IoTの通信基盤サービスのスタートアップとして、東京証券取引所グロース市場に上場したソラコム。KDDIに買収され子会社となりながらも、世界展開を目指した結果の選択だ。玉川憲社長は大企業の後押しで成長を加速し、さらなる顧客の開拓や海外売上高の拡大を図る。 (聞き手は玉置 亮太=日経コンピュータ編集長、翁 羽翔=日経クロステック/日経コンピュータ) 2000年東京大学工学系大学院機械情報工学科修了、日本IBMに入社。2008年米国カーネギーメロン大学MBA(経営学修士)取得、同大学MSE(ソフトウエア工学修士)修了。2010年アマゾンデータサービスジャパン(現アマゾン ウェブ サービス ジャパン)に入社、エバンジェリスト/技術統括部長を務める。2014年11月ソラコムを設立し現職。(写真:村田 和聡) 東証グロース市場でIPO(新規株式公開)しました。狙いを教えてください。 創業当初から日本発