Cerebras Systemsは300mmウェハの中で取り得る215mm角という最大サイズのチップ(chipの語源から、これをチップと呼ぶのは違和感があるが)のAIアクセラレータ「Wafer Scale Engine(WSE)」を開発した。次の写真で、右側のAndy Hock氏が持っているのがそのチップである。 2019年末、東京エレクトロン デバイス(TED)が代理店契約を結び、CerebrasのAIアクセラレータである「CS-1」を日本でも販売するという発表を行うため、Cerebrasの幹部2人が来日した際に、詳しく話を聞く機会をいただいた。 Cerebrasのウェハスケールエンジン(WSE)を搭載するCS-1システムの発表のために2019年末に来日した、同社の創立者の1人でチーフテクニカルオフィサー(CTO)のGary Lauterbach氏(左)とプロダクトマネジメントディレクタ