そもそもなぜプロジェクトは失敗するのか――。前回、まずは1人でプロジェクトマネジメントをしてみようという話を書きましたが、プロジェクトを成功させるためのテクニックに入る前に、“失敗”を考えてみたいと思います。 前回も書いたようにプロジェクトマネジメントというと、何だか小難しい印象を受けますが、基本的には複数のメンバーで実行するプロジェクトといえど、個人のタスクリスト管理の延長にあります。 まずは、プロジェクトが失敗する要素を押さえることで、成功のためのポイントを見つめなおしてみましょう。プロジェクトが失敗する要素――というと、いかにもたくさんありそうに思えるかもしれませんが、実はプロジェクトを失敗させる要素は大きく分けると3つしかないのです。 プロジェクトが簡単に頓挫する3つの要素 無茶な計画 メンバーのやる気 変化を認めない 最初に無茶な計画を立てる プロジェクトを失敗させる最も簡単な方
こんにちはー! やまもと@テスト番長です。 現在ウノウのテスト専任のスタッフは自分一人です。 いわば一人親方(建設業界用語)状態なのですが、 前職では総勢6人のテストチームを組織しておりました。 その頃心掛けていた、チームリーダー心得を書いてみたいと思います。 1.聞き上手になる 組織はコミュニケーションが命です。 話しにくいリーダーだと、必要な情報がうまく伝わりません。 気軽に相談を受ける・噂話が耳に入ってくるようでなくてはいけません。 そのためには聞き上手に徹すること。特に批判的な態度は控えることが重要です。 そんな相手には、誰も何も相談しないでしょう。 2.「おいしい仕事」を独り占めしない。 重要な判断や、やりがいのある仕事はなるべくメンバーに廻すようにします。 一見、重要な仕事はリーダーがこなすべき事のように見えますが、 その裏で他のメンバーがつまらない仕事ば
仕様書作成やプログラミングなどの仕事(タスク)が発生したときに,あなたはその所要時間をどうやって想定しているだろうか。おそらく過去に行った似たタスクを思い出しながら,「半日で終わるかな」,「2日はかかりそうだ」といった具合に予測しているのではないか。 そのやり方が間違っているとは言わないが,所要時間の予測が大ざっぱだと,タスクの実行に支障が出かねない。予測を大幅に超える時間がかかるかもしれないし,そのときに「もともと適当に予測した時間だからオーバーしても仕方がない」と思ってしまう。そしてタスクを完了したときに,その仕事ぶりが良かったのか悪かったのかがあいまいになる。 このように所要時間の予測ひとつとっても,経験やカンに基づく大ざっぱなタイムマネジメントでは大きな成果を上げるのは難しい。タイムマネジメントそのものが,いい加減になりかねない。 図A PSPによって作業の所要時間に関する予測精度
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