不治のがんを患っていた10代の少女が、画期的な治療を受けたところ体内のがんが消失したという。英ロンドンの病院が明らかにした。
東京都で、新型コロナウイルスの感染者を隔離するための施設の調整が遅れている問題で、感染が確認されたにもかかわらず、病院やホテルなどに収容することができない人が、1000人を超えたことが分かりました。 連休3日目の土曜に東京都が発表した感染者は過去2番目に多い295人で、検査人数が減る傾向にある休日が続いても感染者は減っていません。 感染拡大を食い止めるためには感染者を隔離する必要がありますが、「自宅療養」とされているおよそ400人とは別に、感染が確認されても病院やホテルなどに収容することができず、「調整中」となっている人の数が増え続けていて、都の発表でついに1000人を超えました。 一方、全国の感染者も増え続け、大阪で132人、愛知で78人など、新たな感染発表は、あわせて801人に上っています。
おととし、ノーベル医学・生理学賞を受賞した京都大学の本庶佑特別教授の研究グループが、自身の研究をもとに開発したがんの治療薬「オプジーボ」について、薬が効く患者と効かない患者を高い精度で見分ける新たな手法を見つけたと発表しました。「オプジーボ」は価格が高い一方で効果がない患者も多く、医療費の削減にもつながると期待されます。 京都大学の本庶佑特別教授の研究グループは「オプジーボ」を投与した肺がんの患者47人を対象に投与する前と、投与して2週間後、それに4週間後について、それぞれ血液の成分を分析しました。 その結果、効果があった患者は、血液から検出される特定の代謝物の値に効果がなかった患者と異なる特徴が見られたということです。 研究グループは肺がんの患者にオプジーボをおよそ1か月間投与して、この特徴に当てはまるかを調べることで、薬の有効性を81%の精度で予測できるとしていて、がんの部分を切り取っ
既にお知らせをした方もいらっしゃいますが、実は右足を切断する手術をしました。 青木はなんか足が悪いらしいくらいの認識のかたがほとんどで、中にはそんなことも知らない人もいると思いますが、右足には人工関節が入っており、障害者手帳も発行される身体障害者です。 元々、12歳の誕生日に骨肉腫が見つかり約1年間の抗がん剤治療後、右足を人工関節にする手術をしていました。その後は数度の手術をしつつも再発はなく順調に生活していました。 2019年9月に夜道でつまずいたことで人工関節を入れた右足が激しく痛み、ちょっとヤバイと思い近所の病院に駆け込んで紹介状を書いてもらい、約7年ぶりに大学病院に行きました。 12歳の頃から仲の良かった医師に診察してもらったところ、つまずいたことは問題なかったのですが、数年前から感染症が進行しており、その影響で脆くなっていた大腿骨に人工関節が埋没し始めていて良い状態ではないとのこ
寝たきりの人に起きやすい「床ずれ」を、半導体を作る過程でできる粉末でほぼ治すことができることを山形大学などの研究グループが発見しました。 グループによりますと、世界で初めてだということです。 これは、山形大学と千葉県の材料メーカーによる共同研究で明らかになりました。 「床ずれ」は、皮膚が圧迫されて血液が十分に行き届かないことなどで起こり、症状が重い場合は皮膚が「え死」することもあります。 研究グループによりますと、これまでは床ずれ専用の治療薬はなく、患者の体の向きをこまめに変えたり、患部を洗って悪化を食い止めるといった対策が主に取られていました。 共同研究では、ラットに「床ずれ」を作り、半導体を作る過程でできる「シモンコライト」という粉末を塗ったところ、皮膚のえ死した部分が2週間後にはほぼ正常に戻ったということです。 グループによりますと、「シモンコライト」がタンパク質を分解する、特定の酵
「抗がん剤はがん患者の命の火をともすろうそくだ」 私たちが取材で知り合った、あるがん患者の言葉です。がん患者の“命の火”をともし続けるための最新の治療法「がんゲノム医療」が、本格的にスタートしました。がんの遺伝子を調べて、その患者に合った薬を探す新しい手法で、6月から遺伝子検査への公的な医療保険の適用が始まりました。使える薬が無くなってしまった患者にも、新たな薬が見つかるかもしれないと期待を集めています。 (科学文化部記者 稲垣雄也 おはよう日本ディレクター 下山章太) 扉を開けると、元気な子どもたちの声が聞こえてきました。訪ねたのは滋賀県大津市の清水佳佑さん(37)の自宅です。妻のほか、6歳と3歳になる2人の息子と暮らしています。 清水さんは3年前、会社の健康診断をきっかけに肺がんが見つかりました。清水さんが取り出したCTの画像にはこぶしの大きさほどの腫瘍が写っていました。がんは最も進行
光をあててがん細胞を壊す「光免疫療法」について、実用化を目指す米国の「楽天メディカル」は1日、都内で事業説明会を開き、新たな臨床試験(治験)の結果を公表した。手術や抗がん剤などの治療で効果がなかった米国の30人の頭頸部(けいぶ)がんの患者を対象にした第2a相の治験の結果、4人はがんが消え、9人は縮小していた。この治療法と関連があるとみられる重篤な有害事象は3人にあったという。 この治療法は、米国立保健研究所(NIH)の研究員が開発した。近赤外光をあてると反応する化学物質と、特定のがん細胞に結びつく性質があるたんぱく質(抗体)を結合させた薬を注射。抗体はがん細胞とくっつく。それに近赤外光をあてると、がんに集まった薬と光が反応し、がん細胞を壊し、これをきっかけに免疫細胞は活性化する。 NIHと契約を結んだベンチャー企業(その後、楽天メディカルに社名変更)が、2015年から治験をしてきた。同社は
依存症を治療する医師になったものの、松本さんは、当初「いやいや」だった。しかし、「人間の一番人間らしいところをグロテスクに集めた病気」であることに気づいた頃から、むしろ、引き寄せられていったという。やがて、日本ではじめて薬物依存症に特化した治療プログラムを開発するに至るわけだが、一筋縄ではいかなかった。 「前にいた神奈川県の専門病院に赴任した当初、私、半泣きで診療していたと思うんです。だって、治療と言ってもどうやっていいのかわからない。覚せい剤が嫌いになる薬があったらいいのにとか思いましたが、そんなものない。せいぜい薬物の恐ろしさを説教するとか、認知症の人の脳の画像を見せて、長年、覚せい剤を使うとこうなるぞと、詐欺みたいな説明までして、それでも効果が出ない。そこで、予後調査をしてみたんです。その病院で、覚せい剤依存症の人が、初診からわずか3カ月後にどのくらい通院を続けているか。3カ月で治療
ネットの「精神科に行け」を信じて行った40代女性です。 行ったはいいけど、違和感はずっとあったんですよね。 ひとつめの病院 予約していった。初診は30分くらいだった。一気に話して、スッとした。その次、5分で切り上げられた。その次も、その次も。数ヶ月そんな感じ。 薬3種類渡されて、飲んでいたけど、困っている症状は治まらなかった。 医者に聞いても、もうそろそろ効く頃だと思うんですけどね、というので、頑張って通った。でも、ダメだった。信用できなくなって、他の病院を探した。 ふたつめの病院 ひとつめの病院から診断書をもらってこい、と言われた。わたしは頭が真っ白になって、うまく答えられず、どうしようか困っていたら、では次回、ということで、5分で切り上げられた。 ひとつめの病院に行って、受付の人に伝えたら、担当の医者に呼ばれた。どうして転院するんですか?詰問する口調だった。答えられなかった。ちょっとは
自費診療で高額な治療を提供しているクリニックのウェブサイトでは、治療前後でCT画像を提示して「がんが消えた」と称するなどしています。本当にがんが消えるのならいくらでもお金を出す患者さんもいるでしょう。私も患者さんを紹介したいです。 ただ、信頼できるかどうかを検証するためには情報が必要です。科学においてはデータは第三者が検証可能なように論文として発表されますが、こうしたクリニックのウェブサイトでは論文の文献情報が記載されていることは稀です。また、文献情報があっても元の論文を読むと、動物実験や試験管内レベルの話にすぎないことが多いです。仕方がないのでウェブサイトに載っている情報を吟味するのですが、治療前後の画像をよく見ると撮影条件が異なるなどします。 撮影条件の一つに造影剤の使用の有無があります。造影剤とは画像検査のときに診断能力を上げるために使う薬剤です。造影剤にもいろいろあって、一般の方に
俳優の黒沢年雄(73)が20日、フジテレビ系「バイキング」(月~金曜・前11時55分)にゲスト出演し、がん治療における信念を語った。 【写真】藤山直美、乳がんで休演 この日の番組では、藤山直美ががん治療のため舞台を降板した話題を取り上げた。黒沢はこれまで何度も闘病しており、どうしても伝えたかったことがある様子。「余計なことだけれど、僕は8回がんをやっている。言いたいのは絶対に医者を信じて。水で治るとか、サルのなんとかで治るとか、祈とうで治るとか一切信用しちゃだめ。絶対にお医者に診てもらって。危ない人は『こんなことしたら治りますよ』とか、絶対に信用しちゃダメ。僕が助かっているのは、お医者さんを信じたから」と力説した。 黒沢は11年に著書「二流の芸能人が、何度がんになっても笑って生きている理由」と出版している。
主に知人向けのエントリーですが、一応自己紹介。 こんにちは。ミクシィで「家族アルバムみてね」というアプリを開発しているpunchdrunkerです。droidkaigiの運営も手伝ってます。 TLDR; モヒカンぽい髪型になったのだけど、会った時にビックリしないでね。 なぜモヒカンか ごぶさたしています。実は去年の10月の末なんですが、リンパ腫(血液の癌)になってしまいました。 治療は半年間ほど点滴を2週間に一回打つだけ(ABVD療法)なので、黙ってればそれとわからないんですが、抗癌剤の副作用で髪が結構抜けてくるので、ソフトなモヒカンぽい髪型にしました。抜けた髪は1年くらいしたらまた生え揃うらしいので、来年の春くらいには前のような髪に戻っているかもしれません。 最近会ってない人は、髪型があんまり変わっててちょっとビックリすると思うのですが、まあ癌になったことだしイメチェンしたんだな、程度の
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