東京都足立区の等潤病院で8月、患者や職員ら11人が新型コロナウイルスに感染した。病院が院内感染を公表した翌朝、区内の保育園などで職員の子どもの受け入れ拒否が相次ぎ、複数の看護師が子どもの面倒を見るため欠勤を余儀なくされた。医療従事者への差別は大きな社会問題となっているが、今回の過剰反応は新型コロナへの対応の難しさを改めて浮き彫りにした。
新型コロナウイルスの患者の治療などに当たっている医療関係者が差別的な対応を受けるケースが相次いでいます。看護師などの子どもが保育園から受け入れを拒否されるケースもあり、専門家は「社会全体が正しい知識に基づいて行動すべきだ」と指摘しています。 病院によりますと、ほかの職員に症状はなく感染も確認されていませんが、その後、県内にある認可保育園から、看護師や医師の子どもの受け入れを拒否されたということです。 30代の女性看護師は出勤前に子どもを預けに行ったところ、保育園側から「病院に出入りした人の子どもは受け入れができない」と伝えられたと言います。 感染した医師との接触がないことなどを説明しましたが対応は変わらず、結局、子どもを預ける場所がなく、当日は仕事を休まざるをえなくなったということです。 女性看護師は「『病院で働きたい』『人を助けたい』という気持ちでやっているのに、子どもを預けられないこと
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