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ブックマーク / ncode.syosetu.com (7)

  • 勇者の母ですが、魔王軍の幹部になりました。 - 夢の中の再会3

    お父さんはニコッと笑うと、スーッと空気に溶けるように消えていく。 (そんな…これで終わり? もっともっと話したい事があるのに!) 「待って!」 俺は思わず手を伸ばして…そこで目が覚めた。 ベッドに横たわったまま伸ばした右手の向こうには、見慣れた天井があるだけ。 (…?) いきなり光景が変わった事に少し混乱したけれど、だんだんと覚醒してきてた。 「…夢か」 ぱたり、と力なく腕を降ろして夢の内容を反芻する。 昔と変わらない温かくて大きな手。幸せになりなさいと言った時の優しい笑顔。 愛に溢れた最後の言葉を思い出して、目尻にじわっと涙が滲み、手の甲で目元を覆った。 (あれは記憶なんかじゃない。当のお父さんだった) シヴァが夢の内容を操れないというのは、嘘じゃないだろう。そもそもシヴァは漢字を知らないから、名前の由来やそこに込められた意味を知り得ない。 (お父さんが妹に生まれ変わるとか、かなり衝撃

    勇者の母ですが、魔王軍の幹部になりました。 - 夢の中の再会3
    azumi_s
    azumi_s 2023/12/19
    原作者からのコメント。問題の所在を明確化しつつ、先回りして原作者としての態度をハッキリさせることで色々と目端を利かせている。個人的に好感度は高い。
  • スマホ太郎の家系図を調べてまとめてみた件

    ちょっと前に流行った「異世界はスマートフォンとともに」 この作品はその素晴らしい内容からネット上で敬意を表して「スマホ太郎」と呼ばれている. そして,その影響により,その他のなろう発等の異世界作品にも「〇〇〇〇郎」という名がつけられている. (2019/12/31:最近ではなろう発祥の作品以外にも幅広く応用されている) そこで今回は,ネット上で言われている「〇〇郎」と呼ばれる系統の作品を調べ,まとめてみた. スマホ太郎兄弟に入る条件 個人的には主に異世界系の主人公が黒髪の一般的なセミロングの髪型をしている作品を家系に入れているのだと考えている. 各作品の主人公の見た目がそっくりであることを,兄弟として表現する事で皮肉っているのだろう. だが、一部例外もあるので明確な判断は難しい. 兄弟の順番に関しては、基的にアニメが放映された時期に影響されていると思われる. 長男 「スマホ太郎」・・・異

    スマホ太郎の家系図を調べてまとめてみた件
    azumi_s
    azumi_s 2019/10/10
    プリコネ太郎は愛称だよ(聞いちゃいねえ)
  • 佐藤大輔のクソ野郎が死んだ

    訃報。 偉大で最高で最悪な戦記作家。 未来永劫クソ野郎閣下、小説家:佐藤大輔。52歳にて死す。 ここに追悼として、私の佐藤大輔への思い出話を記す。 佐藤大輔のクソ野郎が死んだ。 彼の書く小説の多くが傑作と言っても過言ではなかった。 いづれの作品も、人物と世界の深みと激動の流れ、血と鉄と科学と夢と皮肉と諧謔に溢れた小説・物語であった。 しかし、一作を除いて尽(ことごと)くがいづれも、未完・未完・未完。 彼の作品は尽く素晴らしかった。だがそれゆえに読者は憎んだ。 ◆ 最初に佐藤大輔に出会ったのはいつだっただろう。 たしか、中学生の時分に「漢の名言集」というとある個人サイト(ガンダムをネタに軍事考察・解説系サイトだったか)の一コーナーに嵌(ハマ)ったあたりだったと思う。 (余談だが、「漢の名言集」とその個人サイトを少し前に懐かしくなり探したら見つからなかったので消えてしまったのだろうと思う。私の

    佐藤大輔のクソ野郎が死んだ
    azumi_s
    azumi_s 2017/03/28
    口を揃えたように愛憎混じりの怨嗟の声で追悼される作家というのもまた趣深い
  • 社会心理学から見たコミケ徹夜組

    コミケ徹夜組についての評論// 無料オンライン小説です▼配色 指定なし(作者設定優先) 標準設定 ブラックモード ブラックモード2 通常[1] 通常[2] シンプル おすすめ設定 皆様、いかがお過ごしでしょうか? 今年も冬のコミケが終わり、いよいよ新年を待つばかりとなりました。 私もようやくコミケの3日目の地獄から生還してきました。 ところで、コミケで問題になるのは徹夜組ですが、これは絶対になくならないと思います。 最初に確認しておきたいことですが、いわゆる「強硬手段」は逆効果です。 そして、ただ単に「徹夜死ね」と連呼しただけでは絶対に徹夜はなくなりません。 仮に「徹夜死ね」「徹夜やめろ」と叫び続ければ徹夜がいなくなるなら今頃日から届けられていた念仏のような平和連呼によって中国韓国も超親日国家になっていなければいけません。 このことは、徹夜組の現状について

    azumi_s
    azumi_s 2017/01/01
    なんで無駄に煽る必要があるのやら。もったいない。
  • 二〇一六年四月一七日のGJ部

    いつものファミレス。いつもよりはちょっぴり早い時間。 京夜と真央は、いつもの席にいた。 真央は、ぐでーっとテーブルに突っ伏している。ぐったりと元気がない。 「あー、もー……。会社ー……、行きたくねー……」 「しっかりしてくださいよ部長。五月病にはまだ早いですよー」 「ちがうよー……、これは四月病っていうんだー……」 「そんなのありませんって」 スーツを着て、格好だけ〝社会人〟の彼女を見ながら、京夜はため息をついた。 真央はこの四月から会社に通っている。 「あと部長って……、それヤメロー。……おまえ、たまに言うよなー。わざとだろ。ぜったいわざとだろ?」 「ええ。もちろんわざとですよ。――やめてほしかったら、はい、会社行きましょう」 「やだー……、もうヤダー……、会社いきたくねー、おまえもいっぺん会社いってみりゃいいんだー……、あんなんジゴクだぞー、無理ゲーだぞー」 「僕も来年になったら行きま

    二〇一六年四月一七日のGJ部
    azumi_s
    azumi_s 2016/04/18
    GJ部よ永遠なれ
  • 筆を折ることにしました。

    ―――ああ、今日も疲れた。 自分と同じスーツ姿の会社員と肩を並べ、電車に揺られながら思う。 大学を卒業し、そのまま入社した会社は人付き合いが面倒極まりない。仕事も全く楽しさを見出せず、ただ疲れるばかりだ。 毎日朝起きて、身支度し、会社へ向かって仕事をし、定時が過ぎたのを時計で確認しながら、仕事仕事仕事。 ようやく家に帰り、一杯のビールを飲んで気分をリフレッシュ。 そんな毎日が続くと、『俺って何の為に生まれてきたんだろう』なんて哲学じみたことを考えるようになる。 このままでは会社に、社会という閉じ込められた檻に、自分の一度しかない人生を捧げることになる。 そんなのは嫌だ、と思っていた矢先、俺はあるサイトと巡り逢った。 『小説家になろう』 それは、数多くの小説達が集った小説投稿サイトだった。 書籍化したものもあるようだが、読んでいるとそれと同じくらい面白い作品も、中にはある。 俺はいわゆる

    筆を折ることにしました。
    azumi_s
    azumi_s 2015/10/30
    まあ、あるあるだよねー
  • 親戚の小学生の算数の文章題がおかしい

    一人暮らしの我が家に、久しぶりに近所に住んでいる親戚の小学生が遊びに来た。 「久しぶりやで!」 と、何に影響されたかわからないが、少年は似非関西弁で挨拶をした。 お菓子でも出そうと台所でごそごそしている間に、感心なことに少年は机の上に宿題を広げていた。 なんて真面目な子だろうか。 俺の子供の頃とは大違いだ。 「ん? 算数のテストか?」 「うん。間違えたところをもう一度やり直してださないと行けないんだ。でも、この問題わからないから教えて」 「え、マジか」 いくら昔勉強が不得意だったとしても、小学生の算数問題くらいは解けないこともない。 しかし、教えるとなるとこれがまた難しい。 四苦八苦しながら、なんとか聞かれた問題を解かせる。 「ふぅ、終わった……」 「見なおしたぜ!」 偉そうに親指を立てる小学生。 生意気な。 「意外と教えるのが面倒な問題だったな……」 他の問題はどういうレベルなのだろうか

    親戚の小学生の算数の文章題がおかしい
    azumi_s
    azumi_s 2014/06/03
    ちゃーららっ ちゃーらららっ らっ らららー(てんてんてん) てけてーてー てれっ てれれれっ たららっ♪(てんてんてん)
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