東京放送(TBS)ホールディングスが売却を検討しているプロ野球・横浜について、住宅設備大手「住生活グループ(G)」が買収する方向で最終調整していることが12日、わかった。 球団資産の査定結果などに基づき、両社で買収金額の調整をしたうえで、今月中の合意を目指す。 この日、報道陣の取材に応じた潮田洋一郎会長は「現時点で(協議が)進行中だということは、中止するだけの大きな問題がないということ」と述べ、TBS側との順調な交渉を認めた。 球団買収にむけた準備室を社内に設置したことも明らかにし、「できれば今月中に結論を出したい」と述べた。 住生活G側としては、グループの統一ブランド「リクシル」の浸透を図るのが狙いで、傘下の事業会社である「トステム」や「INAX」と同程度の知名度を得るには400億〜500億円程度の宣伝広告費が必要と見積もる。 潮田会長は「球団名として使ったとした場合、スピーディーにそれ