【烏鎮(浙江省)=山川公生、小川義也】米グーグルが囲碁用に開発した人工知能(AI)「アルファ碁」と、世界最強とされる中国の柯潔(カ・ケツ)九段との3番勝負が上海近郊の烏鎮で23日始まり、第1局をアルファ碁が制した。最も難しいとされる知的ゲームの囲碁で、AIの実力が人間を上回ったことが示された。今回の対局はグーグルが中国政府などの協力で開いた「囲碁の未来サミット」の目玉。この対局では柯九段が序盤
原因は「アルファ碁」!? 韓国で囲碁人気失速 ソウル大学英文科3回生のイ・ギユンさん(24)は囲碁が趣味で、実力もアマチュアながら6級の腕前だ。イさんは卒業までに初段を取りたいと考えていたが、先月これを諦めた。昨年、グーグルが開発した人工知能「アルファ碁」がイ・セドル九段に圧勝したことが大きな話題になったが、最近はこれがさらにアップグレードされ、昨年から今年にかけて韓国、中国、日本のプロ棋士と60回対戦して全勝したことがイさんの考えを変えるきっかけになった。イさんは日頃から尊敬していた朴廷桓(パク・チョンファン)九段がアルファ碁に1回も勝てなかった時、自らのフェイスブックに「とてもがっかりして勉強にも集中できない」「人間がいくらがんばってもアルファ碁には勝てない。これでは囲碁が強くなっても意味がないのでは」と複雑な心境を吐露した。 アルファ碁がイ・セドル九段に完勝すると、韓国国内で一時高ま
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