都心の大通り沿いにある一軒の小さな寿司店。北海道の漁港と契約し、産地直送で新鮮なネタを仕入れる同店は、週末ともなれば連日満席という人気店だが、5月下旬のある日曜日の夜、有吉弘行(39才)は他の客に交じってカウンター席に座っていた。 「ひとりでやってきては、カウンター席のいちばん端っこにポツンと座って、浮かない表情でした。板前や店員ともしゃべることなく、日本酒を片手に、握りを黙々と食べていましたよ」(居合わせた客) いまや、レギュラー番組13本、うち10本が冠番組という芸能界一の売れっ子となった有吉だが、この日はため息混じりの“おひとり寿司”だった。 そして、わずか30分ほどで店を後にした有吉は、うつむきがちに、トボトボと夜道を歩く。そんな彼が帰った先は、ある超高級マンションだった。 「有吉さん、4月下旬にこの高級マンションに引っ越したばかりなんですよ。大物芸能人が数多く住んでいるところで、