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映画に関するfuldagapのブックマーク (32)

  • 野村訓市が語る、盟友ウェス・アンダーソン監督の新作『犬ヶ島』制作秘話

    MAIL MAGAZINE下記からメールアドレスを登録すると、FUZEが配信する最新情報が載ったメールマガジンを受け取ることができます。 利用規約、プライバシーポリシーに同意します。 登録する 独特の世界観や審美眼でファンを魅了し続けるウェス・アンダーソンの新作『犬ヶ島』が、5月25日(金)より全国で公開される。前作『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)でアカデミー賞9部門にノミネートされた監督による待望の新作は、『ファンタスティックMr. FOX』(2009)以来となるストップモーションアニメーション(=静止した物体をコマ撮りして制作するアニメーション)。舞台は近未来の日で、日をこよなく愛する監督が黒澤明や宮崎駿の作品などから得たインスピレーションが随所に詰め込まれている。 公開を数週間後に控えた5月某日、FUZEは作で原案とキャスティングディレクターを務めた、監督の長年の友

    野村訓市が語る、盟友ウェス・アンダーソン監督の新作『犬ヶ島』制作秘話
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    fuldagap 2018/05/25
    『グランド・ブダペスト・ホテル』でスープ飲んでた人だ!『ユリイカ』のグランド・ブダペスト・ホテル特集のインタビューでも思ったけど、非常に誠実というか信念をもってウェス・アンダーソンと向き合ってる人だな
  • 「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」 - 挑戦者ストロング

    スター・ウォーズ/最後のジェダイ MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray] 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社発売日: 2018/04/25メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (4件) を見るあんまりテンション上がらなかった「最後のジェダイ」だが、年末に観てみたら存外楽しい映画だった。ただそれで済む訳もなく、以下のような感慨を抱いた次第。ハッキリ言って創造的才能と高潔な志を持つ映画監督は「スター・ウォーズ」に関わってはいけないし、関わっている場合ではない。つまり仕事師J・J・エイブラムスというのは絶妙のはまり役だったのだ。今回のライアン・ジョンソン氏はどうだったんだろうな。 楽しい映画ながらどんくさい部分も多く、眼高手低の誹りは免れまい。好きな場面も少なからずあるんだけどな。(

    「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」 - 挑戦者ストロング
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    fuldagap 2018/01/10
    "「隔年でスター・ウォーズの新作が観られる」という恩恵は、「スター・ウォーズがありふれた、平凡なシリーズ映画に落ちぶれる」不幸と引き換えなのだ。我々おっさんは遅まきながらそれを受け入れなくてはならない"
  • (ネタバレ有)最後のジェダイ、酷評されててびっくり

    俺、結構興奮しながら見てたんだけど。 ちなみに今三十半ばで、物心ついた頃から見続けてるファンっす。 一緒に観に行った彼女は、最近俺につられてスターウォーズ見始めた人なんだけど、その彼女も、見終わったあと興奮した面持ちで、お互い「いやー、良かったね!」て言いながら家路に着いた。 それで、ネットの評判も気になって見てみたら、酷評されててびっくりだよ。 酷評してる人の評価みると大体、今までのスターウォーズシリーズで培ってきた世界観をほとんど覆してしまった、というのが主な所なのかな。 まあその気持ちはわからないでもない。俺も、ルークがあんな飲んだくれのおっさんみたいな感じになってるの最初違和感あったもん。 でも、皆が違和感覚える部分、俺は最終的にそれなりに納得できてしまってたんだよね。そこが評価の差のような気がする。 例えば、ルークに関していえば、よくよく考えるとすげー壮絶な人生送ってるわけよ。輝

    (ネタバレ有)最後のジェダイ、酷評されててびっくり
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    fuldagap 2017/12/19
    だいたい増田に同意/主要登場人物全員に見せ場作ろうとしたらあれくらい大味になるのしょうがないし、そもそもカチッとした脚本がよかったSWって今まであったか?
  • 信じ難く美しいぶっ飛びオナラ映画『スイス・アーミー・マン』

    ハンクはガスを噴出する死体をジェットスキーにして無人島を脱出 ©2016 IRONWORKS PRODUCTIONS, LLC. <孤独なダメ男とピュアな死体のサバイバル物語は「死体がオナラをする映画」> まず断っておくが、死体はオナラをする。それも、そのパワーで海を渡れるほど盛大に。 サンダンス映画祭のプレミア上映でお上品な映画関係者がたまりかねて退場した瞬間から、『スイス・アーミー・マン』は「死体がオナラをする映画」として知られることになった。 実際、この映画では死体がガスを出しまくる。それでもスカトロ趣味まるだしの映画を見て心が洗われることだってある。この映画が立派な証拠だ。 見捨てられた漂流者と、彼の心を癒やすフレンドリーな死体。無人島での奇妙な出会いで始まる物語は、切なくも心揺さぶる「バディ映画」に発展する。設定も荒唐無稽なら、ギャグも下ネタずくめで、観客は唖然とさせられるが、有

    信じ難く美しいぶっ飛びオナラ映画『スイス・アーミー・マン』
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    fuldagap 2017/09/22
    「「死体の演技がうまい」というのは褒め言葉ではないだろうが、あえて言いたい。実にうまい」「腐臭漂う死体そのものなのに、何ともいとおしく感じてしまう」
  • 『この世界の片隅に』片渕監督に「もの凄い“嫉妬心”しかない」。『機動戦士ガンダム』富野監督は「すず」をどう捉えたのか?【後編】 | ダ・ヴィンチWeb

    トップニュース『この世界の片隅に』片渕監督に「もの凄い“嫉妬心”しかない」。『機動戦士ガンダム』富野監督は「すず」をどう捉えたのか?【後編】 キャラクターや舞台設定の巧みさ ――「すずさん」というキャラクターですが、原作での描かれ方と映画とで異なる部分に注目も集まりました。監督は、すずさんをどのように描こうとしたのでしょうか? 片渕須直監督(以下、片渕): 当ならば、こうの史代さんの原作はまるごと全部映画にしなければ意味がないと思っています。ただ、それは自ずと限界があり、1つは製作費の問題、もう1つは興行にかけられる約2時間という上限があるだろうなと考えました。そこで、残すべきだと思ったのは、すずさんが「なぜ日常生活を営んでいたはずだったのに、その中で何に追い詰められて、自分が戦争をする側という意識に至ってしまったのか」という部分だったのかなと思うんです。 それは一人で生きているなかでは

    『この世界の片隅に』片渕監督に「もの凄い“嫉妬心”しかない」。『機動戦士ガンダム』富野監督は「すず」をどう捉えたのか?【後編】 | ダ・ヴィンチWeb
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    fuldagap 2017/03/10
    「片渕: 僕はメカ好きではあるんですよ。むしろ飛行機とかもの凄く好きなんですけど、それを表に出してこの映画を作ると、すごく恥ずかしいことになるな、という意識は強くあったんですよね。」
  • 『この世界の片隅に』は宝――「実写以上に」戦時中の日常を描ききっている! 富野監督が片渕監督に伝えたかった言葉とは?【前編】 | ダ・ヴィンチWeb

    2016年11月に公開されて以来、大ヒット上映中の映画『この世界の片隅に』。3月3日(金)には、第40回日アカデミー賞「最優秀賞アニメーション作品賞」の受賞が決まりますます注目が集まる作。ダ・ヴィンチニュースは、『この世界の片隅に』監督の片渕須直さんと『機動戦士ガンダム』などを手掛けてきた日を代表するアニメ監督・富野由悠季さんの対談に密着。おニ人の対談の模様が配信される文化放送のインターネットオンデマンド配信サービス「AG-ON Premium」の収録現場に伺った。 富野監督『この世界の片隅に』から戦争歴史を語る ――今回、映画『この世界の片隅に』をご覧になった富野由悠季監督と、片渕須直監督とのはじめての対談になります。日はよろしくお願いいたします。 富野由悠季監督(以下、富野): よろしくお願いいたします。『この世界の片隅に』を観て、開始10分くらいで衝撃を受けたことがあります

    『この世界の片隅に』は宝――「実写以上に」戦時中の日常を描ききっている! 富野監督が片渕監督に伝えたかった言葉とは?【前編】 | ダ・ヴィンチWeb
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    fuldagap 2017/03/10
    片渕監督「僕らは何かに取り残されていってしまっているけれど、その前にあったものは明確に覚えているわけです。でもそこに加わることはできなかった、という思いは我々の世代には確実にあったのです」
  • シンゴジラが58点な感性にウケる大味なエンタメ - あざなえるなわのごとし

    note.mu シンゴジラを観て58点だったのだそうで。 別に金を払ってみた映画をどう感じようが自由だが、感想が公開されていたので読んでみた。 だったらどんな怪獣映画が100点なのか是非知りたいところだけれど、この方の感想を読んでいるといろいろと考えるところがある。 以下は、そんな58点の感想の感想。 【スポンサーリンク】 新格・シンゴジラ 感想を読んでいて、いわゆる新格第一世代のミステリに対して「人間が書けていない」という批判が起きたことがあった。 もともと人間の感情や関係性を前提にしたサスペンスに対して新格ミステリは「何故殺したのか?(ホワイダニット)」よりも「どうやって殺したのか?(ハウダニット)」が重視されキャラクターを掘り下げることよりトリックの妙を楽しむことに重心があったがために、キャラクターの人間性は比較的希薄なパズラーになり、必然的にそういう批判は起きた。 まず主役の

    シンゴジラが58点な感性にウケる大味なエンタメ - あざなえるなわのごとし
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    fuldagap 2016/08/04
    『シン・ゴジラ』が参照しているであろう『日本のいちばん長い日』は登場人物たちが、感情を剥き出しにして悩み、泣き、怒鳴り、熱狂する。でもそれが「大味」かって言われるとなあ……/ところで海猿の興収は73億です
  • 『シン・ゴジラ』尾頭課長補佐概念研究会

    えむでぃー @md_godzilla 個人的には市川実日子さん演じる尾頭ヒロミが好きです。早い台詞まわしだったのが最後安堵して笑顔を見せるシーンがお気に入りです #シンゴジラはいいぞ pic.twitter.com/L7HFYNXQiv 2016-07-30 01:59:16 かつて敗れていったツンデレ系サブヒロイン @wak シン・ゴジラの市川実日子演じる尾頭課長補佐の学生時代のゼミにいるオタクになって、「尾頭女史は、無表情かつ早口で喋るのが我々オタクと似ていますが、唐突に笑顔になるギャップがたまりませんな〜」と言いながら、箸でポテトチップスをつまみ氷結を飲む自宅飲み会をやりたい。 2016-07-30 16:10:28

    『シン・ゴジラ』尾頭課長補佐概念研究会
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    fuldagap 2016/08/03
    同作中ではかなり虚構性の高いキャラクターである尾頭がある種のオタクたちの心を鷲掴みしているの非常に興味深い
  • 映画「ちはやふる」を観ないのは人生の損失。 - 手の中で膨らむ

    書こう書こうと思ってバタバタしていて遅くなってしまったのですが、「ちはやふる」の映画、上の句、下の句を続けて観に行って、めちゃくちゃ泣いてしまいました。「ちはやふる」は、今更いうまでもないかもしれませんが、競技かるたに青春をかける少年少女たちの物語で、大ヒットの漫画が原作となっている映画です。 私は「りこんのこども」という連載をマガジンハウスさんとともにcakesでやらせてもらっているのですが、これは親の離婚を経験したお子さんに2時間ほどお話を伺って、彼らの気持ちや生活の様子を事実をもとにした物語として再構成する、というものです。ちょっと抽象的ではありますが、この作業は、何百もの糸で複雑に編まれた一つの巨大な作品を、私が勝手に紐解いて、糸の数を減らして、見た人に、結果的には両者が近しい印象を与えるような、より小さな、手に取りやすい作品に編み直すというようなものです。作品が小さい分、1

    映画「ちはやふる」を観ないのは人生の損失。 - 手の中で膨らむ
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    fuldagap 2016/05/21
    うんうん、原作を大胆に翻案してるんだけどそれがちゃんと肉体性のある映画を作るということにうまく合致していて、僕は素晴らしい実写化だったと思いました。俳優さんたちの演技が素晴らしかった。
  • 「コワすぎ!」シリーズで、誰も行かない未来へ - 挑戦者ストロング

    オレが好きなジャンルのひとつに、フェイクドキュメンタリーというものがある。幼い時分に「人族」や「川口浩探検隊」と出会い、後追いながらヤコペッティ作品に触れ、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の成功とそれが生み出した潮流をやや遠目に眺めてきた。『トロール・ハンター』は近年の傑作であったと思う。逆に出来のよくないフェイクドキュメンタリーは大嫌いで、松人志のデビュー作「大日人」などは酷評せざるを得なかった。自分のそこそこの経験から言って、真実ノンフィクションの純ドキュメンタリーにおいても「フェイク」の瞬間は存在するし、やらせ上等フェイクドキュメンタリーの中にもどうしようもなく「リアル」は存在するものだ。出来の悪い作品は総じて、このへんに無自覚なのですね。 常に金のないホラー映画というジャンルは金のかからないフェイクドキュメンタリーというジャンルと親和性が高いため、「ブレアウィッチ」の成功後

    「コワすぎ!」シリーズで、誰も行かない未来へ - 挑戦者ストロング
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    fuldagap 2015/10/19
    「「今、面白いもの」は今、観なくては意味がないんだと痛感した」これ2重にそうで、コワすぎが旬ののネタを貪欲に突っ込んでるというのと、いずれコワすぎを踏まえた作品が出てくるだろうから/花子さん回が好きです
  • 【特撮映画】・「進撃の巨人」前編は少なくとも、ボンクラ童貞の成長物語である(ネタバレあり) - ふぬけ共和国blog

    監督:樋口真嗣、脚:渡辺雄介、町山智浩 あらすじは適当にググって調べてください。 作は前編、後編と分かれているため、後編を見てから何か感想を書こうと思っていたのだけれど、たまたま私の嫌いなパターンの評論を目にしてしまったので、書かざるを得ないと思った。 ・その1 私が嫌いなのは、「PC(ポリティカル・コレクトネス)的にどうか」という観点が最初に持って来られるタイプの評論である。 「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が「一般的に男しか見ないような」バイオレンスもののわりには、非常にPCに気を遣ったというか突き抜けた感のある作品だったせいもあるのか、従来、「男しか見ないような作品」でもPC、とくにジェンダー描写には、ネット上で非常に多くの「ものいい」がつくように感じられる。 監督の樋口真嗣は、パシフィック・リムにおいて「おれならもうちょっと女性パイロットをエロくとる(大意)」みたいなこと

    【特撮映画】・「進撃の巨人」前編は少なくとも、ボンクラ童貞の成長物語である(ネタバレあり) - ふぬけ共和国blog
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    fuldagap 2015/08/04
    「ぼんくらの社会的成長」を描くのに、『進撃の巨人』というコミックを原作にした特撮映画が果たして適切だったのか、という話に帰着する気はする。
  • セカイはザンコク - 挑戦者ストロング

    進撃の巨人 ATTACK ON TITAN Blu-ray 通常版 出版社/メーカー: 東宝発売日: 2016/02/17メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (4件) を見る友人たちと「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(前篇)」を初日に観に行ってきた。正直言って残念極まりない出来であって、以下に書くのは酷評とも罵倒とも判らぬ読み辛いだけのウンコ文章だ。ただひとつだけ個人的に同情してしまう要素はあって、それはオレが「進撃の巨人」実写版を観る直前の数日間をかけて「大魔神」「大魔神怒る」「大魔神逆襲」をBDで観ていた、という事実だ。無意識のうちに、オレのハードルはマックスまで上がっていた。いったい、「大魔神逆襲」ほどの傑作を観た直後に観て「これは面白い! よく頑張った! 感動した!」と心から思える映画など、どれほどあるというのか。あんまりないのではないか、とオレは思うのであ

    セカイはザンコク - 挑戦者ストロング
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    fuldagap 2015/08/04
    「こんな惨状でも、不勉強なオレには樋口真嗣以外に日本の特撮を託せる神輿が他に思い当たらない。こんな神輿を来年ゴジラで担がなくてはならないのか。」
  • 2014年の「GODZILLA ゴジラ」 - 挑戦者ストロング

    いまだに3Dに慣れないもんで、2D字幕版を観てきました。当はIMAXで2Dを観たかったんだけど、IMAXは3Dしかやってないようで、まあ仕方ない。ちなみに邦題をつける配給会社(今回なら東宝)に聞きたいんだけど、なあ「GODZILLA ゴジラ」ってどう発話すればええの? 「ゴジラ ゴジラ」と口に出して言えばいいの? 「ゴリラの学名はゴリラゴリラ」みたいなことになるけどええの? 発音が「ゴジラ」でいいんだったら、タイトル表記も「ゴジラ」或いは「GODZILLA」でいいんじゃないの?*1 以下感想、ネタバレありますのでご注意を。 画作りに秀でたゴジラ映画で、これに文句言ってたらバチが当たりますよ。オレ以外の全ての皆さんに、是非楽しんでいただきたい作品。 (★3) 1954年に公開された破格の映画「ゴジラ」、そこから生じた「ゴジラ映画」というジャンルはかつて若人の胸を焦がしたり、東宝のドル箱とし

    2014年の「GODZILLA ゴジラ」 - 挑戦者ストロング
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    fuldagap 2014/07/28
    芹沢博士の懐中時計のエピソードが象徴的なんだけど、ハリウッド、「ヒロシマは立派に復興したじゃないか」って感覚もってそうな気がするんだよな。
  • 同人映画「パシフィック・リム」に感じた満足と不満 - 挑戦者ストロング

    パシフィック・リム ブルーレイ&DVDセット (3枚組)(初回限定生産) [Blu-ray] チャーリー・ハナムAmazon 7月下旬から8月中旬まで、仕事で秋田に行ったり滞在したりたまに東京に戻ったりで大変で、映画も全然観られなかった。先日ようやく落ち着いたところで早速「パシフィック・リム」を観てきました。いやー東京最高ですなー。まーだいたい予想通りの感じだったんだけど、わたくし個人的にデル・トロ監督の才能って今川泰宏監督の10分の1くらいだと思っているので、充分に健闘したんではないかとも思いましたよ。それから、やっぱり「ロケットパンチ」という空前絶後の発想を生んだ永井豪は天才としか言い様がないと思ったなあ。デル・トロが飛べなかった崖を、何十年も前に軽々と飛び越えてるもんなあ。 日高のり子が稲キックしなきゃならないのだ。坂真綾がエキゾチック・マニューバしなきゃならないのだ。 (★4)

    同人映画「パシフィック・リム」に感じた満足と不満 - 挑戦者ストロング
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    fuldagap 2013/08/26
    船で殴るのはセブンのキングジョーだし、とどめを刺すのは常道を外す戦いを好むって言われた主人公が兄を失った経験から成長したことを示したエピソードだと思ったのでううむ
  • 細田守の新作「おおかみこどもの雨と雪」を観た - 挑戦者ストロング

    おおかみこどもの雨と雪 BD(編1枚+特典ディスク1枚) [Blu-ray] 宮崎あおいAmazon新宿バルト9で「おおかみこどもの雨と雪」を観てきた。以下、CinemaScapeに投稿した感想。ネタバレなので畳んでおきます。ひどいこと書いてますが、映像はたいへん目に快く、眼福でしたよ。これホント。 作り手の都合でリアリティを露骨に出したり引っ込めたり使い分けられて、登場人物に親身になって寄り添える筈もなく。(★2) アニメとは、実写では難しいムチャクチャもできる表現媒体だ。が長を履いてチャンバラしたり、豚が戦闘機を操縦してドッグファイトしたり、犬の探偵がプロトタイプベンツで爆走したりする。それは作品毎にリアリティレベルというものがあって、「こういうところはウソつきますよ、でもああいうところはウソじゃないですよ」という線引きが各々の作品でなされているから観客は「なるほど、このお話はそ

    細田守の新作「おおかみこどもの雨と雪」を観た - 挑戦者ストロング
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    fuldagap 2012/07/24
    深町氏の『サマーウォーズ』評と通底したものがある気がした
  • 『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』を見たゼ! - 空中キャンプ

    新宿にて。マイケル・ベイ新作。シリーズ3作目、予告編の迫力には興奮させられましたが、編もやはり映像のクオリティに驚きました。感想を書くタイミングがやや遅れてしまったので、内容を作に限定せず、「わたしにとっての『トランスフォーマー』とはなにか」について書きたいとおもいます。 『トランスフォーマー』シリーズに対して、アクションシーンの撮り方がガチャガチャしているだとか、アップが多すぎて全体のアクションが把握にしくい、敵が大量に現れすぎてどの敵が誰なのか区別がつきにくいといった意見は多い。これらの問題はシリーズを重ねるに連れて解消されてきているのだが、しかしわたしはかかる欠点を認めた上で、この『トランスフォーマー』シリーズを応援したいとおもうのだ。なぜならこの映画は、自動車やトラック、ヘリコプターがロボットに変身する映画であり、変身したロボットたちがミサイルを出したり殴り合ったりしながら戦う

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    fuldagap 2011/08/16
    「監督のマイケル・ベイはすでに46歳。46歳の中年男性が「どうやったら自動車がカッコよくロボットに変身するか」という映像を作ることに必死になっている、その事実にわたしは感動するのである」
  • http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20110630

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    fuldagap 2011/07/01
    「物語が主人公たちの視点から語られるならば、それは自然なことだ。なぜなら少年たちは町の外側のことをよく知らず、おそらく町の外まではうまく想像力が届かないためである」
  • その人の素顔|「小説家という職業について」 矢作俊彦( 作家) ×池上冬樹(文芸評論家)対談

    第16回は作家の矢作俊彦さん。「小説家という職業」について語ってくださいました。 映画監督を目指していた青春時代から、影響を受けた小説映画作品、出版界の現状について幅広くうかがいました。聞き手はいつものように文芸評論家の池上冬樹さんですが、今回は矢作さんの長年の同志で、「二代目矢作俊彦」の異名を持つ小学館の文芸誌「きらら」編集長の稲垣伸寿さんにも加わっていただきました。 ◆小説家じゃない/割りに合わない商売 ――「小説家という職業について」という話で、こまかいところまでうかがいます。  矢作さんは、十代で漫画家としてデビューされています。漫画家でデビューして、22歳のときに早川書房の「ミステリマガジン」から短編でデビュー。作家となります。そのあと作家をやりながらラジオやテレビの構成も手がけてらっしゃいます。 矢作 作家はやってないです。21~23歳までの間に短編を3~4書いただけで、作

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    fuldagap 2010/11/30
    やっぱこの人は面白いなー
  • 漫画;犬狼伝説 感想 島国大和のド畜生

    随分前のだが感想を書く。 押井守原作、藤原カムイ作画による漫画映画「紅い眼鏡」「ケルベロス 地獄の番犬」と世界観を同じくする。漫画だけで完結しているので映画は見て無くても大丈夫。むしろ映画は微妙なので押井守の実写が好きとかでなければ避けて通った方が良いかもしれない。(俺は好きだけど) 以下、ネタバレバリバリで。 あらすじ 第二次世界大戦後、ドイツ占領下に置かれた日。 凶悪化する都市犯罪に対抗すべく設立された「首都警」。 過激派集団による反体制デモは武装暴徒化し、首都警の装備も過激化していく。 あまりにも突出した武力を持つ「首都警」は解体を余儀なくされる。 感想 組織、都市、運動、立ち喰い、オッサン。 押井守濃度が大変濃いにもかかわらず、口当たり良く加工されており、お話もテーマも解かりやすい。 映画版の解り難さは何だったんだ、という感想はアヴァロンの「映画」を見た後「小説」を読んだ時も

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    fuldagap 2010/11/17
    「ケルベロス→エビ食ってるだけ。」あははは
  • 玄牝 (2010) - 映画評論家緊張日記

    朝日新聞10月29日夕刊に河瀬直美監督作品『玄牝』の映画評を書いた。作は愛知にある吉村医院を追いかけたドキュメンタリー。河瀬直美+吉村医院ということで、どんな怖ろしいものができているのかと恐怖に駆られた人も多いのではないか。 吉村医院は自然分娩を標榜し、一部で熱狂的な支持を受けている産院である。その一方で妊婦と胎児を不必要に危険にさらし、周辺の医院に無用な負担をかけている、とする意見もある。以下のような議論を参照していただきたい。信仰と狂気~吉村医院での幸せなお産 その二 見る前は「お産ともなると精神的なものも大きいし、精神ケアとしてはありかな」くらいに考えていたんだが、映画がはじまって五分くらいで「こりゃないわ」と思ったよ。 吉村医師はこんな調子なのだ。 「今のお産が異常なのは、社会が異常だからだよ。江戸時代ぐらいの社会に戻れば、お産の異常なんかなくなる……医者がお産は危険だ危険だって

    玄牝 (2010) - 映画評論家緊張日記
    fuldagap
    fuldagap 2010/11/01
    「医者がお産は危険だ危険だっていうから妊婦が不安になる。不安のせいで異常なお産になるんだよ」って大本営報道部っぽいぞおいこれ