千葉中央署は20日、保育施設で預かっている子どもの口に無理やり総菜を詰め込んだなどとして、強要の疑いで、保育士、松丸知美容疑者(31)=自称千葉市中央区祐光=を逮捕した。 逮捕容疑は7月14日、勤務先の同区にある市の認定保育施設「わんぱくキッズ」で女児(2)が夕食を拒絶したことに立腹し、頭を平手でたたき「食べろって言ってんだよ」などと脅しながら、スプーンで女児の口の中に無理やり総菜を詰め込んだ疑い。 同署によると、容疑を認め、「食べさせなければいけない気持ちが強くてやった。平手打ちしたかは覚えていない」と供述している。当時、同施設には数人の児童がいた。ほかにも同様の行為をしていた疑いがあるとみて調べている。
日本たばこ産業(JT)が30日発表した5月の全国たばこ喫煙者率調査で、喫煙者率が19・7%となり、調査開始以来、初めて20%を割り込んだ。減少は19年連続で、前年から1・2ポイントの減少。高齢化の進展や健康に関する意識の高まりに加え、4月の消費税率引き上げに伴うたばこの価格改定などが要因とみられる。
サバやイカの生食による食中毒の原因となる寄生虫のアニサキス。かつては漁村など漁獲地に近い地域に多い食中毒だったが、最近は都市部での患者も増えている。アニサキスによる食中毒は、冷凍や加熱など調理法の工夫のほか、よく噛(か)んで食べることでも予防が可能だ。刺し身は柔らかいためあまり噛まないで食べる人も多いが、しっかり噛んで食べるようにしよう。(平沢裕子)◇ ◆患者は年3千人? アニサキスは、鯨やイルカなど海洋哺乳類の胃の中で成虫になる寄生虫。幼虫がサバやスルメイカなどに寄生し、それを生で食べることで食中毒を起こす。幼虫は魚介類が生きているときは内臓に寄生しているが、水揚げされた後は筋肉(身の部分)に移動。刺し身などを生食したとき、よく噛まないと幼虫が生きたまま胃や腸まで行ってしまう。すると、幼虫は人の胃や腸の中で暴れ、歯で胃の粘膜を突き破ったりする。おなかが痛くなるの
インターネットのブログで病院を「ここは刑務所か」と書き込み、相次ぐ批判で“炎上”状態となった岩手県議会の小泉光男県議(56)が岩手県内で死亡しているのが25日、見つかった。岩手県警は自殺の可能性があるとみて調べている。 小泉県議は、自身が受診した岩手県立中央病院で「241番の方」と番号で呼び出されたことに腹を立て、5日のブログに「ここは刑務所か!」と記述。また、「会計をすっぽかして帰った」とも記し、「県議にふさわしくない」「考えがおかしい」などとネット上で批判が広がった。 小泉県議は9日にブログを閉鎖。17日、記者会見し「公人としての立場を忘れ、著しく思慮に欠けていた」と謝罪。「治療費は払った。病院の慣行や歴史を考えず、不適切だった」と陳謝した。乙武氏入店拒否騒動 バリアフリーの本音と建前
人口わずか720人の集落で限られた住民しか使っていなかった方言が、全国区になった。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台、岩手県久慈(くじ)市の小袖(こそで)地区。ヒロインらが驚くときに口にする「じぇ」は若い世代が敬遠して廃れる一方だった。そんな中、降って湧いたようなブーム到来に地元は「じぇじぇじぇ」。識者は「方言復興へのきっかけ」と期待する。(五十嵐一)◇封印を解かれて 「同じ音なのに違って聞こえた。出演者がおしゃれな感じで使うのが新鮮で、番組が始まってから気軽に使えるようになった」 こう語るのは「小袖北限の海女の会」の大向広子会長(53)。地元を離れていく若い世代が都会で恥ずかしい思いをしないように標準語に慣れさせるのが親心。「子供が小さい頃、まねしないように使うのを封印していた」と振り返る。 人気に火がついた「じぇ」だが、集落で使っていたのは年配の漁師や海女ぐらいで消失寸前の言葉だ
宮内庁は、来年12月に成人となる秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまが洋装正装時に着用されるティアラ(宝石付き小冠)の制作業者を、初めて公募することを決めた。首飾りなど宝飾品全体のデザインも含めた企画競争入札で、予算額は約2890万円。6月5日が締め切り。美術や工芸の専門家による審査委員会を経て同月中に選ばれる。 ティアラは、新年祝賀の儀や外国の賓客を招いた宮中晩餐会などで着用される重要なもの。かつて制作業者は随意契約や、対象業者を限った上で価格のみを争う指名競争入札で決まっていた。2年前成人された秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまの際には指名競争入札で、「ミキモト」(東京・銀座)と争った「和光」(同)が落札、制作した。 宮内庁は「価格だけでなくデザインも重視するため、ご夫妻と佳子さまにご相談した上でコンペ方式に決めた」としている。 審査委員は、文化勲章受章者の高階秀爾大原美術館館長、宮田亮平東京芸術大
<コツメカワウソの四つ子=4月9日(京急油壺マリンパーク提供)> 神奈川県三浦市の水族館「京急油壺マリンパーク」で2月末、「世界一小さいカワウソ」と呼ばれるコツメカワウソの四つ子が生まれた。同水族館で初めての繁殖成功で、5月20日に一般公開される。ぬいぐるみのような愛らしい姿が人気を呼びそうだ。マリンパークによると、四つ子は雄と雌それぞれ2頭ずつ。名前は一般から募る予定。コツメカワウソは主に東南アジアに生息し、体長45~60センチ。ワシントン条約で絶滅の危険性が高くなるおそれがあるとして希少種に指定されている。マリンパークの担当者は「手で物を器用につかんで遊んだり、食べ物を食べたりする姿が特にかわいい。親子で遊ぶ姿を見に来てほしい」と話している。
電通、月内に研究所 広告代理店大手の電通は3日、アイドルやアニメなどの熱狂的ファンである「オタク」を専門に研究するシンクタンク「オタクがラブなもの研究所」を3月中に設立することを明らかにした。オタク専門の研究機関は業界初という。オタクたちがメガヒットをいかにしてかぎ分けるのかを分析。「ヒットメーカー」としての感性を商品開発に反映させ、新たなヒットを仕掛ける狙いがある。 研究所では、オタクの関心がどこにあるのかを定点観測。オタク研究の有識者ネットワークを構築するなどしてヒット商品の開発に生かす。 オタクに対する世間のアレルギーも大幅に減っており、電通の調査では「自分をオタクと思うか」の質問に約38%が「そう思う」「そう言われる」と回答。狭い世界での流行がインターネットを通じて情報発信され、幅広い人々に受け入れられやすくなっていることもビジネスチャンスを生む背景になっている。 確かに「オタクの
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