日本将棋連盟の谷川浩司会長は1月18日午後に記者会見を開き、辞任を表明しました。 2016年に起こった将棋ソフト不正使用疑惑を巡り、「対応に不備があったことに大きな責任を感じている」「(不正疑惑がかかった)三浦弘行九段には本当につらい思いをさせてしまった」と述べました。また三浦九段の復帰戦として2月に羽生善治三冠との対局を行うことも発表しました。次期会長は今後開催する理事会で選任する予定です。 以下にその全文を掲載します。 記者会見に臨んだ谷川浩司・日本将棋連盟会長(左)と片上大輔常務理事(右)。「三浦九段に誠意を伝えるには、辞任が一番という結論に至りました」司会: 本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。谷川浩司・日本将棋連盟会長の辞任に関して記者会見をさせていただきます。日本将棋連盟会長の谷川浩司より、皆様にごあいさつをさせていただきます。 谷川浩司会長(以下、谷川):