ブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)のスラム街で麻薬組織により放火された路線バス(2009年10月17日撮影)。(c)AFP/Helio CARDOSO 【10月18日 AFP】2016年夏季五輪の開催地に選ばれたばかりのブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で17日、警察と麻薬組織の間で銃撃戦が起き、少なくとも12人が死亡したほか、不時着したヘリコプター1機が爆発した。 リオデジャネイロ北部のスラム街で同日午前、麻薬組織との銃撃戦のなかでヘリコプターが銃撃された。パイロットは脚に銃弾を受け、ヘリを不時着させたが、その直後にヘリは爆発した。パイロットともう1人の警察官はかろうじて脱出できたが、同乗していた2人が死亡した。このほか現場にいた警官2人が死亡、2人が負傷した。 ヘリの爆発後、数百人の警官隊と麻薬組織の間で激しい銃撃戦となった。銃撃戦は終日