アメリカやロシアの情報セキュリティー会社によりますと、今回のサイバー攻撃に使われた、「ランサムウエア」と呼ばれる「身代金要求型」の有害なソフトウエアを構成するソースコードと、北朝鮮のハッカー集団「ラザルス」が、かつて使用したと見られている有害なソフトウエアのソースコードに類似点があるということです。ただ、現時点で確実なことは言えず、関連があるのかさらなる調査が必要だとしています。
Microsoftは、米政府機関がソフトウェア脆弱性をひそかに蓄積して情報を開示しないことを批判し、先週末に発生した大規模なランサムウェア攻撃は「警鐘」であるとした。 脆弱性をベンダーから隠し続ければ、ユーザーはランサムウェア「WannaCry」のような攻撃に対して無防備な状態に置かれてしまう、とMicrosoftの最高法務責任者を務めるBrad Smith氏は米国時間5月14日のブログ投稿で述べた。WannaCryによる攻撃では、マルウェアがコンピュータをロックダウンし、高額の身代金を要求した。Smith氏は、米国家安全保障局(NSA)のハックツールが盗まれたことを、米軍から武器が盗まれたことになぞらえた。 「これを通常兵器のシナリオに置き換えれば、米軍の『Tomahawk』ミサイルの一部が盗まれたのと同じことである。この直近の攻撃は、現在の世界における最も深刻なサイバーセキュリティ脅威
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