Zen 4世代CPUとRDNA 3世代GPUを統合したAPU「Ryzen 7040HS」搭載の「Razer Blade 14」が発表。AMDがその利点をアピール ライター:米田 聡 Zen 4アーキテクチャのCPUコアと,RDNA 3アーキテクチャのGPUを統合した高性能ノートPC向けプロセッサ「Ryzen 7040HS」シリーズをAMDが発表したのは,2023年1月に開催されたCES 2023だった(関連記事)。当時の予定よりも搭載製品の発売は遅れていたが,2023年5月に入って,PCメーカー各社からRyzen 7040HS搭載PCが次々と発表されている。 そんな中でAMDは,ゲーマー向け薄型ノートPCとして定評あるRazer Bladeシリーズの14インチモデル「Razer Blade 14」に,Ryzen 7040HSシリーズの最上位モデル「Ryzen 9 7940HS」が採用された
2022年10月12日に発売を控えるIntelのがディスクリートGPU「Arc Aシリーズ」の上位モデル「Arc A770」、「Arc A750」の性能評価を行う機会に恵まれたので、さっそく紹介していこう。289ドルからという価格で、NVIDIAのミドルレンジGPU「GeForce RTX 3060」を超える性能を持っているというのが最大のウリ。RTX 3060発表時の価格は329ドル。これが本当なら、GPU市場に新たな良コストパフォーマンスモデルが登場することになるが実際はどうだろうか。 インテルの新GPU「Arc A770」と「Arc A750」をテストする インテルはNVIDIAとAMDの牙城を崩せるか Intel Arc Aシリーズは、エントリークラスのIntel Arc A380を搭載するカードが2022年9月に発売が開始されているが、「Arc A770」と「Arc A750」そ
価格対性能比はGeForce RTX 4090/4080をしのぐ新世代GPU AMD Radeon RX 7900 XTX Radeon RX 7900 XT Text by 宮崎真一 AMDの新世代GPUアーキテクチャ「RDNA 3」を採用した新型GPU「Radeon RX 7900 XTX」(以下,RX 7900 XTX)と「Radeon RX 7900 XT」(以下,RX 7900 XT)のレビュー情報が解禁となった。 Radeon RX 7900 XTX(手前)とRadeon RX 7900 XT(奥側) RX 7900 XTXは,Radeon RX 7000シリーズでは最上位に置かれるモデルで,RX 7900 XTは,それに続くハイエンド向けGPUとなる。 NVIDIAから登場した,「Ada Lovelace」アーキテクチャに基づくハイエンドGPU「GeForce RTX 409
Windows11のバージョンはこんな感じ。 キャッシュ・メモリのレイテンシ まずはレイテンシから。最初はキャッシュの構造の見やすい少し規則性のあるアクセスパターンから。 5950Xは一つのコアから見えるL3キャッシュは32MBなので、Windows10ではそのぐらいまでレイテンシが低い状態が続き、まあこれが想定される状態なのだけど、Windows11では2MB(2048KB)ぐらいから急激にレイテンシが上昇し、メモリアクセスと変わらない感じになってしまっている。 完全ランダムアクセスの場合も同様で、Windows11では2MB(2048KB)以降でキャッシュが見えなくなっているみたい。 キャッシュ・メモリ帯域 今度はシングルスレッドの帯域。 Windows10では32MBまでL3キャッシュによると思われる高い帯域が持続するが、Windows11では2MB(2048KB)以降メモリアクセス
6コアCPU対決レビュー「Core i5-11600K」対「Ryzen 5 5600X」。ゲームに向いた6コアCPUはどっちだ? ライター:米田 聡 カメラマン:佐々木秀二 ハイエンド市場向けCPUでは,CPUコア数が8基以上のものが一般的になっているが,ゲーム用途では8基以上のコアが必ずしも必要というわけではない。ゲームのフレームレートの大部分を左右するのはGPUである。CPUはGPU性能に見合う性能を持てば十分だ。経験的には,ミドルハイクラスまでのGPUであれば6コアのCPUでも十分に対応できるという印象を持っている。 そもそも,8コア以上のCPUは相応に高価だ。予算が限られている場合でも,常に最優先すべきパーツというわけではない。予算に見合ったスペックのCPUを選ぶのが肝要だ。 というわけで,本稿では最新の6コア12スレッド対応CPUとして,2021年3月に発売となったIntelの第
第11世代Core「Core i9-11900K」レビュー。Rocket Lake-SはRyzen 9 5950X/5900Xとゲーム性能で戦えるCPUなのか ライター:米田 聡 カメラマン:佐々木秀二 2021年3月30日22:00,IntelのデスクトップPC向け「第11世代Coreプロセッサ」(開発コードネーム Rocket Lake-S)がいよいよ発売となった。第11世代Coreプロセッサは,6年ぶりにIntelがCPUコアアーキテクチャを刷新したデスクトップPC向けのCPUだ。同社によると,クロックあたりの処理性能(Instruction per Clock:IPC)が第10世代Coreプロセッサ比で19%も向上しており,高いゲーム性能を実現したという(関連記事)。PCゲーマーにとっても,期待の新製品と言えようか。 本稿では第11世代Coreプロセッサの中から,最上位モデルとなる
AMDの新しいモバイル用CPUはヤバいくらい速い2021.01.31 21:0073,201 Joanna Nelius - Gizmodo US [原文] ( scheme_a ) M1に負けじとAMDも奮戦! 世間の話題がApple M1の驚異的な速さでもちきりな中、既にデスクトップの分野ではIntelと肩を並べ、追い越さんばかりの勢いのAMDが、実はラップトップでも背後に忍び寄っていたようです。 つい最近MacBook Proに目移りしそうだった米GizmodoのJoanna Nelius氏ですが、AMDの最新プロセッサで「やっぱりWindows!」となったようです。今回はそんな彼女によるRyzen 9 5980HSの比較テストを見てみましょう。 新しいMacBook Proの驚異的なプロセッサ速度に思わず目移りし始めたと思ったら、AMDがRyzen 9 5980HSで私をWindo
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