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日本近代文学に関するhhasegawaのブックマーク (83)

  • <姫野カオルコインタビュー> 彼女はなぜ、非難されたのか? 『彼女は頭が悪いから』 | 「オール讀物」編集部 | インタビュー・対談

    2018.08.29インタビュー・対談 <姫野カオルコインタビュー> 彼女はなぜ、非難されたのか? 「オール讀物」編集部 『彼女は頭が悪いから』 出典 : #オール讀物 ジャンル : #エンタメ・ミステリ 『彼女は頭が悪いから』(姫野カオルコ 著) 二年前に起こった、東大生五人による強制わいせつ事件。この事件に想を得て書かれたのが作だ。 ごくふつうの家庭で育ち、女子大に進学した美咲は、東大生のつばさと偶然出会い、二人は恋をしたはずだった。だが半年後、つばさは仲間と共に美咲を酔い潰し、侮辱的なわいせつ行為に及ぶ。「尻軽女だから何してもいいよ」と言ったつばさ。美咲がつばさに会う前に化粧をしたのは、東大生と聞いて「すごい」と言ったのは、つばさの言うような“下心”だったのか。 「報道を聞いて、スーパーフリー事件をはじめ、これまでに起こった集団レイプ事件とは何か違う感じがしました。被害者がその場を

    <姫野カオルコインタビュー> 彼女はなぜ、非難されたのか? 『彼女は頭が悪いから』 | 「オール讀物」編集部 | インタビュー・対談
    hhasegawa
    hhasegawa 2018/12/18
    件の作者のインタヴューに出てくる「裁判所待合室で『ぼく東大』を連呼する東大生」も、ここまでくると疑わしい。自分は同級生だから傍聴しているがあなたはどういう関係なんですか、といった趣旨を捻じ曲げられた?
  • 『彼女は頭が悪いから』への反応をめぐる考察|ミザリ|note

    12月12日のブックトークについて、ツイッターで様々な言説が飛び交っています。私も参加した身として、ツイッター上の議論が様々な誤解と分断を含んでいることにもやもやし、整理したいと思い、この記事を書きました。 このレポートはとてもよくまとまっていて素晴らしいのですが、私に見えたものとはずれているところもありました。以下は、そのずれがどうして生じたのかについての考察でもあります。 私は、この小説に対する反応を、この図のように分類して理解しています。 ブックトークの登壇者は大まかに言って①②の人たちです。その中で、①の中でも超左上に位置する瀬地山先生、①に位置するその他の東大教員たち、②に位置する姫野先生と担当編集者、①と②の真ん中に位置する小島慶子さん、というふうに、私は認識しました。 一方、聴衆の側は、この表のすべてにわたっていたでしょう。ただ、このイベントのテーマとしては ・性の尊厳、セク

    『彼女は頭が悪いから』への反応をめぐる考察|ミザリ|note
    hhasegawa
    hhasegawa 2018/12/16
    「彼の怒りは『この小説は、東大生の性差別意識という実在する問題を単純化しすぎている』という怒りだと理解しました」文学史的には、瀬地山発言は「俗情との結託」論争の大西発言の延長でとらえるべきということ。
  • 姫野カオルコ『彼女は頭が悪いから』東京大学ブックトークイベント感想 2018.12.12

    2016年に起きた東大生による強制わいせつ事件に着想を得た、姫野カオルコ『彼女は頭が悪いから』(文藝春秋社刊)の東京大学駒場キャンパスでおこなわれたブックトークの感想ツイートをまとめました。 ブックトーク参加者のTweetに限っています。反響は含めていません。

    姫野カオルコ『彼女は頭が悪いから』東京大学ブックトークイベント感想 2018.12.12
    hhasegawa
    hhasegawa 2018/12/15
    注目に値するのは、フェミニズム親和的であろう読者層が、フィクションは現実と異なる、作中の「東大」と現実の東大を混同する輩は小説を読む能力がない、という表現の自由戦士系のロジックを弄している現状である。
  • 『彼女は頭が悪いから』ブックトークに参加して見えた「東大」という記号の根深さ|はままり

    東大で開催された、姫野カオルコ『彼女は頭が悪いから』ブックトークに参加しました。正直、あまりにもモヤモヤする展開で、まるでこの空間自体が「彼女は頭が悪いから」のテーマを再現しているようでした。 今回のブックトークでは、2016年に起きた東大生による強制わいせつ事件に着想を得たフィクション小説『彼女は頭が悪いから』の内容から、以下のようなテーマで話す場だと告知されていたので足を運びました。(以下、告知文章より引用) ・性の尊厳、セクシュアル・コンセントとは?(性暴力事件の再発防止のために何が必要か) ・「学歴社会」と性差別について ・「東大」というブランドとの付き合い方、向き合い方感想としては、もっと上記の内容に沿った話をしてほしかったです。イベントを企画された林香里教授が開会の挨拶で、 「東大にとって、ジェンダーや性暴力の話題に関して外の空気に触れることは大事。どうしてこういうことが起こる

    『彼女は頭が悪いから』ブックトークに参加して見えた「東大」という記号の根深さ|はままり
    hhasegawa
    hhasegawa 2018/12/14
    批判されている某教授の発言は実はそこまで妙でもなく、モデルが自明なリアリズム系フィクションでどこまで事実を改変ないし誇張しうるかの問題である。「俗情との結託」論争や『石に泳ぐ魚』訴訟などとも関連する。
  • 文芸誌「新潮」が「新潮45」を異例の批判 「認識不足としか言いようのない…」

    LGBT問題に対する寄稿が批判され、休刊が決まった雑誌「新潮45」について、同じ新潮社が発刊する老舗文芸誌「新潮」が最新号で「人間にとって変えられない属性に対する蔑視に満ち、認識不足としか言いようのない差別的表現」と批判した。 10月7日発売の新潮11月号に矢野優編集長による編集後記として掲載された。新潮に寄稿する小説家からも「新潮45」を批判する声は多く、雑誌としての見解を示した形だ。

    文芸誌「新潮」が「新潮45」を異例の批判 「認識不足としか言いようのない…」
    hhasegawa
    hhasegawa 2018/10/10
    当該の文章「~おれは泣いた」を読み、いつもながら著者の底意地の悪さに感動した。こういう魑魅魍魎の世界に比べれば、確かに件の大物文芸評論家は「文学を深く愛してやまない」「純粋な文学青年」にほかなるまい。
  • 文壇の末期的状況を批判する-REALKYOTO

    福嶋亮大 どいつもこいつもナメとんのか――、少々下品だが、これがここ数ヶ月の文壇の醜態を目の当たりにした、私の偽らざる感想である。言うまでもなく、早稲田大学教授の文芸批評家・渡部直己のセクハラ事件を端緒にした一連の騒動、および芥川賞候補作になった群像新人賞受賞作である北条裕子「美しい顔」をめぐる盗用疑惑を指してのことである。それぞれについて私見を述べる。 私はほかならぬこのRealkyotoで渡部直己とは対談したことがあり、今回の騒動の直前には彼に代打を頼まれて、福永信とのトークショー@芦屋市立美術博物館に急遽出演したくらいで、以前からかなり親しい間柄である。彼の女性遍歴についても知らないわけではないけれども(近年はそちらの方面は「卒業」したのだろうと思い込んでいた私の認識は甘かったのだが)、そこはプライヴェートな領域に関わるので触れるべきではないだろう。一般論として、男女の問題は外野には

    hhasegawa
    hhasegawa 2018/08/23
    「文学とはMe Tooと言った瞬間に消えてしまう繊細なものを捉えるための表現手段」が特に笑えるのは、そもそもの発端が「文学」の聖別を批判した人物(『日本近代文学と〈差別〉』あとがき)だったからである。
  • 花田清輝のドメスティック・バイオレンス - Hatena::Diary

    花田黎門「花田清輝とそのトキ」(『新日文学』2004年1月号, pp.73-74) 外で暴力を振るうことはなかったが、家庭では今で言う家庭内暴力の気があったと思う。気に入らないことがあるとちゃぶ台をひっくり返したり、灰皿を投げたりすることが多々あった。原町の家の天井にはこのとき飛び散った味噌汁の跡が最近取り壊すまで残っていた。こういう時の清輝はまったくわがまま一杯に育てられたお坊ちゃんという感じだった。福岡の花田家には他に男子がいたが、若くして死んだので、清輝が跡取りとしてタネに大事にわがまま一杯に育てられたようだ。ただこの死んだ男子が清輝の兄弟だったのか、タネの兄弟だったかは不明である。 私も理由は忘れたが棒を振り回す清輝に庭の隅に追い詰められた記憶があるし、トキが蹴られたとわき腹を押さえていたことも一度や二度ではなかった。 もう別れたらと言ったようにも思うのだが、トキは「仕事に一生

    花田清輝のドメスティック・バイオレンス - Hatena::Diary
    hhasegawa
    hhasegawa 2018/08/21
    「トキ(引用者注:夫人)が蹴られたとわき腹を押さえていたことも一度や二度ではなかった」。 #九州の男尊女卑 #九州で女性として生きること の一つ? 大西巨人の同性愛否定にもこの背景がないとはいえまい。
  • 批評の練習帳 批評禁止令の下で

    前回の記事(「「編集者」の時代としての「平成」」)で、「平成」という無の時代を表象=代行する批評家として東浩紀を挙げたが、そう言えば山城むつみを忘れていたことに気がついた。そう思ったら読みたくなり、『ドストエフスキー』と『小林秀雄の戦争の時』を読み返した。読んだらやはりおもしろくて、以前より印象が良くなったが、しかし根的な問題は変っていないとも思った。 山城の批評は、ポール・ド・マンの批評を日において最も誠実に受容し応用実践したものと評することができる。ただしその誠実さは誠実であることにおいてかえって不実な盲目を孕まざるを得ない。それはちょうど、中村光夫が田山花袋を批判して、作者と作中人物の区別ができていないことを指摘したこと(この指摘自体は正しいかどうかは疑問があるが)を連想させる。山城は作者としてのドストエフスキーや小林秀雄を全面的に肯定するところから批評を始める。それはまさに文芸

    hhasegawa
    hhasegawa 2018/07/09
    「『俺の女になれ』[…]が事実ならそれは花袋というよりは岩野泡鳴[…]ただ渡部氏のセクハラに、泡鳴の刹那主義・半獣主義の強度はなさそうだ」かつて駒場の授業で泡鳴に言及していたのを思い出したのでブクマ。
  • 偽文士日碌 二〇一八年 六月二十六日(火)

    七月十三日に発売される「読書の極意と掟」の帯に、世田谷文学館 ・筒井康隆展の百円割引券がつくことになった。税込みで六三七円だ から、展覧会が一般で八百円ということを考えればかなりお得ではな いかと。 一昨日はホリプロ柳井がどかっと六、七人のクルーをつれてきて、 時ならぬ我が家での撮影会となったが、この撮影には情報解禁日があ るため残念ながら詳細が書けない。 光子が接待で大活躍だったから、きょうは久しぶりに「重よし」へ 連れて行く。彼女は最初はお銚子だったがすぐ白ワインに変更。これ が滅茶旨だったらしくてやや飲み過ぎる。おれは八千代伝。料理はま ず空豆のゼリー寄せに鬼ぐるみのソース。岩手県の春しめじの茶碗蒸 し。鰹の叩きの藁焼き。東京湾の鱚と百合根の天ぷら。鳥貝のぬたと 佐賀県の生雲丹と東京湾のメサバ。はもの葛たたき。横須賀のマコガ レイの刺身。長良川の鵜が取った鮎の塩焼き。これは一匹しかな

    偽文士日碌 二〇一八年 六月二十六日(火)
    hhasegawa
    hhasegawa 2018/07/02
    信者からHello Good-Byeを経て和解し、「女性の方も文学者は虞犯者という認識がなかったのだから不用心だ」とセカンドレイプ的にセクハラを擁護してもらうという40年越しの大喜劇が展開されていた。
  • 清水 潔 on Twitter: "あなたも公文書を改竄し、偽証までして政府を守るため官僚になったわけではないでしょう。中学生から苦労して、兄たちの援助で東大まで卒業されたとのこと。ならば今こそ国民のために動いたらいい。人生は長い。まだまだ間に合う。 https://t.co/6mDXNEulZz"

    あなたも公文書を改竄し、偽証までして政府を守るため官僚になったわけではないでしょう。中学生から苦労して、兄たちの援助で東大まで卒業されたとのこと。ならば今こそ国民のために動いたらいい。人生は長い。まだまだ間に合う。 https://t.co/6mDXNEulZz

    清水 潔 on Twitter: "あなたも公文書を改竄し、偽証までして政府を守るため官僚になったわけではないでしょう。中学生から苦労して、兄たちの援助で東大まで卒業されたとのこと。ならば今こそ国民のために動いたらいい。人生は長い。まだまだ間に合う。 https://t.co/6mDXNEulZz"
    hhasegawa
    hhasegawa 2018/03/21
    24歳、学生で財務省内定者(?)時代の前国税庁長官は、愛読書を柴田翔と高橋和巳と答えているのか。この時点でも一世代上の流行なわけで、団塊に憧れでもあったのであろうか。当時の運動へのスタンスが気になる。
  • 学生の批評に“マジ切れ” 東大卒作家ツイッター発言の代償は大きかった! | AERA dot. (アエラドット)

    東京が進化する <再開発ルポ> 虎ノ門・麻布台・渋谷・日橋、下北沢――。 いま、東京は「100年に一度」と言われる再開発ラッシュだ。 成熟期にある国際都市として、首都・東京はどう変貌を遂げるのか。 模索されているのは、”個性”を生かした街づくりだ。

    学生の批評に“マジ切れ” 東大卒作家ツイッター発言の代償は大きかった! | AERA dot. (アエラドット)
    hhasegawa
    hhasegawa 2017/12/26
    「学生の批評に”マジ切れ”東大卒作家」から特定人物を思い浮かべたら、知らない方であった。ところで、覆面作家が検証不能な学歴を明かすのに意味があるのであろうか。そういうキャラ設定と理解せよ、ということ?
  • 大江健三郎全小説 講談社 今日のおすすめ

    20位までの結果はこちらをご覧ください。 ■大江健三郎全小説 発表以来一度も書籍化されたことのなかった「政治少年死す」を含む入手困難な小説群を収録、さらに詳しい解説を付した全集決定版。 1957年に大学生として瞠目のデビューを果たして以来60年、その革新的なテーマと文体で常に現代日文学の最前線を走ってきた大江健三郎。 青年の苦悩、政治と性、共生、神なき祈り、魂の救済──ノーベル文学賞作家の文学の全貌を、わかりやすい解説を付して編集した全集決定版! 大江健三郎(おおえ・けんざぶろう) 1935年1月、愛媛県喜多郡内子町(旧大瀬村)に生まれる。東京大学フランス文学科卒業。大学在学中の1957年に「奇妙な仕事」で東大五月祭賞を受賞する。同様に在学中の'58年、当時最年少の23歳で「飼育」にて芥川賞、'64年『個人的な体験』で新潮文学賞、'67年『万延元年のフットボール』で谷崎賞、'73年『洪水

    大江健三郎全小説 講談社 今日のおすすめ
    hhasegawa
    hhasegawa 2017/05/26
    「政治少年死す」こそあれ『夜よゆるやかに歩め』やかつて文春文庫で出ていた『青年の汚名』がないとの指摘が。銀杏並木賞(http://bit.ly/2qWagfG)の「火山」も。まあ、完全版ではない。
  • 「大西巨人の現在」というワークショップに出かけてみた - qfwfqの水に流して Una pietra sopra

    生来の出不精にくわえ寒さにはからきし弱いので、もっぱら冬眠していた。このところすこし暖くなってきたので、啓蟄にはすこし早いが冬籠りから這い出して、九段の二松學舎大学で催された「大西巨人の現在――文学と革命」という公開ワークショップを聴講しに行った*1。午前中に行なわれた多田一臣先生の講演「『神聖喜劇』と万葉集」も聴きたかったが、朝10時半からなのでスルー。お目当てはスガ(糸圭)秀実「大西巨人の『転向』」。 転向とは、文学・思想上においては、ある主義主張(イデオロギーではとりわけコミュニズム)を外圧により放棄することで、転向を論じたものとして吉隆明の「転向論」や鶴見俊輔ら「思想の科学」グループの広汎な「共同研究 転向」などが知られる。「大西巨人の『転向』」というタイトルはなかなかにプロブレマティックで、こうした問題構制はかつて例のないものだ。周到に準備された90分におよぶスガ氏の講演を充分

    「大西巨人の現在」というワークショップに出かけてみた - qfwfqの水に流して Una pietra sopra
    hhasegawa
    hhasegawa 2017/03/01
    26日の講演「大西巨人の『転向』」の紹介記事。そういえば、『神聖喜劇』では片桐伍長に代表されるいわゆる転向者が出てくる一方、「広義の転向芸文者」なる概念も現れ、後者はおそらく「国内亡命者」に相当する。
  • (高橋源一郎の「歩きながら、考える」)皇居で手を振る、人権なき「象徴」:朝日新聞デジタル

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    (高橋源一郎の「歩きながら、考える」)皇居で手を振る、人権なき「象徴」:朝日新聞デジタル
    hhasegawa
    hhasegawa 2017/01/23
    「文学」の手続としていえば、小説「五勺の酒」の話者(=一登場人物)の発言を著者の主張であるかのように引用する詐術はどうなのか。当時からそういう読解はあったにせよ、説明なしでこう書くのはかなり悪質では。
  • 「ラノベ」と「小説」と「純文学」とYシャツと心強さと - 高度に発達した気遣いは、気違いと区別がつかない

    少し前の話になりますけど、 公立小学校司書「今年度から ラノベが禁止になった」 - Togetter 元ツイートの大半が消えていて後から見ると何が何やら分からなくなってしまっていますが、とある学校(発言者のプロフィールによると小学校か中学校)の図書室で、性的な雰囲気の表紙イラストの作品が含まれているという理由により?ライトノベル全般が棚から撤去された、という話でした。 これ自体もたいへん興味深い話題ですが、ここでの題は、このまとめへの反応で用いられている様々な言葉の方です。 「たしかに小説とは別物だけどラノベも読書の入り口になる」 「いつまでもラノベばかりではなく純文学も読むようになってほしい」 「こんなこと言うと怒る人いるけど、私はライトノベル読書の入り口としても認めてない。入り口は江戸川乱歩とかルブランの推理小説で良い。まずラノベ読んで読書した気になってるのが腹立つ。ラノベの中に後

    「ラノベ」と「小説」と「純文学」とYシャツと心強さと - 高度に発達した気遣いは、気違いと区別がつかない
    hhasegawa
    hhasegawa 2016/11/13
    ほぼ同意ながら、直木賞をとっても純文学作家とされる例(井伏鱒二はじめ)もあり、絶対的な基準にはならないかと。また、まずもって「詩人」であるねじめ正一がいつも小説家と呼ばれているのに小説中心史観を見る。
  • 「リア充」小説家・朝井リョウの働き方

    大学2年生のときに、『桐島、部活やめるってよ』(集英社)で小説家デビュー。2012年には戦後史上最年少で直木賞を受賞した朝井リョウさん。就職、兼業作家時代を経て会社を辞め、小説に専念するようになったのが2015年の話だ。最新作『世にも奇妙な君物語』(講談社/1,400円+税)発売に合わせ、現在の朝井さんについて伺った。 朝井リョウ 1989年5月生まれ、岐阜県出身。2009年『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。2013年『何者』で第148回直木賞を受賞。『世界地図の下書き』で第29回坪田譲治文学賞を受賞。他の著作に『スペードの3』、『武道館』など。 非リアを驚かせたい ――TVドラマ『世にも奇妙な物語』のファンで、今回のを書かれたと伺いました もともと『世にも奇妙な物語』が好きだったのですが、直木賞をいただいた直後だと、なかなかエンタテイメント性の強い

    「リア充」小説家・朝井リョウの働き方
    hhasegawa
    hhasegawa 2016/11/08
    「思慮深い」と自己規定し「非リア」などと名乗る人間に敵対的に振舞うのは、状況判断として正しいだろう。とはいえ、凡百の読書家と差異化するための「リア充」アピールは、ヨットに乗る芥川賞作家の通った道かと。
  • 「電車内の化粧」の歴史をたどる、「礼儀」を重んじる国 - ネットロアをめぐる冒険

    さて、流れのはやいネットの中ではもはや旧聞に属するのでしょうが、東急の電車マナーの標語が話題になりました。 nlab.itmedia.co.jp 東急電鉄の広告(およびCM)で、「都会の女はみんなキレイだ。でも時々、みっともないんだ」というコピーと、実際に車内で化粧をする女性の写真をのっけています。まー、この1週間ほどの間に、当にいろいろな賛否両論があったかと思います。 その中で、私が気になったのは、谷崎の『細雪』の中に、既に電車で化粧をする場面が出てくるというものです。 たまに指摘されるように、『細雪』冒頭では、電車のなかで化粧する行為は昭和十年前後の日常風景の一つに過ぎず、別に無作法なものであると描写されていたわけではなかった。となると「車内で化粧」を特に倫理的に指弾するような言説が登場したのはむしろ最近のことではないか、という疑問が生起する。 — hhasegawa (@hhase

    「電車内の化粧」の歴史をたどる、「礼儀」を重んじる国 - ネットロアをめぐる冒険
    hhasegawa
    hhasegawa 2016/11/05
    『細雪』に触れた拙ツイート(http://bit.ly/2fnNJ6h)を起点に「電車内で化粧」言説史を調べられた方が。文学作品は意外に歴史研究の手がかりになるので、歴史家こそ読もう(手前味噌)。
  • 石原慎太郎が「やまゆり園事件犯の気持ちがわかる」と暴言、天皇には「スキューバで人生観変わる」と仰天アドバイス - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ

    石原慎太郎が「やまゆり園事件犯の気持ちがわかる」と暴言、天皇には「スキューバで人生観変わる」と仰天アドバイス 豊洲新市場問題で、石原慎太郎にようやく、批判の声が上がり始めた。都知事在任中に問題の“地下コンクリート案”をゴリ押ししていたにもかかわらず、嘘と責任逃れ、開き直りを連発するその姿には、石原に弱いマスコミもさすがにかばうことができなくなったらしい。 ただ、石原の都知事時代の暴挙は、こんなレベルの話ではない。新銀行東京というデタラメな金融機関を作って破綻をさせ、息子の美術事業に数億円の血税を投入し、舛添前知事の比ではない豪華な海外出張や会三昧、それでいて都庁にはわずか週3回しか出勤しない。さらには、障がい者、性的マイノリティ、女性、中国韓国への数々の差別発言……。 こんな人物をまともに批判もせず、都知事の椅子に10年以上も居座らせていたことが異常なのだ。まさに石原をタブー扱いしてき

    石原慎太郎が「やまゆり園事件犯の気持ちがわかる」と暴言、天皇には「スキューバで人生観変わる」と仰天アドバイス - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ
    hhasegawa
    hhasegawa 2016/09/27
    相模原の事件が「ある意味で分かる」と言っても、容疑者を作品化できる水準でかと問えばそうでもなさそう。障害者は経済的負担だから殺す、とは「普通」で「近代的」発想で、作家としての彼の志向ともずれるだろう。
  • 関東大震災と文豪 : 成蹊大学図書館の展示から | CiNii Research

    hhasegawa
    hhasegawa 2016/09/05
    関東大震災への作家の反応をまとめた論文(PDFあり)。「ボルシェヴィツキと不逞朝鮮人との陰謀」のデマを戒める菊池寛を描写した芥川の文章がよい。もちろん、彼が創業した某社のその後の運命と併せて、である。
  • 「人生に、文学を。」プロジェクトの広告コピーについて

    地方競馬 浦和競馬ライブ メインレース七夕月(たなばたづき)特別 スロット 【まどマギ】中段チェリー演出#スロット #まどマギ #パチスロ #shorts 麻雀 [Mリーグ] 佐々木寿人が魔王と呼ばれる理由。圧倒的火力の三倍満&役満まとめ[麻雀/名場面/佐々木寿人/Mリーグまとめ] 地方競馬 2022.07.01 浦和競馬ライブ メインレース七夕月(たなばたづき)特別 続きを読む スロット 2022.07.01 【まどマギ】中段チェリー演出#スロット #まどマギ #パチスロ #shorts 続きを読む 麻雀 2022.07.01 [Mリーグ] 佐々木寿人が魔王と呼ばれる理由。圧倒的火力の三倍満&役満まとめ[麻雀/名場面/佐々木寿人/Mリーグまとめ] 続きを読む 麻雀 2022.07.01 もーやめてくれ。田中の賭け麻雀に哲太の息子の薬物。#shorts #東谷義和 #ガーシーch #芸能界

    「人生に、文学を。」プロジェクトの広告コピーについて
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    hhasegawa 2016/07/21
    「男の落魄」も「女の嘘」も「人生」すらもヘルダーリン一行で吹っ飛んでしまう。周縁的な俗悪ジャンル=小説を文学と等置する馬鹿の典型がアニメを目の敵にするのは、後者が本来的にポエジーに属するからであろう。