ようこそゲストさん ブログトップ 記事一覧 ログイン無料ブログ開設 “あたらしいもののみかた”限界研。 限界研とは 会員一覧 会員募集中 最新刊『東日本大震災後文学論』 3月10日発売!
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ソフトバンク文庫の『「ケルト神話」がわかる』が本日、店頭に並ぶ予定になっている。 こんな本を出しておいて、今更何を言い出すのかという話もあるけれど、発売日ということでやはり書いておくことにしよう。本書の中でも幾度か繰り返した覚えがあるが、ケルト神話というのは大変に微妙な題材だ。理由は幾つもあるけれど、その中でも特に大きなものが、「いわゆるケルト神話」というのは、キリスト教伝来以前のアイルランドに口承で伝わっていた神話を、アイルランドで伝道を行っていた修道僧たちが書き留めたものであるという、その出自である。 複数の部族が次々とアイルランドに入植、侵略してきたという筋立てから「来寇神話」などと呼ばれるアイルランドの神話は、修道僧たちに記録された時点でキリスト教化されており(何しろ、原典とも言える『侵略の書』にしてからが、キリスト教の神による天地創造と堕天使ルシフェルの反乱、そしてノアの時代の大
8月2日に青山ブックセンターで開催された『社会は存在しない』刊行記念、佐々木敦×蔓葉信博×渡邉大輔のトークショー「セカイ系のクリティカルターン〜2010年代の批評へ向けて」に参加してきました。http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_200908/_2010200982.html 社会は存在しない 作者: 限界小説研究会編,笠井潔,小森健太朗,飯田一史,岡和田晃,小林宏彰,佐藤心,蔓葉信博,長谷川壌,藤田直哉出版社/メーカー: (株)南雲堂発売日: 2009/07/03メディア: 単行本購入: 18人 クリック: 363回この商品を含むブログ (44件) を見る このイベント、私は何気なく関係者席に座ってしまっていたのですが、イベントの企画立案そのものについてはまったくコミットしていないし、そのような立場にであるとも自認していなかったので、座る場所が違っただけであって
お忙しいなか、kingさんが「SF乱学講座:「ナラトロジー」×「ルドロジー」――新たな角度からSFを考える」のレポートを書いて下さいました。ありがとうございます。 私が記録をアップするのには少々時間がかかってしまいますので、それまではぜひこちらのレポートをご覧いただければ、と思います。 http://d.hatena.ne.jp/CloseToTheWall/20090706 なおご質問いただいた件をこちらで。 『ハーモニー』については、今回の講演を叩き台にして、別に論文をまとめようと考えています。 また、オンラインRPGについては、実はTRPGとはまったく性質が異なります。 極めて大ざっぱな説明になりますが、オンラインゲームは「戦闘」を中心とした箱庭世界を提供します。そこでは、Second Lifeのように箱庭世界に生きることによって提示される物語は存在しますが、箱庭であるがゆえに、プレ
mixiの日記から転載〜。 いつもDragon誌やDungeon誌のレビューでお世話になっている、鯛足烏賊さんのところ(http://d.hatena.ne.jp/Tirthika/20090401/p1)で、『モンスター・マニュアル』のクリーチャー名について疑問提起がされてました。良い機会なのでちょっと翻訳チームでの基準や訳語の話について書きます。 D&Dの翻訳チームは幾つかあり、書式や細かい翻訳の仕様については仕様書を定めてあります。コア・ルールを担当している僕たちのチームがこの書式を定めています。 疑問として提出されている「訳語の統一感」ですが、鯛足烏賊さんのところで指摘されたアボレスの所を見て見ましょう。 鞭打つアボレス(Aboleth Lasher) アボレスの粘液魔道士(Aboleth Slime Mage) アボレスの奴隷使い(Aboleth Overseer) アボレス・サ
ナッキーさんのA Practical Guide to Monstersの話(id:nacky7:20070819#p2)で思い出したので勝手に昔話を。 私は小学校の時、父の仕事で何年かアメリカに住むことになりました。それである時、本屋でAD&D(1st)のMonster Manual(1)(Deities & Demigodsだったかも。記憶が曖昧。)を見つけました。日本に居たとき、怪獣図鑑だとか妖怪図鑑だとかが流行っていて(?)私も持っていましたが、ギリシャ神話のモンスターだとか恐竜だとか見たこともない得体の知れないモンスターだとかがごちゃ混ぜに載っていて、何だか判らないけれど数値化されてたりする訳です。びっくりしましたよ。喜んで立ち読みしましたが、結局は、英語が未だ不自由だったこともあり、何の本だかさっぱり分からず(と言うより、単に「図鑑」だと思っていたんじゃないかな)買わずに帰りま
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