2009年に、こういう本を紹介したことがある。 新潮選書から「不干斎ハビアン」の本が出ていた。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20090825/p4 不干斎ハビアン―神も仏も棄てた宗教者 (新潮選書) 作者:釈 徹宗発売日: 2009/01/01メディア: 単行本 出家、改宗、棄教――。世界に先がけて、東西の宗教を知性で解体した男。 禅僧から改宗、キリシタン全盛の時代にイエズス会の論客として活躍するも、晩年に棄教。世界に先がけて東西の宗教を解体した男は、はたして宗教の敵か、味方か? 独自の宗教性と現代スピリチュアリティとの共通点とは? はたしてハビアンは日本思想史上の重要人物か――。その生涯と思想から、日本人の宗教心の原型を探る。 この人を紹介する文章はいろいろ読んでいたので、大体の概要は知っていたのだけど、あらためて一冊の評伝を読むといろいろ知ることもあ