SCUGJ第22回勉強会:オンプレのL2 NetworkをAzureに延伸? Azure Extended Networkwind06106
「夏への扉」「月は無慈悲な夜の女王」などの作品で知られる作家のロバート・A・ハインラインは、SFというジャンルの質を高めた作家のひとりとして「SF界の長老」とも呼ばれています。作家のケビン・ケリー氏は、ハインラインにファンレターを送った際に返ってきた書面を示し、その独特な回答方法について語っています。 ct2: Heinlein’s Fan Mail Solution https://kk.org/ct2/heinleins-fan-mail-solution/ ケリー氏はハインラインから実際に送られてきたファンレターの返信として、以下の画像を示しています。 一番上にはハインラインの署名。「Care of Mr.Lurton Blassingame」というのは、ハインラインの著作権代理人を務めたラートン・ブラッシンガム様方宛の手紙である旨が記されています。 本文の一番上には「Dear Si
早川書房の無数にある人気作品のなかで、最も長大なシリーズ。 それが《宇宙英雄ローダン・シリーズ》です。 現在、早川書房では電子書籍版では『宇宙英雄ローダン・シリーズ 電子書籍版199 アルコンの最後』までが配信されています(〈第二帝国〉サイクル完結まで)。あわせて199話までを10冊の合本にまとめ、現在配信中です。 *作品リストをこの記事の末尾に掲載します このたび、現在配信されている《宇宙英雄ローダン・シリーズ》電子書籍版全点をKindle Unlimited、auブックパス読み放題、BOOK☆WALKER読み放題の3サービスに投入開始いたしました。 また、BOOK☆WALKERでは特設ページがオープンしております。《宇宙英雄ローダン・シリーズ》投入開始に合わせた読み放題キャンペーンが期間限定でおこなわれておりますので、そちらもぜひチェックしてみてください! いつになっても宇宙SFには心
ヒューゴー賞は世界で最も歴史の古いSF・ファンタジー文学賞であり、世界のどこかで毎年開催される世界SF大会(ワールドコン)で受賞作が発表されます。2023年のワールドコンは中国の成都で開催されましたが、審査委員会がヒューゴー賞の最終選考作から「中国で問題になりかねない」として複数の作品や作家を除外していたことが判明しました。 The 2023 Hugo Awards: A Report on Censorship and Exclusion - File 770 https://file770.com/the-2023-hugo-awards-a-report-on-censorship-and-exclusion/ Authors ‘excluded from Hugo awards over China concerns’ | Hugo awards | The Guardian ht
映画TOP 映画ニュース・読みもの スター・トレック これさえ押さえればOK!筋金入りのスタトレファンが「スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド」の魅力を徹底解説 コラム 2023/12/29 17:30 これさえ押さえればOK!筋金入りのスタトレファンが「スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド」の魅力を徹底解説 異種族との友情や交流、そして戦争を人間ドラマとして描き、1966年のドラマシリーズから現在まで愛され続けている傑作シリーズ「スター・トレック」。その最新テレビシリーズ「スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド」が、ついに日本に上陸!今回は、半世紀以上スタトレを追い続けているトレッキー(スタトレファンの総称)のライター堺三保が、本作の魅力を大解剖!スタトレをよく知ってる人も、長寿シリーズすぎてどこから手を付けたらいいかわからない…という人にも優しく、その魅力を
作家、神林長平さんは「言葉」「機械」などのテーマを重層的に組み合わせた独自の世界観を反映させた数々の作品で知られる。現代を代表するSF作家の一人として、急速に普及が進む人工知能(AI)をどう見ているのだろうか。寄稿してもらった。 2023年は、チャットGPTに代表される対話型AIが爆発的に普及し始めた年として記憶されるだろう。機械相手に自然な会話ができるというのは驚きを伴う楽しい体験に違いないが、それが実用面で使われると、他人の権利や人権を侵害する恐れがある。ここにきてそれが顕在し、対応策もいろいろ議論されているのは報道されているとおりだ。 対話型、すなわち言語を主体とする生成AIの利用がさまざまな方面で社会的な問題を引き起こすという現象は、社会というものを成立させ、支えているのが「言葉」であることを思えば、当然理解できる。<言葉>は社会を生み、文化や技術を発達させてきた。いつの頃からか人
人工知能による創作や、人工知能と人間との協調による創作は、SFの重要なテーマの一つです。我々は、適切な人工知能(AI)技術の使用が、創作において大きな手助けになりうることを理解しており、その発展を歓迎します。日本のSF作家や関係者は、AIの開発のために許諾済みの著作データを提供し、アイデア提供や広報に協力するなど、AI技術の開発に大きく協力してきました。我々は原則として、生成AIが人々の権利を侵害しない形で創作に使われ、人々の創作活動が広がることを歓迎しており、AIを作り、使い、AI生成物を楽しむ権利は守られるべきだと考えます。 一方で、現在広く使われている生成AI技術では、学習に用いたデータが、生成物にどのように貢献したかを示すことが技術的にできていません。この問題が未解決のため、生成AIの使用者は、生成物における学習元著作の影響や貢献度合いを評価することが困難です。そのため現状の生成A
アメリカのSF作家、マイクル・フリンが、2023年9月30日、ペンシルベニア州イーストンの自宅で亡くなりました。 フリンは1947年イーストン生まれ(生月日不詳)。84年にSF専門誌〈アナログ〉で短編デビュー。97年に初の長編In the Country of the Blindを刊行、同書はリバタリアニズムのSF小説を対象とするプロメテウス賞を、また第一長編を対象としたコンプトン・クルーク賞を受賞。ハードSFの書き手として活躍しました。 2003年には、宇宙事業の発展に寄与したものに贈られるロバート・A・ハインライン賞を受賞しています。 創元SF文庫では、1997年にラリー・ニーヴン、ジェリー・パーネルとの共著『天使墜落』(上下、浅井修訳)Fallen Angels(1991)、2010年に単著『異星人の郷(さと)』(上下、嶋田洋一訳)Eifelheim (2006) を刊行し、どちらも
おすすめSFを知りたかったら、こういうリストから選んで読めばよいよね。どれを読んでも損はないよ。 ローカス賞 オールタイム・ベスト賞 SFファン度調査 SF本の雑誌オールタイムベスト100版 こういうリストにはあまり入ってこないけど自分の中では特別な思い入れのあるSF作品について書くよ。 そうは言っても有名な作品ばかりなので、「隠れた名作」は期待しないでほしい。SFをよく読む人ならとっくに読んでる作品ばかりと思うよ。 『ソングマスター』オースン・スコット・カード心揺さぶる歌、とか、音楽は世界を変える、とかよく言うけど、この作品に出てくる少年はそんな比喩的な意味じゃなくてガチで歌声で人を操れてしまう特殊能力者。この作者は『エンダーのゲーム』が押しも押されぬ大人気作品だけど、音楽を長くやっている自分の中ではこっちのほうがずっと上だった。てか、カードは少年をいじめるの好きだよな。なお、古本でしか
予約購読して購入した訳ですけどさ。何しろこの企画。SFマガジン始まって以来の大増刷が社内会議で決まったという。 SFマガジン 2023年 06 月号 [雑誌] 早川書房Amazon特集 藤子・F・不二雄のSF短編 日本コミック界において数々のマスターピース作品を生み出してきた藤子・F・不二雄氏。そのなかでも「SF・異色短編」「少年SF短編」と呼ばれる、短編作品群にスポットを当てた特集。約110作の作品総解説に加えて本誌に掲載された名作の再録、識者による対談、実写ドラマ情報などを掲載。 ●特別再録 ・「ヒョンヒョロ」藤子・F・不二雄 ●作品総解説 少年SF短編&SF・異色短編 逢坂冬馬/縣丈弘/柞刈湯葉/礒部剛喜/円堂都司昭/大樹連司/小川一水/北原尚彦/日下三蔵/鯨井久志/坂永雄一/水鏡子/鈴木力/立原透耶/タニグチリウイチ/酉島伝法/西田藍/V林田/福井健太/冬木糸一/本気鈴/前島賢/三
chat.md 結城浩 こんにちは。今後、GPT-4を使ったアプリケーションやサービスがたくさん登場してくると思います。その中には、たとえばSNSを利用したbotもたくさん出てくるでしょう(現在でもすでにありますけれど)。そこで質問なんですが、SNSでおしゃべりしている相手が、人間なのか、GPT-4などの技術を使ったAIなのかを識別するにはどのような会話をしてみればいいでしょうか。一般的なAIでは難しいかもしれないので、GPT-4に限ってもいいです。あなたの考えを聞かせてください。 ChatGPT Model: GPT-4 GPT-4のような高度なAIと人間を識別するのは、時に難しいことがあります。しかし、いくつかの方法を試してみることで、相手が人間かAIかを見極めることができるかもしれません。 複雑な感情やニュアンスについて尋ねる: AIは感情やニュアンスを理解するのが苦手です。複雑な感
2018年に実施されたクラウドファンディングで、国内の実写映画としては最高額となる2182万円を調達した短編SF映画「オービタル・クリスマス ~聖夜を祝う全ての人に~(以下、オービタル・クリスマス)」。その凱旋上映会が12月11日、グランドシネマサンシャイン池袋にて開催されました。 笑顔はじける堺三保監督(C) Mitsuyasu Sakai 本作は、海外SFの解説者として活躍するかたわら、アニメ作品の脚本や翻訳も手掛ける堺三保さんが脚本・監督を務め、ハリウッドの俳優やスタッフも参加し、低予算のインディー映画ながら日米合作として制作された一作。SFアートの第一人者である加藤直之さんがコンセプトアートを務め、また映画『硫黄島からの手紙』など、ハリウッドで活躍する尾崎英二郎さんが重要な役どころで出演するなど、豪華なスタッフ陣が参加し、オースティン・レボリューション映画祭(最優秀国際短編賞)、ベ
SFマガジン8月号に掲載された、翻訳家の古沢嘉通さんによるSF翻訳業界の現在と未来をめぐるエッセイをウェブ公開いたします。 SFマガジン2022年8月号—―― 「この6年間に、若い新人SF翻訳者はほとんど登場してないのである。(中略)いちばん最近、大量の新人翻訳者がSF界に供給された例は、創元SF文庫のマリオン・ジマー・ブラッドリイ《ダーコーヴァ年代記》シリーズ。このときプロデビュー(SF翻訳デビュー)した訳者陣──古沢嘉通、内田昌之、中原尚哉、細美遙子(幹遙子)、嶋田洋一、浅井修、中村融、大森望、赤尾秀子など──は、だいたい1960年前後の生まれだから、訳書刊行時の年齢は、平均して27歳~28歳ぐらい(推定)。それから10年近くたち、ダーコーヴァ組が(と括るのもなんだか違う気がするが)ぼちぼち30代後半にさしかかってるというのに、SF翻訳ではいまだに、この世代がいちばんの若手」(『新編S
サイエンスライターの鹿野司さんが、10月17日に63歳で逝去されました。 弊社では、2010年に、SFマガジンでの連載をまとめた科学エッセイ集『サはサイエンスのサ』を発表し、同作は、2011年星雲賞ノンフィクション部門を受賞しました。 心よりご冥福をお祈り申し上げます。 【プロフィール】 鹿野司(しかの・つかさ) 1959年名古屋生れ。サイエンスライター。科学、コンピュータ、SF誌を中心に、コラム、インタビュウ記事を執筆。映画『ガメラ2』の科学考証なども手掛ける。SFマガジン連載の科学コラム「サはサイエンスのサ」は、1994年より亡くなる直前までの長期連載となった。著書に、『オールザット・ウルトラ科学』、『狂牛病ショック』(共著)、『巨大ロボット誕生』、『教養』(共著)がある。
大会は無事終了しました。 8月5日~6日の会期を終え、大会は無事終了いたしました。 今後、公式サイトも、順次、アフターモードに切り替わって行きます。 お越しいただいた参加者の皆様、ゲストの皆様、ご協力いただきました全ての企業・個人・公機関の皆様に、感謝申し上げます。 今後も、来年は長野、再来年は東京と、日本SF大会は60年を超える歴史を紡ぎ続けて参ります。いつの日か、何処かの大会で、皆様と再会できることを、実行委員一同、祈念しております。 まことに、ありがとうございました。 またお会いしましょう。 第61回日本SF大会実行委員会 一同 日本SF大会とは 1962年に小さな集まりとして始まった日本SF大会は、年に1回、夏休みの頃に開かれる、SFファンのお祭りです。 毎年のSF大会は、特定の団体が開催しているわけではありません。オリンピックのように、開催を希望する団体が立候補し、ファンの代表者
この文についてこの文は「プロジェクト・ヘイル・メアリー」の誤訳についてのものだ。 だから、未読の人はまずは本書を読んでみてほしい。 できれば原書を、それが難しいなら翻訳を。 「プロジェクト・ヘイル・メアリー」は素晴らしい本だ。 原文はもちろん、そして訳文もある程度は。 翻訳がひどいとは言わない。 この本のAmazonのレビューは4.7だ。 ひどい翻訳なら決してこうはならない。 しかし、誤訳は誤訳であり、この翻訳はそれによってある程度損なわれている。 誤訳だらけの素晴らしく読みやすい翻訳と、誤訳のない読みにくい翻訳はどちらがいいか? これはもちろん程度問題なのだが、少なくともこの翻訳については、「誤訳のない読みにくい翻訳よりいい」と言える。 それぐらい読みやすい翻訳だ。 では、なぜぼくは世間にあふれる誤訳のない読みにくい翻訳について書くのではなく、この翻訳——誤訳だらけの素晴らしく読みやすい
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