サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会1次リーグE組の日本は23日、ドーハのハリファ国際競技場で行われた初戦でドイツに2―1で逆転勝利した。ドイツには初勝利で、通算成績は1勝1分け1敗。W杯優勝経験のある相手にW杯で勝つのは初めて。 日本は勝ち点3を獲得し、目標とする初のベスト8以上に向けて好発進した。 日本は0―1で迎えた後半30分過ぎに堂安律、浅野拓磨が立て続けにゴールを奪った。
サッカーワールドカップ、ロシア大会で日本がポーランド戦の終盤に時間を稼ぐ戦術をとったことについて、海外メディアからは批判の声も相次いでいます。 その一方で、試合終盤で、日本が時間を稼ぐ戦術をとったことについては「ベスト16に残った手法に批判の声が広がっている」と報じました。 またイングランド・プレミアリーグでプレーしたレオン・オズマン氏のコメントとして「恥ずべきことだ。両チームが最後の10分間に行ったことは、ワールドカップでは見たくないものだった。まさに茶番だった」と伝えました。 またフランスのAFP通信は「日本はブーイングを受け、ポーランドに負けながらもベスト16に進んだ。最後の10分間はほとんど攻撃せず、ブーイングがスタジアムに鳴り響いた」と報じました。 日本の決勝トーナメント進出を決定づけた警告ポイントは、英語では「フェアプレーポイント」と呼ばれています。 このため海外のサッカーファ
林舞輝の日本代表テクニカルレポート第1回:日本対コロンビア 欧州サッカーの指導者養成機関の最高峰の一つであるポルト大学大学院に在籍しつつ、ポルトガル1部のボアビスタU-22でコーチを務める新進気鋭の23歳、林舞輝が日本代表のゲームを戦術的な視点から斬る。第1回のテーマは「コロンビア戦で、なぜ日本は数的優位にもかかわらず苦しんだのか?」。 試合開始直後の退場&PKから試合前のプランが崩壊した両チーム。その中で、組織として戦おうとしたコロンビアと、個がその場その場の判断で「孤軍奮闘」した日本。「個の日本」が「組織のコロンビア」を走力と技術で上回ったという試合だった。 開始わずか3分でカルロス・サンチェスが退場しPKを獲得という、日本にとって望外の幸運が訪れる。ペケルマン監督にとってはもちろん想定外だったろうが、西野監督もまさか3分で相手が1人少なくなり1-0という状況は想像できなかっただろう。
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サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で、H組の日本(世界ランキング61位)は19日、サランスクのモルドビア・アリーナでの初戦でコロンビア(同16位)と対戦し、2―1で快勝した。日本は前半6分、コロンビアの反則、退場で得たPKを香川が決めて先制。しかし、39分、FKを決められ、同点とされた。数的優位を生かして試合を進めた後半28分、大迫がCKを頭で合わせ勝ち越しゴールを挙げ、そのまま1点のリードを守り切った。この試合の最優秀選手には大迫が選ばれた。 6大会連続6回目出場の日本は、これがW杯18試合目。通算成績を5勝9敗4引き分けとした。初戦で勝つか引き分けた2大会では決勝トーナメントに進んでいる。 【試合終了】 アジア勢がW杯で南米勢から勝ち星を挙げたのは初めて。勝利は2010年南アフリカ大会のデンマーク戦(3―1)以来。西野監督は1996年のアトランタ五輪で日本を率いてブラジルを破っ
『砕かれたハリルホジッチ・プラン』の著者、五百蔵容さんと本を起点にいろいろお話を伺ったインタビュー連載企画5回目、最終回です。過去の連載はこちら。 最終回は、2010年代の日本サッカーを語るうえで欠かせない存在、本田圭佑という選手についての話題から。彼がプレーヤーとして直面している現実と、本田を「ケイスケ・ホンダ」たらしめている原動力でもある「大きな目標を公言してそこに向かっていく」という行動様式の功罪についてまで話が広がりました。それではどうぞ。 >>> 【本田圭佑という存在】 現代サッカーにはスペックの足りない選手になってしまっている---今回の解任騒動では本田圭佑の名前がいろいろなところであがりますが、彼についてはどう評価しますか。 五百蔵:そうですね…ハリルホジッチは本田を買ってはいましたが、おそらくはチームの中心として使うつもりはなかったんじゃないかなと思います。自分が考えている
イビチャ・オシムは今、オーストリアのグラーツの自宅に滞在している。テレビ回線の不調から、時々試合が見られなくなるなどというトラブルに見舞われながらも、ワールドカップの開始を楽しみに待っていたという。 本連載『ワインとシエスタとフットボールと』では、ワールドカップ期間中にオシムとトルシエの連続インタビューを掲載する。オシムの第1回となる今回は、オシムが今の日本代表と日本サッカーをどう見ているか? という問い掛けから始めたいと思う。 ――元気ですか? 「ああ、私は元気だが君はどうだ?」 ――まあまあです。ワールドカップが近づきましたが、不安ばかりが募っています(笑)。 「君らの方が選手よりいい準備をしているのではないか。とにかく万全を期することだ。フィジカル面できつくなるから。ロシアは国土が広大だから移動が大変だ。プライベートジェットを手配した方がいいかも知れない。もしもウラジオストクの後でモ
サッカーの国際親善試合、キリン・チャレンジカップの日本-ガーナは30日、横浜・日産スタジアムで行われ、日本は0-2で完敗した。ハリルホジッチ氏の解任を受けて就任した西野監督の初陣で、6月14日開幕のワールドカップ(W杯)ロシア大会前国内最後の一戦を勝利で飾れなかった。本大会のメンバー23選手は31日に発表される。 西野朗・日本代表監督「半年国内で試合をしていなかったのでW杯前にぜひいい試合をという中でトライしたが、結果は残念。序盤の入りがスムーズではなかった」 本田「どう考えても勝たないといけない試合だった。この状況は今に始まったことではない。チームはゼロからのスタートで、みんな前を向いている。誰一人悲観的にはなっていない。ただ、危機感はある」 川島(後半にPKを献上)「2失点目はほぼ自分のミス。チームに迷惑を掛けた」 原口「システムが新しくなり、やりながら『こうなんだな』というところが多
お使いのInternet Explorerは古いバージョンのため、正しく表示されない可能性があります。最新のバージョンにアップデートするか、別のブラウザーからご利用ください。 Internet Explorerのアップデートについて 日本協会の田嶋幸三会長(60)は、ハリルホジッチ氏の会見に不快感を隠せなかった。 【写真】「本当にありがとう友情を込めて」と記したメッセージを手にするハリルホジッチ前監督 渡欧前の27日夜、都内で取材に応じ「(W杯トロフィーツアーで見られず)後で聞いたが、1人か2人の選手が反乱したような言い方は失礼。選手の対応は大人。選手たちこそ日本サッカーのことを真剣に考えていた」。口調は冷静だが、現場を悪者にされた怒りなのか顔は赤かった。 4月7日にパリで契約を解除した際、前監督が「5分で部屋を出た」と言ったことには「とんでもない。その10倍は説明した」と食い違いを証言。
“なぜ、会長にしても西野さんにしても、「ハリル、問題があるぞ」と一度として言ってくれなかったのか” ロシアW杯開幕を2カ月後に控えた2018年4月9日、日本代表監督解任が突如発表されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏。異例とも言える日本サッカー協会の決断に対しては賛否両論、議論の渦が巻き起こったが、当事者であるハリルホジッチ氏は何を想うのか。4月27日に日本記者クラブで開かれ1時間半に及んだ会見の全文を公開する。 お集まりのみなさま、こんにちは。今日はみなさまお越しいただきまして、どうもありがとうございます。今回初めて、4月7日以来、私の口からお話をさせていただく機会を得ました。 やはり、ここ日本で3年間仕事をしてきましたので、この地でお話をさせていただきたいと思いました。この日本という素晴らしいお国で私自身いろんな体験をしてまいりました。 そして、この私どもが家族とともに大好きな日本というお
元日本代表監督となったヴァイッド・ハリルホジッチの来日から、1週間が経過した。あらかじめ設定されていた記者会見は、明日27日16時から行われる。 「ハリルホジッチは往生際が悪い」とか「お金目当てに来た」とか、心無い報道も散見されるが、そもそも、この状況は日本サッカー協会の田嶋幸三会長が招いたものであることは、強調しておきたい。 私はスペインで、ある指導者を取材したとき、こんな話を聞かせてもらったことがある。 あるスポーツの日本代表選手がスペインで指導を受け、プレーの最中に大きなミスを犯した。すると、その選手は、指導者のところへ行き、「すみません!」と謝罪。それに対して、スペイン人の指導者は激怒したそうだ。 「すみませんとは何だ! それで終わりか! そんな言葉で、お前はミスをごまかそうとするのか! ちゃんと説明しろ!」 彼らの感覚では、失敗の理由をしっかりと説明もせず、「すみません」で済ませ
久しぶりにサッカーの話題に触れておきたい。 この先、ワールドカップ(W杯)が間近に迫ったタイミングになると、ネガティブな文章は書きにくくなる。 だから、いまのうちに書いておく。 今回の記事はそういうテキストになる。 私は、一人のサッカーファンとして、6月から開催されるロシアW杯の成功を願っている。 なので、本当なら、その盛り上がりに水をさすような原稿は書きたくない。 でも、それはそれとして、サッカーファンだからこそ書かねばならないことがあるはずだとも思っている。 いま書いておかなければ、日本のサッカーに未来はないとすら考えている。 なんというのか、一人の男がサッカーファンになるということは、自分の力で自国のサッカー界を変革せんとする夜郎自大な思い込みをアタマの片隅から滅却できなくなるということでもあるわけで、実に厄介な生き方なのである。 私は、ハリルホジッチ監督を解任した日本サッカー協会の
COLUMN清水英斗の世界基準のジャパン目線 第62回 ハリルホジッチの解任は“戦略なき戦術”。広がり続ける、日本と世界の差 By 清水 英斗 ・ 2018.4.10 ハリルホジッチの解任によせて、兵法書『孫子』から一文を引用する。 『戦術なき戦略は、勝利に至るもっとも遠い道のりである』 『戦略なき戦術は、敗北の前の戯言である』 戦略とは? 長期的な目標に基づく計画のこと。戦術とは? 目先の場面で最善の手を探すこと。もっと簡単に言えば、戦略とはプラン、戦術とは手段だ。 どちらも大事だ。戦術がなければ、勝利を得るのは長い道のりになるし、戦略がなければ、最初から敗北は決まっている。そのように孫子では説かれている。 今回、日本サッカー協会が発表したハリルホジッチの解任は、戦略を捨てた戦術だった。ザッケローニで敗れた反省を生かし、後任のアギーレ、ハリルホジッチの選定には、過去のワールドカップで指揮
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