Zen 4世代CPUとRDNA 3世代GPUを統合したAPU「Ryzen 7040HS」搭載の「Razer Blade 14」が発表。AMDがその利点をアピール ライター:米田 聡 Zen 4アーキテクチャのCPUコアと,RDNA 3アーキテクチャのGPUを統合した高性能ノートPC向けプロセッサ「Ryzen 7040HS」シリーズをAMDが発表したのは,2023年1月に開催されたCES 2023だった(関連記事)。当時の予定よりも搭載製品の発売は遅れていたが,2023年5月に入って,PCメーカー各社からRyzen 7040HS搭載PCが次々と発表されている。 そんな中でAMDは,ゲーマー向け薄型ノートPCとして定評あるRazer Bladeシリーズの14インチモデル「Razer Blade 14」に,Ryzen 7040HSシリーズの最上位モデル「Ryzen 9 7940HS」が採用された
Windows11のバージョンはこんな感じ。 キャッシュ・メモリのレイテンシ まずはレイテンシから。最初はキャッシュの構造の見やすい少し規則性のあるアクセスパターンから。 5950Xは一つのコアから見えるL3キャッシュは32MBなので、Windows10ではそのぐらいまでレイテンシが低い状態が続き、まあこれが想定される状態なのだけど、Windows11では2MB(2048KB)ぐらいから急激にレイテンシが上昇し、メモリアクセスと変わらない感じになってしまっている。 完全ランダムアクセスの場合も同様で、Windows11では2MB(2048KB)以降でキャッシュが見えなくなっているみたい。 キャッシュ・メモリ帯域 今度はシングルスレッドの帯域。 Windows10では32MBまでL3キャッシュによると思われる高い帯域が持続するが、Windows11では2MB(2048KB)以降メモリアクセス
6コアCPU対決レビュー「Core i5-11600K」対「Ryzen 5 5600X」。ゲームに向いた6コアCPUはどっちだ? ライター:米田 聡 カメラマン:佐々木秀二 ハイエンド市場向けCPUでは,CPUコア数が8基以上のものが一般的になっているが,ゲーム用途では8基以上のコアが必ずしも必要というわけではない。ゲームのフレームレートの大部分を左右するのはGPUである。CPUはGPU性能に見合う性能を持てば十分だ。経験的には,ミドルハイクラスまでのGPUであれば6コアのCPUでも十分に対応できるという印象を持っている。 そもそも,8コア以上のCPUは相応に高価だ。予算が限られている場合でも,常に最優先すべきパーツというわけではない。予算に見合ったスペックのCPUを選ぶのが肝要だ。 というわけで,本稿では最新の6コア12スレッド対応CPUとして,2021年3月に発売となったIntelの第
AMDの新しいモバイル用CPUはヤバいくらい速い2021.01.31 21:0073,201 Joanna Nelius - Gizmodo US [原文] ( scheme_a ) M1に負けじとAMDも奮戦! 世間の話題がApple M1の驚異的な速さでもちきりな中、既にデスクトップの分野ではIntelと肩を並べ、追い越さんばかりの勢いのAMDが、実はラップトップでも背後に忍び寄っていたようです。 つい最近MacBook Proに目移りしそうだった米GizmodoのJoanna Nelius氏ですが、AMDの最新プロセッサで「やっぱりWindows!」となったようです。今回はそんな彼女によるRyzen 9 5980HSの比較テストを見てみましょう。 新しいMacBook Proの驚異的なプロセッサ速度に思わず目移りし始めたと思ったら、AMDがRyzen 9 5980HSで私をWindo
AMD,デスクトップPC向けAPU「Ryzen 4000 G」&「Ryzen PRO 4000」を発表。PROの3製品を8月8日に発売 編集部:千葉大輔 米国時間2020年7月21日,AMDは,Zen 2アーキテクチャベースのデスクトップPC向けAPU「Ryzen 4000 G」シリーズおよび,「Ryzen PRO 4000」シリーズを発表した。Ryzen 4000 Gシリーズ搭載PCは,2020年第3四半期,Ryzen PRO 4000シリーズ搭載PCは,2020年7月21日から販売を開始する。 いずれの製品も2020年1月発表のノートPC向けAPU「Ryzen 4000」と同じく,Zen 2アーキテクチャベースのCPUと,VegaアーキテクチャベースのRadeon GPUを搭載するのが特徴だ。また,Ryzen PRO 4000シリーズは,企業向けの管理機能やセキュリティ機能を搭載するの
「Ryzen 9 3900X」「Ryzen 7 3700X」レビュー。期待のZen 2は競合に迫るゲーム性能を有し,マルチコア性能では圧倒する ライター:米田 聡 2019年7月7日19:00,多くのゲーマーが注目しているであろうAMDの新型CPUである第3世代Ryzenこと,「Ryzen Desktop 3000」(以下,Ryzen 3000)シリーズが発売となった。 2018年に登場した現行の第2世代Ryzenは,第1世代の「Zen」アーキテクチャを最適化したうえで,自動クロックアップ機能「Precision Boost」に大幅な改良を加えた「Precision Boost 2」を導入する「Zen+」アーキテクチャとして,性能の向上を図った製品だった。 それに対して今回登場した第3世代Ryzenは,アーキテクチャに大きな改良を加えた「Zen2」アーキテクチャを採用する製品だ。Ryzen
【速報】AMD,16コア32スレッド対応の新型CPU「Ryzen 9 3950X」を発表 編集部:小西利明 北米時間2019年6月10日,AMDは,E3 2019に合わせて独自イベント「AMD Next Horizon Gaming」を開催し,Zen 2世代のCPUコアを採用するRyzen 3000シリーズの新型CPUとして,16コア32スレッド仕様の「Ryzen 9 3950X」を発表した。 発売時期は2019年9月の予定で,メーカー想定売価は749ドルとなっている。 なお,別途詳報を掲載しているので,そちらも合わせて参照してほしい。 関連記事 「Ryzen 9 3950X」は16コア32スレッドに到達。AMDが独自イベントで「Ryzen 3000」の追加ラインナップを発表 北米時間6月10日,AMDは,E3 2019に合わせて開催したイベント「AMD Next Horizon Gami
西川善司の3DGE:Zen 2×PCIe4時代のAM4プラットフォームアップグレード指南〜PCIe4の直接の恩恵はグラフィックスよりもストレージのパフォーマンス? ライター:西川善司 AMDはCOMPUTEX 2019の基調講演で(いろいろと不明点は残しつつも),新GPUの「Radeon RX 5000」シリーズ(開発コードネーム:Navi)と新CPUの「Ryzen 7 3000」シリーズ(開発コードネーム:Matisse)を発表した。 AMDのRyzen 7 3000シリーズは,競合に先駆けて,PCI-Express Gen.4に対応する業界初のCPUであり,Radeon RX 5000シリーズも同様に民生向けとしては業界初のPCI-Express Gen.4に対応GPUになる。 ただ,Ryzen 7 3000シリーズの対応ソケットは先代Ryzenまでと同様のAM4であり,実際,AMDは
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