米カリフォルニア州ロサンゼルス上空を覆う雨雲(2017年1月12日撮影)。(c)AFP/Robyn BECK 【4月8日 AFP】米カリフォルニア(California)州のジェリー・ブラウン(Jerry Brown)知事は7日、5年以上続いた干ばつの終息を公式に宣言した。 知事は4つの郡を除くすべての地域で干ばつの非常事態宣言を解除したものの、降雨時と降雨後の水やりや歩道への水まきなどの禁止や取水権者の水使用量の報告義務は維持するとした。知事は声明で「非常事態は終わったが、次の干ばつはすぐそこまで来ているかもしれない」とし、節水の継続を呼び掛けた。 フレズノ(Fresno)、キングス(Kings)、トゥーレアリ(Tulare)、トゥオルミ(Tuolumne)の4郡では非常時の飲料水配給が続けられる。貧困層や中南米系住民が多く住むこれらの地域では近年、井戸が枯渇し、水道から水が出なくなって