求人情報サイト「バイトル」などを運営するディップは1月8日、就職氷河期世代に当たる非正規就業者と無職者の就業意向に関する調査結果を発表した。回答者の約5割は正社員としての就業を希望。就職に当たっては年齢が壁になっていると感じている人も多かった。 調査は、1990年代から2000年代の雇用環境が厳しい時期に就職活動を行った、35~54歳の有期雇用就業者と無職の求職者を対象に実施した。回答者の雇用形態は、非正規雇用(契約社員、派遣社員、アルバイト・パート)が93.1%、無職の求職者が6.9%。 雇用形態に関する希望を尋ねると、「正社員で働きたい」が17.5%、「正社員で働きたいが、現在の雇用形態でも許容できる」が28.4%。計45.8%の人が、現在とは異なる正社員としての雇用を希望していた。「現在の雇用形態を希望している」は26.6%、「雇用形態に対する希望はない」は27.1%だった。 性別・