現在放送中のNHK連続テレビ小説『ひよっこ』で、ヒロインを明るく支える叔父・小祝宗男を好演しているロックバンド・銀杏BOYZの峯田和伸(39才)。見ているものを和ませる、不思議な魅力を持つ彼の素顔に迫る。 『ひよっこ』で最も印象的かつ胸に重くのしかかったのが、宗男が自らの戦争体験を語るシーン(7月4日放送)だ。 「多くの犠牲者を出したインパール作戦のことは、映画や本で知っていたので、最初に台本を家で読んでいた時は、気持ちが沈んでしまい、泣きそうになりました。 その気持ちのままで収録現場に行ったのですが、鈴子役の宮本信子さんから、『泣いちゃだめよ』って言われて、ハッとしました。確かに宗男だったら、ほがらかに言うんじゃないかなと思って。いろんなつらい経験をしているけれど、若い人たちもいる手前、なるべく軽くならずに、笑って言おうと。せりふで出てくる真っ暗だったジャングルで、イギリスの少年兵と銃を
放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、9月24日夜に亡くなった川島なお美さんを追悼。 * * * 「息を引き取るまで川島なお美はやっぱり川島なお美のままでした」 24日、胆管がんのため、都内の病院で亡くなった川島なお美さんの御主人でパティシエの鎧塚俊彦さんが自身のFacebookに寄せたコメントである。 さすがは御主人。なお美さんのことをよくわかっていらっしゃるし、最期まで女優として生き抜いた川島なお美さんのことを「カッコイイ」と感じたのは私だけではないだろう。 なお美さんと私とは、三枝成彰さんや林真理子さんがリーダーシップをとってくれている「エンジン01文化戦略会議」という文化人団体で、共に「動物愛護委員会」に所属。さまざま活動してきた。 今年3月にも、富山県で行われたオープンカレッジに参加し、環境省に提出する動物愛護の
フジテレビが不振から脱出できない。『笑っていいとも!』の後番組『バイキング』の低視聴率ばかりが注目されているが、ほかの新番組も不発だ。テレビ局関係者が話す。 「4月の改編で、ゴールデンタイムに『ジャネーノ!?』(月曜20時〜)、『クイズ30〜団結せよ!〜』(日曜19時58分〜)、『ワンダフルライフ』(日曜21時〜)という3本の新番組がスタートしました。しかし、初回は『ジャネーノ!?』が6.7%、『クイズ30』が8.3%と、どちらも1ケタ。ともに2時間スペシャルです。長時間番組になればなるほど、数字は上がる傾向にあるので、この視聴率は相当低いです」 『ワンダフルライフ』は初回こそ10.5%だったが、2回目に3.3%と歴史的惨敗。3回目は5.5%と若干持ち直したが、低視聴率に変わりはない。なぜ、新番組がことごとく不発に終わっているのか。 「『ジャネーノ!?』『クイズ30』は、関根勤や尾木
都心の大通り沿いにある一軒の小さな寿司店。北海道の漁港と契約し、産地直送で新鮮なネタを仕入れる同店は、週末ともなれば連日満席という人気店だが、5月下旬のある日曜日の夜、有吉弘行(39才)は他の客に交じってカウンター席に座っていた。 「ひとりでやってきては、カウンター席のいちばん端っこにポツンと座って、浮かない表情でした。板前や店員ともしゃべることなく、日本酒を片手に、握りを黙々と食べていましたよ」(居合わせた客) いまや、レギュラー番組13本、うち10本が冠番組という芸能界一の売れっ子となった有吉だが、この日はため息混じりの“おひとり寿司”だった。 そして、わずか30分ほどで店を後にした有吉は、うつむきがちに、トボトボと夜道を歩く。そんな彼が帰った先は、ある超高級マンションだった。 「有吉さん、4月下旬にこの高級マンションに引っ越したばかりなんですよ。大物芸能人が数多く住んでいるところで、
介護生活におむつは切り離せない。歌手・綾戸智恵さん(56)は、2004年から母の介護を続ける。今でこそ母の「下のお世話」も手慣れた綾戸さんだが、当初は苦労の連続だったと語る。 * * * もう10年以上も前の話ですけどね。当時レコード関係のとってもエライ方にすごくお世話になってまして。その方が体調を崩されて、鼻から管を入れて酸素を送り込むやつあるでしょ、アレを使い始めたんですよ。 で、その方が「俺はこんなのつけるようになったから業界を去る」って言い出したんです。その時は「えらいもったいないことおっしゃいますなぁ」って思ったんです。そんなこと言わんと、酸素ボンベ引っぱりながら仕事すればええやないですかって……。 その後、私は認知症の母親の介護をするようになりました。母におむつを穿かせるようになってはたと気付いたんです。 あの酸素ボンベも母のおむつもおんなじやって、どっちも必要だから身に付ける
ビートたけし「一言でいえばタモリは白米のようなタレント」 NEWS ポストセブン 4月5日(土)7時6分配信 32年の歴史に幕を閉じた『笑っていいとも!』(フジテレビ系)、最後のテレフォンショッキング(3月31日)にゲストとして呼ばれたビートたけしが、同番組の司会者・タモリについての思いを語った。 最近じゃ、いろんな人がタモリのことを論じているようだけど、一言でいえば、この人っていうのは「白米のようなタレント」なんだよな。オカズが毎日どんなものに変わっても、結局は欲しくなる「変わらなさ」を持ってるってことでさ。 『いいとも!』には、芸人にしても、アイドルにしても、その時々の「旬」といわれるヤツラが揃うわけだけど、それはいってしまえば「日替わりメニュー」のオカズでね。目新しくて一時は注目されるけど、毎日食ってると飽きちまうというさ。 激辛の辛子明太子やスパイスタップリのエスニック料理も、たま
NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』第9週が、平均23.2%という高視聴率を記録した。クライマックスでは、西門家の末娘・希子が、公衆の前で歌声を披露。ものすごく無口で引っ込み思案で、しゃべった!と思っても蚊の鳴くような声だった彼女の、意外な才能が開花した瞬間だった。 希子を好演しているのが高畑充希(22才)。2005年、ホリプロが主催するオーディションで9621人の頂点に立ったシンデレラガールだ。 今大ブレークの時を迎えている彼女がここまでのし上がったのには、3人の超大物との出会いがあった。 彼女の歌声に惚れ込んだのが、コブクロ・小渕健太郎(36才)だ。2007年小渕は、デビューシングル『大切なもの』をプロデュース。 「レコーディングでは、小渕さんが高畑さんに直接アドバイスされていました。“自分の心の中にある大切なものは、なくした瞬間に初めて大切だったことがわかる。そういう思いをくみとりな
戸田恵梨香(25才)と勝地涼(27才)の音楽ライブデートがキャッチされた──。 ロックバンド9mm Parabellum Bulletのライブが9月9日、神奈川・横浜BLITZで行われた。轟音に煽られ体を揺らす観客の中、1組のカップルがひときわ注目を浴びていた。戸田恵梨香と勝地涼だった。 「ふたりは最初、2階の関係者席に座っていたんですが、ライブが始まると勝地さんが立ち上がって、恵梨香さんも彼の腕にしがみつくように立ち上がってノリノリでした。勝地さんは赤いハットを被って目立ってたからか、気づいていた人はとっても多かったんですよ」(目撃した観客) 顔にダラッとかかった特徴的な前髪に、腰にはジャラジャラとぶら下がった装飾品、常にクネクネと腰を前後に揺らす…。NHK連続テレビ小説『あまちゃん』ではわずか1話のみの出演ながら、“前髪クネ男”という強烈なキャラを演じて話題をさらった勝地。過去には、池
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