら、Snapdragon 865を搭載。Sub6/ミリ波の5Gに対応し、下り速度は3.4Gbps、上り速度は182Mbps。夏以降のアップデートでミリ波の下り4.1Gbps対応と
IT Leaders トップ > テクノロジー一覧 > サーバー > 事例ニュース > 名古屋大学情報基盤センター、「富岳」ベースのスパコン「PRIMEHPC FX1000」を2304台導入 サーバー サーバー記事一覧へ [事例ニュース] 名古屋大学情報基盤センター、「富岳」ベースのスパコン「PRIMEHPC FX1000」を2304台導入 2020年2月3日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部) リスト 名古屋大学情報基盤センターは、次期スーパーコンピュータシステムを富士通に発注した。富士通が理化学研究所と共同開発しているスーパーコンピュータ「富岳」の技術を活用した「FUJITSU Supercomputer PRIMEHPC FX1000」を導入する。富士通によると、PRIMEHPC FX1000の導入事例は世界で初めて。2020年7月から稼働する。富士通が同年2月3日に発表し
富士通ITプロダクツの加藤社長は「富岳に関しては、できあがった図面通りにモノを作るのではなく、企画段階からこのプロジェクトに携わり、モノづくり側からの要望や提案を行なってきた」と語る。 さらに「約2年前から、当社が生産受注したときのことを考えて準備をしてきた。リスクを洗い出して、それを潰す作業を繰り返してきた。富岳の生産においては、約3万件ものリスク評価を行ない、ポカヨケの手法を考案したり、治具を拡充したりするなどによって、作業リスクの大幅な低減を果たした。 約10年前に京を生産した際の、経験やノウハウが蓄積されていることは強みであるが、それが油断につながることを最も心配した。時間をかけて、入念に準備をした」とも語る。 品質評価についても、製品単体テストを実施するだけでなく、OSやミドルウェアなどのソフトウェアを搭載した確認テストを実施。運用環境で想定される部品故障時のリカバリテストも実施
SC19のExhibitor Forumにおいて、富士通は新スパコン「PRIMEHPC FX1000」と「PRIMEHPC FX700」を発表した。発表を行ったのは、次世代テクニカルコンピューティング開発本部システム統括部の清水部長である。 SC19のExhibitor ForumでFX1000とFX700スパコンを発表する富士通の清水氏 3種類のA64FXスパコンを有する富士通 これで富士通は、FX700とFX1000という商用のスパコンと日の丸スパコンとして開発した「富岳」というA64FXをCPUとする3種のスパコンを有することになる。これら3種のマシンを比較したのが次の図である。 富岳とFX1000はラック1本に384CPUを収容し、水冷になっている。ラックの寸法なども同じであり、塗装などを別にすれば同じマシンである。 一方、FX700は2Uの薄型のラックマウントサーバとなっている。
富士通は12月2日、スーパーコンピュータ(スパコン)やメインフレームの生産を担当する富士通ITプロダクツ(FJIT)にて、日本の次世代スーパーコンピュータ「富岳」の出荷セレモニーを開催。設置場所である兵庫県神戸市の理化学研究所(理研) 計算科学研究センターへの「富岳」の出荷、設置、調整を開始した。 出荷セレモニーで執り行われたテープカットの様子。左から富士通ITプロダクツ代表取締役社長の加藤真一氏、石川県知事の谷本正憲氏、文部科学省 研究振興局 参事官の橋爪淳氏、理化学研究所 計算科学研究センター プロジェクトリーダーの石川裕氏、富士通 代表取締役社長の時田隆仁氏、富士通ITプロダクツ 労組長の岩崎均氏 富岳はArmv8.2-A、SVEを搭載したCPUコアと、高速ネットワーク「TofuインターコネクトD」、HBM2、PCIeコントローラを1チップ化した「A64FX」を採用するスパコン。1チ
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 富士通と理化学研究所(理研)が共同開発したスーパーコンピューター「富岳」の出荷が12月2日に開始された。文部科学省は2021~2022年頃、富岳の共用開始を目指しているという。富士通が発表した。 富岳は、富士通がArm命令セットアーキテクチャーを採用して開発した高性能CPU「A64FX」を15万個以上、高速ネットワーク「TofuインターコネクトD」で接続する超大規模システム。 富岳の製造は富士通ITプロダクツで行っており、12月2日に初出荷されたコンピューターラックは、兵庫県神戸市にある理研の計算科学研究センターに納入される。 富岳は富士通と理研が開発し、2012年に本格稼働したスーパーコンピューター「京」と比較して、最大100倍のアプ
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