インフルエンザが全国的な流行期に入ったと、国立感染症研究所が発表しました。流行期に入るのは、例年より数週間から1か月ほど早く、統計を取り始めて以降、2番目に早くなっていて、専門家は早めのワクチン接種などの対策を呼びかけています。 国立感染症研究所によりますと、今月10日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、5084人でした。 この結果、1医療機関当たりの患者数は1.03で、流行開始の目安とされる「1」を超え、国立感染症研究所は15日、全国的な流行期に入ったと発表しました。 今シーズンは、9月にいったん「1」を超えたものの、沖縄県が突出して多く、全国的な流行にはなっていませんでしたが、ここ数週間では各地で増えています。 流行期に入るのは、例年より数週間から1か月ほど早く、1999年に統計を取り始めてから、「新型インフルエンザ」として世界的な大流行と