コンピュータの歴史を暗部も含めてていねいに掘り起こすことで定評のある大原雄介さんによる連載10回目。今回は、Z80後継がいかに失敗していったか。
コンピュータの歴史を暗部も含めてていねいに掘り起こすことで定評のある大原雄介さんによる連載10回目。今回は、Z80後継がいかに失敗していったか。
シリコンバレーでは多くのイノベーションが生み出され世界を変えてきたと言われますが、コンピュータの歴史を振り返ると、Xerox PARC (Palo Alto Research Center) の存在が大きな影響を与えてきたことは間違いないでしょう。 PARCはXerox傘下の研究開発機関として1970年にシリコンバレーに設立されました。コンピュータ、ネットワーク、デジタル化技術などの研究開発を通じて未来のオフィスを創り出すこと目的としていました。特に、Alan KayのDynabook構想に基づき、パーソナルコンピュータの実現が進められたことで知られています。 今では当たり前のGUIやそれに必要となるモニターやマウスなどが開発され、Smalltalkを搭載したAltoと呼ばれるコンピュータによって具体化されました。当時は革新的なもので、のちにAppleのLisaやMacintosh、Mic
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