日銀の白川方明総裁は27日、大阪市での経済4団体共催の懇談会で、足元の円高進行について「我々としても為替の動向を十分に注視して適切な対応をとりたい」と語った。懇談会の主催者側から相次いだ政府・日銀に円高対応策を要請する声に関しては「円高の動きが日本経済の下振れの要因になる場合には適時適切に対応すると繰り返し申し上げている。アジアの通貨に対する円高についても十分意識している」と説明。一方で「円高
日本銀行の白川方明(まさあき)総裁は26日、神戸大学で開かれた日本金融学会秋季大会での講演後の質疑で、「日銀の金融緩和は他国より控えめだ」との指摘に対し、「日銀が一番、緩和している」と反論した。一方、今後の政策運営については「必要と判断される場合には適時適切に行動する」と述べ、追加緩和も辞さない姿勢を改めて見せた。 白川総裁は、国内総生産(GDP)と比べた日銀の資産の割合が、米、英、ユーロ圏の中央銀行の割合より多いことを指摘。日銀は長年、経済の低迷に応じて国債などを買って資産を拡大してきたのに対し、今回の世界的な金融危機では日本の傷が比較的浅く、欧米の中央銀行ほど短期間に資産を膨らます必要がなかったため、「印象の差がある」と説明した。 一方で、「(これ以上)金融緩和が必要ないと言っているのではない」とも述べ、追加緩和を否定しない従来の姿勢も繰り返し強調した。 直近の円高については「経
“「Domo arigato, Bernanke-san」とクルーグマン教授が皮肉っている件=Tim Duyの指摘”と題された本石町日記さんの直近のエントリを読んで、意外に思われた方も多いのではないだろうか? 常日頃リフレ派的な言説を吐くTim Duyを取り上げて、「まあ、フェアな見方ではないかと思う」「私はTim Duy派ですが…」という評価を下しているからである。 その一方で、本石町日記さんは、最近のツイートで、リフレ派と一線を画し、現行のFRB(や日銀)の政策を支持するかねてからの姿勢を改めて明確にしている(例:ここ)。 反面、今回のエントリで取り上げられたTim Duyは、これまでFRB(や日銀)に対し、たとえば以下のような厳しい言説を吐いてきている。 ●2009/11/20エントリ「追い詰められたFRB(The Fed in a Corner)」より The Fed has ma
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