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人生と本と歴史に関するkj-54のブックマーク (2)

  • 文房具屋のおじいさん|青木杏樹

    2015年の春のこと。 わたしはまだ青木杏樹ではなく、ただ趣味小説を書いている人でした。毎日毎日、400字詰め原稿用紙を20枚ワンセットを消費しては、文房具屋に買いに行きました。帰宅するとまた明け方まで20枚消費し、日が高くなる頃には買い足しに行く日々が続きました。 小説とは応募するもの、小説とは他人に読んでもらうもの、という考えがわたしにはありませんでした。 わたしの中には小さな世界がごまんとあり、その世界で生きている人たちはたえず呼吸をしていて、畑を耕し、水を飲み、作物を売ったり買ったりしていました。ときには殺し合って世界は消えてしまうこともありました。そうした流動する世界線がいくつも走り、絡み、まじり、繰り返す、衝動にも近い意識と妄想がするすると動くものですから、歴史をつむぐように彼らの証をのちのちまで残せないものかと考えたのがどうもわたしの執筆の原点のようです。つまり応募する、評

    文房具屋のおじいさん|青木杏樹
    kj-54
    kj-54 2020/08/17
    忘れないでおこう。いろいろと。
  • ロバートは10代で自分のアートを見出したけれど、私は66歳でいまだに探し続けています - webDICE

    (c)yoshie tominaga ニューヨークを舞台に、写真家ロバート・メイプルソープとの出会いから別れまでの20年を綴った自叙伝『ジャスト・キッズ』、そして1980年代から2007年までに書かれた作品を集めた詩集『無垢の予兆』を日で刊行したパティ・スミス。10年ぶりとなる日でのライヴ・ツアーのために来日した彼女が著作について、そしてクリエイティブな志について語った。 書くためには、静かに孤独でいる時間が必要 ── 『ジャスト・キッズ』は2010年に全米図書賞を受賞し、昨年12月に日でも刊行されました。 驚いたというのが正直な感想です。コアなファンのためのものではないかと思ったのですが、それが42か国で翻訳され、全米図書賞を受賞し、世界中で100万部近く売れた。私の小さな物語が多くの人が読んでくれたということはたいへん嬉しく思うと同時に、次のも書こう、という気持ちにさせてくれま

    ロバートは10代で自分のアートを見出したけれど、私は66歳でいまだに探し続けています - webDICE
    kj-54
    kj-54 2013/02/02
    ニューヨークを舞台に、写真家ロバート・メイプルソープとの出会いから別れまでの20年を綴った自叙伝『ジャスト・キッズ』
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