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ブックマーク / donoso.hatenablog.com (2)

  • 2018年の本 - Valdegamas侯日録

    一年越しの更新となった。はてなダイアリーの終了が告知されたこともあり、恐らくこれがはてなダイアリーへの最後の投稿になると思われる。今年は昨年より状況が悪く、完読ではなくつまみ読み程度で終わったが多かった(読書メーターの更新も滞っている)。とはいえ、今年刊行のを中心に、いくつか印象に残ったを整理したい。 ■国際政治 政治学の範疇に入る自体がそれほど読めず、どちらかといえば国際政治・日政治に区分されるようなに偏った読書をする一年であった。ここでは広く国際政治にまとめられるを取り上げたい。印象に残ったのは、西平等『法と力』、田所昌幸『越境の国際政治』、小川浩之・板橋拓己・青野利彦『国際政治史』、モーリス・ヴァイス『戦後国際関係史』の四冊だった。 西平等『法と力―戦間期国際秩序思想の系譜』(名古屋大学出版会) 20世紀に国際政治学は、どのようなロジックから生まれたのか?それは国際政治

    hhasegawa
    hhasegawa 2019/01/01
    「新書における先行研究の取り扱い方について」は重要な論点で、媒体の差も考えず馬鹿の一つ覚えのように学術論文の体裁を要求するのは確かにリテラシー的に問題がある。「査読つき」を過剰にありがたがるのも同様。
  • シン・ゴジラ論のあとのシン・ゴジラ論 - Valdegamas侯日録

    前口上 シン・ゴジラは映像の快感に満ち満ちた作品であった。何度となく繰り返される政治家や官僚たちの会議、自衛隊による整然としたゴジラへの攻撃、ゴジラを襲う無人在来線爆弾と高層ビル、そして鳥肌が立つほど美しいゴジラの熱線放射。どれもこれも素晴らしかった。 作を特異なものとしたのが、作品が社会現象として捉えられ、多くのシン・ゴジラ論が語られた点にあるだろう。教義の映画のレビューではなく、特集連載を掲載した日経ビジネスオンラインを典型として、「シン・ゴジラ論壇」は活況を呈した、あるいは呈するように仕向けられた。今しばらくこうした状況は続きそうな様子である。 おそらく2016年を振り返るとき、無視できない作品となったシン・ゴジラであるが、わたしは8月頭に一回目を見たときから耐え難い違和感があった。しかしながらそれを文章化することにはためらいがあった。わたしがためらいを感じたのは、違和感という名の

    シン・ゴジラ論のあとのシン・ゴジラ論 - Valdegamas侯日録
    hhasegawa
    hhasegawa 2016/10/15
    その「政治」理解において好対照といえる@hokusyu82氏の記事(http://bit.ly/2ezkL5y)と併読が推奨される『シン・ゴジラ』論。本来ならともに商業媒体掲載で読みたいが...。
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