テクノユニット「電気グルーヴ」のメンバーで俳優のピエール瀧被告(52)にコカインを譲り渡したとして、麻薬取締法違反の罪に問われた横浜市の無職・田坂真樹被告(48)の初公判が25日、東京地裁(楡井英夫裁判官)で開かれ、田坂被告は起訴内容を認め、「もう2度と、こういう犯罪には関わりません」と涙ながらに語った。 検察側は懲役2年6月を求刑し、弁護側は執行猶予を求めて結審した。判決は28日に言い渡される。 田坂被告の夫の調書が読まれ、逮捕当日の動きが明らかになった。瀧被告が連行された後、瀧被告の妻から「家の前にマスコミが来ている」「マンションで会いたい」と田坂被告に電話があり、呼び出された。向かった先は自宅ではなく、瀧被告がコカインを使用した別宅マンション。瀧被告の妻から白のコンビニ袋を渡され、翌日までに捨てたという。 被告人質問で、検察側からコンビニ袋について聞かれた田坂被告は「中身を確認してい