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ブックマーク / serai.jp (1)

  • 「愛嬌とは自分より強いものを倒す柔かい武器である」(夏目漱石)【漱石と明治人のことば204】 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト

    今年2017年は明治の文豪・夏目漱石の生誕150 年。漱石やその周辺、近代日の出発点となる明治という時代を呼吸した人びとのことばを、一日一語、紹介していきます。 【今日のことば】 「愛嬌というのはね、--自分より強いものを斃(たお)す柔かい武器だよ」 --夏目漱石 夏目漱石が東京帝国大学や第一高等学校の教職を辞し、小説記者(専属作家)として東京朝日新聞に入社したのは明治40年(1907)5月だった。その翌月から4か月間にわたって連載した初めての新聞連載小説が『虞美人草』である。 上に掲げたのは、その『虞美人草』の冒頭、外交官志望の行動的な青年・宗近一と、哲学的な思索を習慣とする青年・甲野欽吾との対話からの引用だ。 従兄弟同士でもあるふたりは、会話を交わしながら山道を歩いている。宗近が「君は愛嬌のない男だね」と言うのに対して、甲野が「君は愛嬌の定義を知っているかい」と受けてから、独自の解釈

    「愛嬌とは自分より強いものを倒す柔かい武器である」(夏目漱石)【漱石と明治人のことば204】 | サライ.jp|小学館の雑誌『サライ』公式サイト
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