なぜ黒でなく、赤でもなく、「青」なのか? ――「青ペン書きなぐり勉強法」を実践した高校生たちが、ハーバード、東大、京大、早慶など、難関大学への現役合格を達成したというお話を伺いました。なぜ、黒や赤ではなく「青」が効くのでしょうか? 「青ペン書きなぐり勉強法」には、2つの技があります。ひとつは「青ペン記憶術」、もうひとつは「書きなぐりノート術」です。青ペン記憶術は、ノートに覚えたいことを書きまくるというシンプルな手法で、「記憶力が飛躍的に向上する」効果があります。「記憶」に、青という色が、なぜ大きくかかわるのか。 記憶力向上に結び付く青ペンの効果として言われているのが「鎮静効果」と「印象効果」です。 「鎮静効果」とは言い換えれば、リラックスできるということ。行動生理学の観点から、青には興奮した気持ちを鎮め、落ち着かせる効果があると言われています。青い文字を書き連ねることで、リラックスした状態