2019年1月から活動を開始したKYCワーキンググループの成果物「サービス事業者のための本人確認手続き(KYC)に関する調査レポート」が公開されました。 KYCワーキンググループは、本人確認・KYCの現状の課題の分析を通じて次世代KYCのあるべき姿、法令やガイドラインとして調整・整備すべき事項、およびOpenID Connect等のID連携標準が具備すべき機能の洗い出し・検討を行い、社会実装へつなげていくためのきっかけを作ることを目的として活動しており、社員・会員企業の内26社から約60名の方々にご参加いただいています。 本レポートはワーキンググループ活動の成果を取りまとめたもので、以下のような章で構成されています。 KYCの定義 国内事業者におけるKYCの現状 次世代の目指すべきKYCの姿に向けて KYCに関する要素技術の調査 KYCとはそもそも何なのか、クレジットカードや仮想通貨交換業