神戸市中央区東川崎町1の市こども家庭センター(児童相談所)で当直業務を請け負うNPO法人の男性職員が、真夜中に助けを求めて訪れた小学6年の女児に対して「警察に相談しなさい」と伝えて追い返していたことが18日、同センターへの取材で分かった。女児はその後、交番に保護された。 【写真】高校生飛び降り 生徒「僕が先生にされたこと」 センターが夜間・休日の対応を委託しているNPO法人「社会還元センターグループわ」(同市北区)の男性職員。 女児は10日午前3時すぎ、一人で同センターを訪れた。インターホンを押して「家庭でもめ事があり、親から家を追い出された」と説明したが、男性職員は画面越しに「警察に相談しなさい」と対応。女児は約30分後、生田署の交番を訪れて保護された。 センターのマニュアルでは、夜間や休日に来庁者や通報があった場合、当番の職員はセンターの係長に報告して対応することになっていたが、男性は
児童相談所からの通報で駆けつけた警察官に暴行し、拳銃を奪おうとしたなどとして、茨城県警水戸署は9日、水戸市大工町、無職の女(27)、両親、弟2人の計5人を公務執行妨害容疑で逮捕した。 発表によると、5人は6日午後9時15分頃、水戸市内にある県中央児童相談所の敷地内で、同署の男性巡査(32)と男性巡査部長(30)の胸ぐらをつかむなどし、職務の執行を妨害した疑い。女は巡査の背後からホルスターの拳銃を抜き取ったが、巡査部長が直後に取り返したという。 署員2人は、児相から「子供の保護に納得しない関係者が暴れている」との110番を受け、駆けつけていた。現場には当時、女ら5人の他に、保護対象の子供の親ら4人がおり、同署が詳しい経緯を調べている。
千葉の虐待死では、児童相談所の対応について多くのメディアが取り上げている。 児童相談所の人員不足、組織の問題として取り上げているところがある一方で、多くが児童相談所の対応の不備を正義の鉄槌によって叩く論調がある。 もちろん、失われるはずではなかった尊い命が亡くなったことは、児童相談所にも責任はある。 対応が問題なかったとは言い切れない。 しかし、児童相談所を叩いていいという社会の風潮が、現にいま子育てに不安を抱え、困っている親を追い詰めることになる。 児童相談所を叩く論調の中には、児童相談所の権限強化、警察とのより強い連携、強権力による介入を強めるべきという意見も散見される。 果たして、本当にそれで虐待死が防げるのだろうか。 児童相談所が強制的介入を強めることが、本当に虐待の抑止力になるだろうか。 私はその点について、懐疑的である。 むしろ、社会が児童相談所を叩き、虐待を叩くことが、いま子
千葉県野田市で虐待された10歳の女児が死亡した事件で、女児を一時保護していた柏児童相談所の対応に批判の声が集まっている。 【児相の対応に批判も…当事者が語る“限界”】 柏児童相談所は2017年11月、父親から虐待されている疑いがあるとして女児を一時保護し、その期間中、女児の両親と面談。 その後、関係が改善したと判断し、12月末に保護を解除、女児は両親の元に戻されたのだが、その後、一度も自宅訪問を行っていなかったことなどが批判の的となっている。 こうした中、これまで数えきれないくらい児童相談所に関わってきたというTwitterユーザーのツイートが1万2,000以上リツイートされ、拡散している。 このTwitterユーザーは児童相談所について、「その忙しさは尋常ではなく、もはや人間のできる仕事の範囲を越えている」と書き込んでいる。 児童相談所の実態はなかなか伝わってこないが、我々の想像を絶する
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