姫路市今宿の市立琴丘高校の図書館に江戸~明治時代の「和装本」が約300冊保管されていたことが分かり、11日、虫干しをかねて生徒や保護者に公開された。中には、1712(正徳2)年に出た百科事典「和漢三才図会」の全81冊や1673(延宝元)年の源氏物語注釈書、北村季吟「湖月抄」全60冊など貴重なものもある。長らく書庫に眠っていたものも多く、今後、目録を作り、国語や日本史などの授業に活用する。【幸長由子】 今年4月、市広報課が同校所蔵の江戸時代の観光案内書「播州名所巡覧図絵」(1804年)を閲覧したい、と問い合わせたことがきっかけ。この3月まで市教委文化財課主任文化財専門員だった宇那木隆司校長が書庫を調べたところ、保管用のロッカーに他にも数多くの和装本が入っていることが分かった。書庫の片隅にホコリをかぶった木箱も見つかり、中から「和漢三才図会」が出てきた。
配水管工事の入札をめぐり、設計価格を教えた見返りに業者から賄賂を受け取ったとして、兵庫県警は27日、同県・淡路島の上水道事業を担う一部事務組合「淡路広域水道企業団」の課長補佐、倉本卓也容疑者(44)=同県南あわじ市=を収賄容疑で逮捕し、発表した。また、落札した市内の小畠電工社長、小畠大介容疑者(59)を贈賄容疑で逮捕した。県警は2人の認否を明らかにしていない。 捜査2課によると、倉本容疑者は企業団の南あわじ市サービスセンターに勤務。昨年10月に実施した配水管更新工事の入札で、非公表の設計金額を小畠容疑者に漏らし、今年1月に謝礼として小型空気圧縮機1台(約35万円相当)を受け取った疑いがある。淡路島はタマネギの特産地で、空気圧縮機は収穫したタマネギの皮をむくのに使われるという。 入札には11社が参加し、小畠電工は最低制限価格に3万円を上積みした2348万円(税抜き)で工事を落札していた。企業
任期満了に伴う兵庫県知事選挙の投開票が2日、行われ、現職の井戸敏三氏(71)が5選を果たし、新人でコラムニストの勝谷誠彦氏(56)は敗れた。 井戸氏の5選を阻止すべく立候補した勝谷氏の陣営はこの日夜、神戸市内の事務所から、同市内のレストランへ場所を移して待機。開票すぐの午後8時5分ごろ、地元局サンテレビ(神戸市)がいち早く、井戸氏の当確を打つと、支援者らからは「ああ~」とため息が漏れ、「もう?」「早い」と無念の声が響いた。 それから約30分後、ポロシャツに白系チノパン姿の勝谷氏が姿を見せ「あ~、楽しかった!」と第一声。「日本人の生涯賃金の半分ぐらい使って、17日間、楽しませてもらいました」と選挙戦を振り返った。 今選挙は現職の井戸氏と、知名度を武器にした勝谷氏が激しく争った。井戸氏は自民、民進、公明各党の県組織の支援も受け、組織力を生かした選挙戦を展開し、勝谷氏は懸命に追いすがったが敗北を
そりゃ勝谷さんのことは10年以上、彼のメルマガを購読してきて尊敬している。面識を得てからもたまに連絡を取らせていただいて非常に鋭いヒントをいただいて学ばせてもらってきたが、兵庫県知事選、さすがの知名度といえども、どこの政党の支援も得られないでは、「井戸王国」とも言える現職の分厚い地盤を崩すのは無理だと思っていた。 出馬表明時点での情勢調査では、維新の支持層では実はトップだったことは陣営関係者から聞いていたので、以前も書いたように、トランプ的な緻密な戦略的マーケティングを展開すれば、それなりに戦えると思ったが、本音を言うと、この日曜日の結果は「ゼロ当」。つまり大河ドラマ開始とほぼ同時に現職当確が出るくらいの情勢かと思っていたのだが、どっこい、先週末の情勢調査でものすごい追い上げをしていることが分かった。 兵庫知事選、井戸氏やや先行 朝日新聞選情勢調査:朝日新聞デジタル いやはや、びっくりしま
任期満了に伴う兵庫県知事選が15日告示され、7月2日の投開票日に向けて、17日間の選挙戦が始まった。立候補したのは、新人の勝谷誠彦氏(56)▽現職の井戸敏三氏(71)▽新人の津川知久氏(66)▽新人の中川暢三氏(61)-の4人。現職と新人3人による争いは平成2年以来27年ぶり。強い日差しの下、4氏は神戸市内で第一声を放った後、選挙カーで県内を回ったり、駅前などで政策を訴えたりした。 勝谷氏は午前9時半、神戸市中央区の選挙事務所で出陣式を行ったあと、近くの神戸国際会館前で第一声を放った。ビールケースの上に立ち、井戸氏の多選批判と県政改革の必要性を訴えた。街頭演説中に車道を挟んで中川氏が演説を行い、そこに井戸氏の選挙カーが通りかかり、勝谷氏が「おつかれさまでした。お体にお気を付けて」と井戸氏にエールを送る場面もみられた。 自民、民進、公明、社民各党の県組織が推薦する井戸氏。この日、神戸、姫路、
兵庫県は神戸市と共同で、1868年(慶応4年、または明治元年)に同市兵庫区に設置された初代の県庁を、当時の所在地近くに復元する検討に入った。廃藩置県より3年早く誕生し、神戸港開港ともゆかりが深い県の史料も展示する計画で、来年7月の県政150周年までに具体案をまとめる。過去にも同様の構想が持ち上がったが、用地問題などから立ち消えになっていた。 初代県庁が置かれたのは新暦で68年7月12日。兵庫城跡にあった江戸幕府直轄領の出先機関「大坂町奉行所兵庫切戸町勤番所」(兵庫勤番所)の建物が使われた。初代知事はまだ20代の伊藤俊輔(俊介とも表記)、後の初代内閣総理大臣・伊藤博文で、現在の神戸・花隈にあった住居から通勤していた。 当時の県庁所在地は75(明治8)年に完成した兵庫運河の一つ・新川運河の底に当たる。現在は運河のほとりに「兵庫城跡 最初の兵庫県庁の地」と記した石碑が立つのみだ。 同市兵庫区は県
平成26年(ワ)第95号 控訴人 長瀬猛 外1 被控訴人 兵庫県 外1名 意見の要旨 平成26年10月8日 大阪高等裁判所第2民事部3係 御中 原告 長 瀬 猛 果たして、朝鮮学校に対する補助金の交付は、公益上の必要に基づく公明正大な支出と言えるのでしょうか。私たちは予てより兵庫県が支払い続けてきた全国でも突出した巨額の補助金について疑いを持ってきました。 疑問の第1は、朝鮮学校における教育の事業が、北朝鮮労働党と一体となって活動する朝鮮総連の支配によって行われていることにあります。特定の政治勢力による教育の支配によってなされる「誤った知識や一方的な観念を植え付ける教育」は、教育基本法が禁じる「不当な支配」そのものであり、個人の尊重を基礎におく憲法13条、同26条に違反するものだからです。 疑問の第2は、北朝鮮の最高指導者を礼賛する思想教育の事業に毎年1億数千万円に上る膨大な経常費補助を行
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