明日2017年2月7日正午までの限定配信です。 明日以降は将棋プレミアム(http://www.igoshogi.net/shogipremium/)でご視聴ください。
日本将棋連盟の谷川浩司会長は1月18日午後に記者会見を開き、辞任を表明しました。 2016年に起こった将棋ソフト不正使用疑惑を巡り、「対応に不備があったことに大きな責任を感じている」「(不正疑惑がかかった)三浦弘行九段には本当につらい思いをさせてしまった」と述べました。また三浦九段の復帰戦として2月に羽生善治三冠との対局を行うことも発表しました。次期会長は今後開催する理事会で選任する予定です。 以下にその全文を掲載します。 記者会見に臨んだ谷川浩司・日本将棋連盟会長(左)と片上大輔常務理事(右)。「三浦九段に誠意を伝えるには、辞任が一番という結論に至りました」司会: 本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。谷川浩司・日本将棋連盟会長の辞任に関して記者会見をさせていただきます。日本将棋連盟会長の谷川浩司より、皆様にごあいさつをさせていただきます。 谷川浩司会長(以下、谷川):
日本将棋連盟の谷川浩司会長らは27日、東京都渋谷区の将棋会館で記者会見をした。谷川会長は、出場停止処分になった三浦弘行九段に対して謝罪し、来期のA級在籍を保証することなどを説明。その後、記者の質問に答えた。主なやりとりは次の通り。 ――A級順位戦の特別措置以外に、経済的な補償は検討しているのか。 谷川 竜王戦七番勝負の開催を何よりも第一に考えた。竜王戦自体は無事に終了したが、その結果として三浦九段が不利益を被ることになった。そのことに関しては、これから色々考えていかなければいけない。第一に、先ほどご説明した、三浦さんが来期もA級順位戦という形をとらせていただいた。これは主催の両新聞社様にもご了解をいただいた。その他のことに関しても、三浦九段と真摯(しんし)に話し合いをしたい。 ――先ほどの特別措置、三浦九段に誰がいつ伝えるのか。三浦九段、順位戦の一部を奪われた。どう考えるか。 谷川 A級の
12月26日(月)、日本将棋連盟は第三者調査委員会の調査結果に関する答申を受けました。 本日それを踏まえ、記者会見を東京・将棋会館で行いました。 以下に谷川浩司会長の会見要旨を記載いたします。 谷川浩司会長 会見要旨 昨日午前、第三者調査委員会より報告書を頂きました。 委員長の但木先生をはじめ、永井先生、奈良先生には、二ヶ月近くに及ぶ綿密な調査をして頂き、本当に有難うございました。 また、昨日午後に会見を開いていただきました事も重ねて御礼申し上げます。 今回の報告書では、三浦九段は不正を行っていないこと、常務会が出場停止処分を取ったのは妥当であること、この二つの結論を頂きました。 常務会の判断が妥当だったとは言え、結果的に三浦九段につらい思いをさせてしまいましたことは本当に申し訳なく思っております。 そして、常務会として反省すべき点がいくつかあります。 まず将棋ソフトが急速に力を付けてきた
将棋棋士の三浦弘行九段が対局中に将棋ソフトを不正に使った疑いがあると指摘されていた問題(関連記事)で、12月27日に記者会見を実施。「竜王戦七番勝負に出場できなかったことが本当に残念」と語った。 同問題については、26日に第三者調査委員会が「不正行為に及んでいたと認めるに足る証拠はない」とする判断を発表。代理人を務めた横張弁護士は、その点については事実と相違なく、評価しているとしたものの、“出場停止処分を妥当”としたことには「将棋連盟に寄り添ったものであり、極めて不当」とコメントした。 また直接の処分理由となった“休場届の不提出”については、三浦九段から「竜王戦の辞退及び休場の申し出を行ったことはない」と説明。実際には連盟理事から「竜王戦は開催されなくなった。それを承知してくれるか」と言われ、三浦九段と渡辺明竜王はともに同意したこと。理事はその上で連盟にとって大変な損害であるとして三浦九段
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