北朝鮮は、キム・ジョンウン(金正恩)総書記の立ち会いのもと、「超大型ロケット砲」と呼ぶ短距離弾道ミサイルを一斉に発射したと31日付けの朝鮮労働党機関紙「労働新聞」を通じて発表しました。 今回の発射は、韓国に対し、先制攻撃も辞さない意志を示すため、実施したと強調していて、公開された写真では20発近くのミサイルが移動式発射台から一斉に発射される様子が写っています。 韓国軍は北朝鮮が30日、首都ピョンヤン近郊の国際空港があるスナン付近から短距離弾道ミサイルと推定される10発余りを日本海に向けて発射したと明らかにしていて、31日の発表はこのミサイルを指すとみられます。