次世代風力発電機「垂直軸型マグナス式風力発電機」を開発するベンチャー企業のチャレナジーは、事業成果報告・記者発表会を開催し、創業からの成果と今後の事業計画を発表した。2018年8月から新たに開始する10kW試験機の実証結果を踏まえ、2020年以降に量産販売を開始する狙いだ。 最大瞬間風速33メートル/秒でも安定発電できた“台風発電” 次世代風力発電機を開発するチャレナジーは2018年2月2日、事業成果報告・記者発表会を開催し、これまでの実証の成果と今後の事業計画を発表した。2018年8月には10kW(キロワット)の試験機による実証を開始し、2020年以降には量産販売を開始する方針だ。 チャレナジーは、2014年創業の「垂直軸型マグナス式風力発電機」を開発するテクノロジースタートアップ。一般的に普及している水平軸プロペラ式の風力発電機と異なる機構を持つ垂直軸型マグナス式風力発電機は、円筒を気