台湾東部の宜蘭県で先月起きた脱線事故で、事故を起こした「プユマ号」をつくった日本車両製造(名古屋市)は1日、車両の安全装置「自動列車防護装置」に設計ミスがあったと発表した。本来は運転士が装置を切ると、その情報が運行を管理する指令員に自動で伝わるはずだったが設計ミスが原因で伝わらないようになっていたという。 同社によると、事故から2日後の10月23日、運行する台湾鉄道から、安全装置を切った際に自動的に指令に連絡が入る機能についての調査要請があった。調査の結果、同29日に設計担当者のミスで配線の接続が仕様書と一部異なり、この機能が働かなかったことが判明した。 10月21日に発生した事故は、列車が高速のままカーブに進入して脱線し、200人以上が死傷した。 運転士は台湾検察の調べに、事故が起きる約30分前に安全装置を自分で切ったことを認めている。車両の動力などにトラブルがあったとしており、無理に運
3月14日、行政院(日本の内閣にあたる)環境保護署は、国民に対してトイレットペーパーを便器に流すことを奨励する政策を発表しました。そんなこと当たり前じゃないか、という声が聞こえてきそうですが台湾では当たり前ではなくむしろ逆なのです。 台湾に行ったことがある人は知っていると思いますが、台湾ではトイレットペーパーをトイレに流すと「詰まる」という理由から、備え付けのゴミ箱に捨てるのが普通なのです(空港や百貨店など一部流してよいところもあります)。 ところが14日に突然このような発表があったのでちょっと困惑しているところです。いったい何がどうなったのか、分かっている限りのことなど書いてみたいと思います。 発表の内容を整理してみる まず3月14日に行政院環境保護署から発表された内容がどのような事なのか整理してみます。 参考:衛生紙改丟馬桶 即起上路(蘋果日報) 政策の理由 〇台湾では使用後のトイレッ
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