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日本と近代に関するkj-54のブックマーク (3)

  • ゴードン『ミシンと日本の近代』(つづき):マイクロファイナンス、グローバリズム、「主婦」と家庭と社会、その他なんでも! - 山形浩生 の「経済のトリセツ」

    ミシンと日の近代―― 消費者の創出 作者: アンドルー・ゴードン,大島かおり出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2013/07/24メディア: 単行この商品を含むブログ (9件) を見る 昨日から引き続き、『ミシンと日の近代』。今和次郎の考現学を通じた洋装の発達とミシンの普及(そして各種服飾学院みたいなものの発達)のからみあいから、こんどは戦時中のモンペ(お約束の但し書きはつけません)の考案とナショナリズムとミシン文化の関連、そして戦後の蛇の目ミシンなどによるシンガー社のコピー商品の発達とそれに対する異様なまでのグローバル企業シンガーミシンの対抗策(うまくいかないが)。そして、最後に 1950 年代の、ドレスメーカーとしての主婦の役割再検討と、その急激な変質。 昨日、読みかけのときに書いた、1960 年代後半からの急激な裁縫/ミシン離れについても、当然きちんと記述がある。ミシンも

    ゴードン『ミシンと日本の近代』(つづき):マイクロファイナンス、グローバリズム、「主婦」と家庭と社会、その他なんでも! - 山形浩生 の「経済のトリセツ」
  • リベじゃないサヨクの戦後思想観 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    最近、仕事の関係もあって福祉国家論の周辺をいろいろ読んでいるのですが、今月出版された後藤道夫『戦後思想ヘゲモニーの終焉と新福祉国家構想』(旬報社)は想定した以上に興味深いものがありました。 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4845109964/sr=1-7/qid=1164872198/ref=sr_1_7/250-9670210-7433052?ie=UTF8&s=books この後藤さんというのはかなりゴリゴリのサヨクのようなんですが、それだけにリベラルなサヨクの弱点がよく見えているなあという感じです。 要は、戦前の開発独裁(という評価は些かどうかと思いますが、それはともかく)を否定すべく、日はもっと市民社会にならなくちゃいけない、もっと個人の自由を、という「近代の不足」を基調とする戦後思想の中で、多くの戦後知識人が自由主義の格的批判を経験せず

    リベじゃないサヨクの戦後思想観 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    kj-54
    kj-54 2014/02/28
    「近代的自由の本格的規制の問題に知識人の関心が向かわなかった。自由というと、国家からの自由と市民的自立という側面でのみとらえられ、自由主義の持つ野蛮な市場至上主義や非民主的性格に関心が向かわなかった」
  • 禁断の日本近代史(一) - おかくじら

    戦後に書かれた政党政治史には一つのお約束があります。民政党を善玉とし、政友会を悪玉として描くことです。 民政党は大正デモクラシーの申し子であり英米協調の平和主義政党、それに対して政友会は利権政治家の巣窟で大陸進出を進めた悪い政党、少なくとも私が読んだ近代史はどれもこういう見方でまとめられていました。 1)経済音痴の民政党 政友会が日の活路を大陸に進出に見出して英米と衝突して、大東亜戦争の敗戦を招いてしまった以上、外交に関していえば、政友会の政策は失敗だったと言わざるを得ません。 しかし政友会が大陸進出を党の政策としたのは、民政党の経済政策が失敗続きで日の経済を破綻させたからでした。民政党が経済オンチであった、このことは近代日史を描く際に、なぜか抜け落ちている視点です。 戦後の研究者は、英米協調を善とするあまり、ダメダメだった民政党の経済面を無視、ひどい物では正しい政策扱いしている人ま

    禁断の日本近代史(一) - おかくじら
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